森弘志 小品展

 6月17日(水)~6月22日(月)      新得町生まれ、地元十勝にとどまり「絵画とはは何か」「この時代に平面を描く意味は何か」を根源的に考え制作する全道展会員。北都館で6回目となる個展。2009年から時流の反対側に向かうエネルギーはあるのかの問いからはじまり、独自の視点でとらえ、他にはない表現で好評の十勝風景。その後静物画を手がけています。今回は「森弘志の木」と題してF6,F8の18点が並びます。「10数年前に十勝の木をテーマに個展を行ったが風景の中の木であった為、何も解っていなかった気がしていた。今展では花、葉、枝を排除し目の高さ触れる事の出来る距離、足元の根だけを描いている。学習のためという側面がある。」と言うように常に自らを見つめ高みを目指す姿勢が伺えます。身近にあるシラカバ、カシワ、イチョウ、ポプラなどが作為なく素直に描き留められた画面、そこに在るという存在感に満ちています。キャプションに一つ一つの解説もあり、地元愛伝わる絵じっくりとご覧ください。

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☆全道展を彩った画家たち 物故作家展☆

  6月15日(月)~6月29日(月)

今年11月には80周年記念展が開催される全道展。戦後間もなくの昭和20年12月に新しい展覧会をやろうじゃないかという思いの21人の創立会員が集まり誕生。当時を振り返り八木保次は「創立会員の何より描きたい。」という気持ちに圧倒されたという。創立当時は疎開画家が多かったため中央とのつながりが強く、様々な中央公募展に出品活躍している作家も多く。「個が集団を突き動かす。」という哲学のもと集団のための個であってはならない、ボスを作らないというのが全道展会員の共通理念となっている。先達の歴史的業績を尊重しつつ、さらに新しい表現を求め切磋琢磨し前進しています。全道展を彩った画家たちの第二弾としての「物故作家展」すでに亡くなり生前独自の作風を生み出し功績を残した会員、みな絵に対し純粋で会に対する想いも強い19人の作品を展示。懐かしい絵の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

    矢元政行 小品展

  6月10日(水)~6月15日(水)

伊達市在住の矢元政行さん北都館で回を重ねて9回目となる個展。道教育大学旭川校で故神田一明氏のゼミで学び行動展、全道展会員として道内外で活躍。絵を描くことは心の澱みを吐露する行為と考え格差社会とか閉塞感漂う日本の状況を象徴し、巨大な建造物に無数の人々が群がる様子を描いている。下地ずくりに時間をかけ奥深いマチエールが持ち味で、落ち着いた色調の中にも様々な色彩が響き合う画面。今回は「予感」と題して106.5×45.5cm「パラダイスタワー」を中心にミニサイズまで26点が並びます。ビルディングや住居などの建物、樹、さつまいもなどに無数の人が群がる絵や新宿駅やスカイツリーなど大小様々、額なしで側面まで楽しめる絵や、横長や縦長の変形作品も多くバラエティーに富み、懐かしさ郷愁に満ちた絵の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

   木内ヒロ 絵画展

 6月3日(水)~6月8日(月)

むかわ町在住の木内ヒロさん、北都館で昨年に続き2回目となる個展。22歳の頃むかわ絵画サークルで絵をはじめ、その後45歳で苫小牧絵画教室に通い先生より抽象画を進められ、2012年より新道展に出品2019年会員推挙、苫小牧美術協会会員。2020年から毎年苫小牧のファッションメールプラザギャラリーで個展するなど個展は20回を数えます。「ボン・ボヤージュ心の旅」と題して自らの人生を旅に見立て、その時々に感じたことなどを抽象表現。F20からミニサイズまで28点が壁を彩ります。「私にとって絵を描くことは不思議な体験をしているのと同じでワクワクします。皆様も絵と対話していただき心に残る一枚があったら大変な喜びです。」と水彩、アクリル、油彩、パステルなどを使い多様な技法でたくさんの色彩が響き合うオシャレな画面。心豊かなひとときおたのしみ下さい。

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全道展を彩だった画家たち~創立会員展~

  6月1日(月)~6月14日(日)

戦後すぐの混迷期に道内在住画家と中央画壇で活躍する疎開画家により新しい展覧会を作る話が盛り上がり昭和20年12月に全道展が創立。「北海道の美術文化の水準を高めて、これの普及に貢献すること」を目的とし、当時30、40代の居串佳一、池谷寅一、一木万寿三、伊藤信夫、岩船修三、上野山清貢、小川マリ、小川原脩、菊地精二、木田金次郎、国松登、斎藤広胖、高橋北修、田中忠雄、田辺三重松、西村貴久子、橋本三郎、松島正幸、三雲祥之助(絵画)、山内壮夫(彫刻)、川上澄生(版画)の21人の創立会員が集まり翌年6月に創立展開催。11月に第1回公募展が開催され、自由に絵を描ける平和を感じて、美術ファンに明るいニュースとして話題となった。以来北海道美術に多大な影響を与え、今年80周年記念展が北海道近代美術館で開催されます。今回は15人の作品が並びます。長い歴史の礎を築いた画家たちの息吹感じていただけたら・・・・・

    水口奈緒美 個展

  5月27日(水)~6/1(月)

南区在住の水口奈緒美さん北都館では初となる個展。4歳より音楽教室、6歳でピアノをはじめ、札幌大谷短期大学音楽科ピアノコースを卒業。中学校の音楽教諭を務めた後、自宅でピアノ教室を主宰。子供のころからの絵への想いが募って2018年ふじ美術会で越澤秀先生に師事。2021年には北のサムホール展大賞、新道展にも入選し現在会友となり2023年初個展。独立展、全道展会員の宮地明人先生の教室で腕を磨いています。今回は「~人物と猫と音楽と~」と題しアクリル絵の具やパステルで描かれたF60からSMまで23点が壁を彩ります。娘さんや知り合いの女の子、飼い猫がリアルに描かれた画面からは豊かな表情が伝わり微笑ましい思いに。キャプションのQRコードを読み込むとピアニストの娘さんの演奏した曲を聴くことができます。大好きな音楽と猫、絵が響き合う贅沢な空間。幸せ感じる絵の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

    中村富志男 風景画展

  5月20日(水)~5月25日(月)    十勝の清水町在住の中村富志男さん北都館では初となる個展。子供のころより絵を描くことが好きで、中学校では美術部に所属。地元清水町の役場に勤務、40歳の頃より区民センターで水彩をはじめ、のちに油絵に在職中より白日会など公募展に出品。昨年白日会会員推挙となり、道展、日展にも出品を続けています。今回は「北海道ぶらり絵描き旅」と題してF20からF3まで21点が壁を彩ります。北海道7岬編として北海道の突端の知床岬、納沙布岬、宗谷岬、神威岬、白神岬、地球岬、襟裳岬と島牧村の中茂津多岬を取材し制作した写実絵画。このシリーズも修了まじかで岬周辺の景色が落ち着いた色調で点描風に丁寧に描かれた画面。北海道の魅力伝わる絵の世界おたのしみ下さい。

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  ☆ SM、F0の小さな絵30人展 ☆

  5月17日(日)~5月31日(日)

絵画のサイズはキャンバスなど支持体の大きさで号数とアルファベットで表記され、数字は長辺の長さで、短辺との長さの違いからS(1:1正方形)、F(1.2:1)、(P1.4:1)、M(1.6:1)がありF4やP6などと表記されています。SM(サムホール)はF、P、Mの付かない特殊なサイズで親指で持てるほどの1号と2号の間のサイズ。小さいながら使い勝手がよいサイズで人気ですが、一方大きなサイズと手間は変わらず細密な描写で難しいといわれます。SMのような小さな絵は住宅などに単独で飾られ、日常的に目に触れて楽しむことが多く上品で落ちついて、温かく気分を明るくし温厚で毎日見ても飽きない絵で価格的にもお手頃で身近に楽しめます。麻生容子、石岡剛、遠藤彰子、片山弘明、樋口洋、藤井高志、山内滋夫、山内大介など30人による絵を集め展示。日々の暮らしにお好みの1点をどうぞ!

     池田宣弘 小品展

  5月13日(水)~5月18日(月)

清田区在住の池田宣弘さん昨年に続き北都館で2回目となる個展。仕事の傍ら絵を描き全道展会員、独立展会友として制作発表。人類の文明の行く手を予告する黙示録的な画面を創り出し。今は絵に専念する日々、肩の力を抜いて自らの画業を追求。色の鮮度にこだわり、光の差し込みで生じる影のグラデーションを追求。今回は「初夏へのいざない」と題して25点を展示。海をテーマとした絵を中心に抽象やコラージュも。40年ほど前に描き未発表の20号の海の絵、手を入れて出品しようと思っていると、新たなイメージが沸き50号の作品が仕上がり「禁じられた遊び」として合わせての展示となります。ウクライナはじめ反戦がテーマですが、重厚な表現は避け、夏の爽やかさ薫るロマンチックな絵。何より絵を愛する想いが伝わってきます。こだわりの絵画世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

   高橋兄妹 作品展

 5月6日(水)~5月11日(月)

琴似出身の兄高橋一哉さんと妹小野詩子さんによるゆかりの地、北都館で初となる兄妹展。父高橋昭一さんは道展会員として活躍した彫刻家で幼い頃より芸術に触れる環境で育っています。一哉さんは北海学園大学を卒業。学生時代からマンガ家を目指してペンによる細密手描きにこだわり制作し、現在もアイヌにまつわる長編マンガ「シャクシャインの戦い」を手がけています。詩子さんは大谷短大で油彩を学び、学生時代には全道展にも入選。立体感を出すためにアクリル絵の具などで盛り上げる独自の技法、商標登録している「あぴあーと」を制作。私たちが生み出すものをテーマとして、一哉さんは手描きの原画やプリントを多数展示。詩子さんはバラをモチーフとしたモダンアート17点。それぞれに情熱を傾けるアートの世界おたのしみ下さい。

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   ☆ 室内風景、静物画 ☆

   5月1日(金)~5月16日(土)

静物画とは切り花や食材、食器や楽器、書物など動かないものを対象に描かれ、シンプルながら奥深さが楽しめます。また見たものそのままを写実的に描くだけでなく、構図や色彩など画家の感性に基づいて自由に表現できるのが魅力。17世紀頃のフランスやイタリアでは人物画や宗教画に重点が置かれ静物画は「死せる自然」と見下されていたが、オランダで身近なモチーフの静物画が普及し「動かない命」という呼び方が定着。近代絵画の父と呼ばれるセザンヌは200点以上の静物画を残しキュビスムは20世紀美術に多大な影響を与えた。島田章三、坂口紀良、神田一明、八木伸子の静けさ漂う室内風景。五百住乙人、松田環、岸葉子のバラ、ガクアジサイ、ダリアなどの花。藤井高志、森山誠らのリンゴ、梨、ブドウ、桃などのみずみずしい果物。・白黒のコントラストが魅力の清水敦のメゾチントなど12人による17点が並びます。身近で静謐さ漂う絵の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

   パリを夢見た道産子画家

  4月29日(水)~5月4日(月)

明治期から現在に至るまで、日本人画家にとってフランスの首都パリは憧憬の地であり続けた。海路や陸路を経て幾日もかけて辿り着いた彼らは、異国の空気に触れながら独自の表現を追求し、同時代に滞在した芸術家たちと切磋琢磨し制作に励んだ。エコール・ド・パリ(パリ派)は20世紀前半パリで活躍したモデリアーニ、シャガール、フジタらの総称でパリが最も華やかなりし頃で、憧れの芸術の都へ日本からも数多くの画家が訪れ、その感動をキャンバスに描き収めています。北海道ゆかりの画家、増田誠「リューパスカル」、小野州一「ノートルダム・ド・パリ」、蛯子善悦「トレポールの断崖」、武田範芳「パリ郊外」、伊藤仁「セーヌとポンヌフ」、石岡剛「サンヴィンセントゲイト」、加藤清江「ブローニュの森」など11人23点を展示。それぞれの画家の息吹伝わるオシャレな絵ごゆっくりとおたのしみ下さい。

     高橋玲香 個展

  4月22日(水)~4月27日(月)

南区在住の高橋玲香さん北都館では初となる個展。平岸高校から北海道教育大学特美に入学、専攻科修了後は札幌大谷高校の教師を務め結婚を機に退職。子育てが一段落し、仲間の活躍も刺激となり50歳を過ぎてから道展へ出品をはじめ2019年会員推挙。大谷高校の講師も務め制作発表を続けています。今回は「FIERD DIARY」と題してアクリル絵の具で描かれた様々なサイズの23点が壁を彩ります。北の沢の豊かな自然に囲まれた環境の中で暮らしていて、日々送る生活の中で心動かされた瞬間の光景を表現しています。縦長の「ウバユリの早春」を中心にコスモスなどの花々、スズメやカラス、猫などの生き物、木馬などが描かれています。どれもマチエールなどにも工夫がなされコラージュやヒビ割れや木目などの表現も見られ画面に深みが感じられます。自然の営みが伝わる絵の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい

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  ☆ 愛しき生きものたち ☆

  4月16日(木)~4/30(木)

地球上には動植物が3000万種いるとされ、互いに深く関わりながら生きています。その暮らしは食べたり、食べられたりなど生きもの同士の様々な繋がりで支えられており、私たちにも及んでいます。近年気候変動など自然環境のバランスが崩れていますが豊かな自然に守られることを願います。太古のラスコーの洞窟の壁画にも動物が描かれ、人との関わりを見ることができ。今も動物園、水族館などで親しんだり、ペットとして可愛がっている生きものたちも数多く絵に描かれています。岩船修三「善い狐のかみさま」、国松登「氷上の人」に描かれた狐。池田万寿夫、越智起久張の羊。手島圭三郎、生田宏司の梟。馬、鳩、魚、猫など21点が並びます。それぞれの生きものたちに生命の不思議感じていただけたら。

     田中郁子 展

  4月15日(水)~4月20日(月)

浦河町在住の田中郁子さん北都館では毎年この時期で5回目となる個展。99年新道展初入選以来順調に制作を重ね12年会員推挙、主体展でも会員となり、この一年の間にも個展、グループ展も数多く精力的に発表を続けています。歳を重ねるごとに好きなものが増え臨床美術士、人権擁護委員、水道メーターの検針をしながら絵を描き、孫と遊び充実した日々を送り、歳を感じさせないバイタリティーには感心するばかり、一つ一つの作品の軌跡が次へと繋がること、そして見る方にも繋がっていけたらという思いで「つながるさきへ」と題し新作20点が壁を彩ります。作品タイトルはすべて年齢を表す数字のNo、61で、その時々の自らの表現の様を表しているようです。鮮やかな色彩ダイナミックな画面からは勢いのある動きが伝わります。心躍る抽象画の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

   羽山雅愉 小品展

 4月8日(水)~4月13日(月)

小樽市在住の羽山雅愉さん北都館で一年ぶり9回目となる個展。全道展のベテラン画家として制作発表を重ね元気な姿を見せています。個展は50回以上を数えグループ展などを続けています。画風も次第に変化を遂げていますが、年を重ね円熟味を増しています。黄昏をテーマとして小樽、釧路などの港町を幻想的でロマンティックに表現した絵は多くのファンを魅了しています。今回はF15からミニサイズの作品19点が壁を彩ります。F15黄色に染まる「丸い運河」を中心に運河界隈の景色が黄色や赤、水色などで描かれ、日銀も白に色どられ省略された形とともにより幻想的に。ミニサイズの貝や梯子、家は紙竹ひごがコラージュされ遊び心が感じられます。オシャレで優しさ広がる絵の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

    前田陽風 日本画展

  4月1日(水)~4月6日(月)

音更町在住の前田はるかぜさんの初個展。京都芸術短期大学を卒業後十勝の建築設計事務所に就職し、農家に嫁いで農業に従事。子育てが落ち着いてからも設計の仕事に就き京都芸術大学通信教育部で学び、また地元を題材とした絵本「すずめの冒険」を作るなど精力的に活動しています。4年前より日本画をはじめ谷地元麗子さんの指導を受けています。はじめは農婦シリーズで作業のしんどさをデフォルメして描き、十勝の風土や歴史に根差した絵をと、自然の中で共に生きる同志である動物たちに目を向け制作。「カラスのかみさま」と題し25点が並びます。十勝郊外では家に屋敷ガラスが1、2羽いてペットのように接しそのユーモアな姿に惹かれると。他にスズメ、猫、キツネ、馬などが描かれ個々の生命の美しさが感じられます。絵の具に地元の土を混ぜるなど、この地にたくましく生きる者たちへの賛辞が伝わる絵、ごゆっくりとおたのしみ下さい。

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 ☆ 東京芸大に学んだ画家たち ☆

  4月1日(水)~4月15日(水)

東京藝術大学は日本の芸術大学の中でも最高峰と位置付けられ、きめ細かな少人数教育を通じて国内外の第一線で活躍する芸術家や研究者を育成輩出。明治20年に改組した東京美術学校と東京音楽学校を前身として昭和24年新制大学として設置され139年の歴史を誇ります。藤田嗣治と同級、芸術院会員の長谷川昇は東京美術学校を明治43年卒業。梅原龍三郎に師事、東京芸大名誉教授の久保守は昭和4年卒業。共和町に美術館のある西村計雄は4年入学。小樽生まれの渡辺祐一郎は17年卒業。独立展会員松樹路人は24年卒業。道教育大旭川校名誉教授神田一明は東京芸大32年卒業。愛知芸大名誉教授笠井誠一は34年専攻科終了。道教育大名誉教授山本勇一は44年大学院修了。道教育大岩見沢校名誉教授梅津薫は47年大学院修了。小樽市在住の三宅悟は51年卒業。札幌市在住の西村一夫は52年大学院修了。11人による18点が並びます。それぞれの絵画世界おたのしみ下さい。

  藤谷康晴 EZOパンクス小品展

  3月25日(水)~3月30日(月)

東区在住の藤谷康晴さん北都館で初となる個展。仕事をしながらアーティスト活動を続け2006年初個展以来国内外で活動しています。写楽の大首絵に出合い存在のリアリティを感じたと、過剰な線描と色彩で描くハイパードローイングという手法で江戸の浮世絵をモチーフに異形の存在を表現する北海道版の大首絵「EZOパンクス」を版画和紙に水彩、キャンバスにアクリルで描いています。今回は「北辰無礼講」と題してEZOパンクスの小品17点を展示。「鼠色の電信柱が黒目を重ねた白いシラカンバに切り替わる。過去から現在、未開から開拓、先住と移住といった時間の流れの中の歴史を幻視するするコンクリートランドにEZOパンクスを解き放つ、時空を超越した臨場感の中に生きる力を感じていただけたら」と。創造性に富みオリジナリティあふれる絵ごゆっくりとおたのしみ下さい。

   竹生洋子 油彩画展

 3月18日(水)~3月23日(月)

豊平区在住の武生洋子さん北都館で一年ぶり4回目となる個展。昨今、油絵の制作をする方が少なくなっている中で、何より絵が好きという思いで長年に渡り制作、昨年全道展会員推挙となり制作の励みとなっています。独立展会友として出品、毎年東京へも足を運んでいます。高校時代は道展会員亀山良雄氏に師事し卒業後も仲間と「グループ未知」で54回もの展覧会を開催。「記憶の象」と題してF30からSMまで17点が壁を彩ります。自らの記憶をたどり描かれ、30代から健康のために続けているヨガや母体からイメージした画面構成、絵の具を何度も重ねた重厚な画面から油絵具が輝いています。F30「記憶の象」を中心にF4はかつて訪れたフランスやイタリアの風景、SMは人物と、勢いのある筆致でのびのびと描かれた油絵の魅力伝わる絵おたのしみ下さい。

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   ☆ 木版画の叙情 ☆

  3月16日(月)~3月30日(月)

河野薫(1916~1965小樽生まれ)はシベリア抑留のあと、自ら彫り、引っかき技法を駆使し、いか墨を利用したセピア調の色彩で独特の味わいを表現、しばらくぶり再会した娘にイメージを合わせ幼子たちの姿を描く。川上澄生(1895~1965横浜生まれ)は木版画の詩人と呼ばれ棟方志功にも影響を与えた。昭和20年白老に疎開、全道展創立会員に名を連ねる。南蛮と文明開化をテーマに異国情緒と懐古趣味に満ちた独自のプリミティブな作品を生み出している。谷内六郎(1921~1981東京生まれ)は週刊新潮の表紙絵を25年に渡り担当、子供たちの無邪気な表情、自然を美しく清々しくとらえ独特の描写でノスタルジックな昭和の風景を残す。小樽で活動した金子誠治(1914~1994)は版画は装飾をどんどん取り除いて、最後に残った色と線だけが本質を表現しているとヒューマンで温もりのある作品を残す。それぞれの叙情性あふれる作品に心温まるひとときお過ごし下さい。

   阿部真由子 個展

 3月11日(水)~3月16日(月)

東区在住の阿部真由子さん北都館で初の個展。札幌大谷大学芸術学部美術学科日本画専攻で学び、卒業後も地道に制作し個展、グループ展で発表を続け、北都館の新春日本画展にも毎回参加しています。記憶や夢、蓄積された本質だけ残った思い出、人の心の根底にある繋がりを意識して言葉にできない感情を絵にできたらと、日本画の技法や絵の具をベースに他画材を組み合わせた絵画や彫刻など幅広く制作。今回は「眠る灯」と題して絵画19点と小さな彫刻7点が並びます。870×850の「こころはひらいて」を中心に人物の描かれたM30の3点、箱額に収まった着彩されたレリーフ5点など。彫刻は日々が重なり時間を経た記憶の輪郭が削られ丸い石のようになった姿が愛おしいとシンプルなたたずまい。ピュアなハート伝わる癒しの空間ごゆっくりとおたのしみ下さい。

   中村まり子小品展

 3月4日(水)~3月9日(月

北区在住の中村まり子さん、北都館で6回目となる個展。道教育大学岩見沢校油彩画研究室で学び、2年時に訪れたフランス、スペインでピカソやミロの名画に圧倒され絵を描く気持ちが強まったと。大学院修了から5年がたちすっかり社会人らしく仕事と制作を両立し海外へも度々訪れ絵への情熱も増しています。現在二紀展準会員としてグループ展など道内外で精力的に活動。今回は「ふくさなる果実」と題してF30からF0までの15点とペン画5点が並びます。裸の子供をモチーフとして母性をテーマに胎内にいる様な柔らかな心地よさと、包み込まれる温かさが感じられる絵。「ふくさなる」とはふっくらと柔らかい様で、子供と果実の描かれた絵からは柔らかな心地よさが伝わってきます。油彩、テンペラ技法のピンクや黄緑のパステル調の幻想的な独特の世界おたのしみ下さい。

  絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

   ☆ 女流画家展 ☆

 3月1日(日)~3月15日(日)

春三月を迎え、女性画家の絵を集め展示。小樽生まれの加藤清江アルペンスキーも得意で道展、一水会を中心にパリにも滞在し70歳まで画業一筋に。全道展創立会員西村貴久子は昭和の初め上京、奔放なタッチ強靭な色彩を駆使しあふれる情熱を表現。札幌生まれの小川マリは夫三雲祥之助と共に全道展の創立に参加、札幌洋画研究所の講師も務め、透明感あふれる色彩と軽やかな筆致による独自の静物画を。その教え子八木伸子と岸葉子共に全道展、春陽会、女流画家展会員。八木伸子は夫八木保次と絵画教室を主宰し後進の育成、洋画の普及に貢献。岸葉子は一貫して裸婦を制作。大谷久子は全道展、行動展会員、外遊20回、個展40回以上と積極的に活動。藤野千鶴子は新道展、美術文化協会委員、「宙の画家」と呼ばれユニークな形象世界を展開、人々に生きる歓びを与えた。12人による20点を展示。女性ならではの明るく華やいだムードおたのしみ下さい。

     糸塚章子 展

  2月25日(水)~3月2日(月)

東区在住の糸塚章子さん、北都館でこの時期に8回目となる個展。道彩展会員として制作発表、先週は道彩会有志による「みず展」を終えたばかりで精力的に活動しています。風景は現場で短時間に勢いのある筆致でのびのびと仕上げられその場の雰囲気が伝わってきます。この一年で描いた水彩による風景、静物など18点、芸術の森版画工房に通い制作した版画3点が壁を彩ります。ブナの大木が描かれた「ムラサキの木」を中心とした札幌の風景、「バラ色のサッポロ」や「西野緑道の桜」は淡いピンクが美しく、これから訪れる桜の季節を思わせます。有珠の「小さな港」は横長の画面に伸びやかに描かれ。「八重椿」などの花々も色どりを添え、カワイイ民族衣装

の人形も目を惹きます。暮らしの中にいつも絵がある様が伺え、絵の楽しさ伝わる空間ごゆっくりとおたのしみ下さい。

  北都館 猫の絵画展 Vol、9

 2月18日(水)~2月23日(月)

2月22日ニャンニャンニャンと猫の日にちなみ始めた猫の絵画展も9回目を迎え、回を追うごとに人気も増しています。今回も猫好きの作家が11人揃い日本画、油彩、アクリル、色鉛筆、銅版画、ジェルプリント、テラコッタと多彩な作品。F6からミニサイズまで小さな作品が多いですが39点が一堂に並びまさに猫の祭典。ご来店の方にはおたのしみスピードくじで絵やお菓子が当たります。表現もそれぞれに猫愛あふれる作品、猫の表情だけでなく背景にもアイデアがこらされ楽しさが広がります。陽気もよくなり春の待ちどうしい季節。ホッと一息くつろぎの時間お過ごし下さい。カワイイたくさんのネコたちがお待ちしております。

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  ☆ メゾチント三人展 ☆

  2月15日(日)~2月28日(土)

多様な銅版画のなかでも最も手間のかかる直刻技法による凹版技法のメゾチント。マニエル・ノワール(黒の技法)と呼ばれ漆黒の背景、黒から白に至る階調が美しくビロードのような質感の繊細な表現が魅力。銅版画の第一人者生田宏司は高い描写力と屈指の技術を持ち、生きものに対する温かな眼差しと緻密で艶やかな画面で梟、猫、花をテーマに制作。モナコ生まれのマリオアバチは浜口陽三と共にカラーメゾチントの復興に尽力、花、果物、楽器などの静物をモチーフに黒の豪奢と淡い色調の緻密な作品で国際的に人気。清水敦は東京から北海道に移り住み独学でメゾチントを追求、北海道の風物、花々などの深く、美しく魅力あふれる作品で知られる。3人による22点が壁を彩ります。それぞれの多彩で魅力あふれる銅版画の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

    小松美月 個展

  2月11日(水)~2月16日(月)

東区在住の小松美月さん、道教育大学岩見沢校油彩画研究室で学び大学院を修了後、北都館で毎年この時期3回目となる個展。仕事も多忙な中制作を続けています。在学時より二紀展に入選、個展、グループ展と積極的に日動画廊昭和会展でニューヨーク賞も受賞しています。日常をホンワリと優しく包む空気感に心が和らぐ、何かと生きずらい時代だからこそ絵を描くことも、見ることも明るさと楽しさが大事と自らが体験した幸せな場面を思い浮かべ、日記をつずるように描いていると。今回は「午後の窓」と題してF20からF0までの22点が壁を彩ります。F20「風吹く屋上」を中心に、記憶をたどりながら風景や窓辺などに人が佇み、空間と人物が一体となるよう人物はあえてシルエットのように描かれています。日々を愛しどことなく懐かしく心温まる絵ごゆっくりとおたのしみ下さい。

  岩教大油彩画研究室 小品展

  月4日(水)~2月9日(月)

北海道教育大学岩見沢校油彩画研究室小品展8回目となる展示、いつもは12月の展示でしたが今回は2月に引っ越しての展示です。新たなメンバーも加わり卒業生、修了生27人、在学生15人が年に一度の顔合わせ、今回は「それぞれの小窓8」として、それぞれの作品を小窓に見立てて、指導に当たる舩岳先生の賛助出品もあり43点が壁を彩ります。小品とあって思い思いの絵が描かれ若い感性に満ち、絵を描く楽しさが伝わってきます。皆互いに刺激し合いながら制作に挑み、二紀展、道展などでも目覚ましい活躍を続けています。将来たのしみな作家たちのたくさんの作品に囲まれた絵の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

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   ☆ 北海道風景展 ☆

  2月1日(日)~2月14日(土)

豊かな自然に恵まれた北海道は、食べ物も美味しいものばかりですが、それ以上に素晴らしい景色は見逃すことができず国内外から多くの人々が訪れる観光地として人気です。四季それぞれに違った表情を見せ、そんな北海道の魅力感じられる絵を集め展示致します。花々が咲き誇る春の繁野三郎「山道の桜」、豊田満「道庁の春」、涼しさと広大な自然が楽しめる中村善策「雌阿寒岳」、田中稔「恵庭岳・夏」、神部修成「時空を彩るラベンダー」。紅葉の神田一明「秋の風景」、箱根寿保「駒ヶ岳秋景」、田中稔「秋色」、幻想的な雪景色が広がる冬の樋口洋「コタンの冬」、村瀬真治「流氷」、安田祐三「立春」など18点。ただ昨今の夏の暑さは気がかりですが、雄大な北の大地の季節の移ろいおたのしみ下さい。

    小林光人 展

 1月28日(水)~2月2日(月)

中央区在住の小林光人さん昨年に続き3回目となる個展。北海道教育大学特美油彩画科に入学し油絵をはじめています。卒業後は美術教師に。20数年前より、好きなクラシックやジャズなどの音楽からイメージした心象的な絵を描いています。退職してからも絵を長く続けたいと「風の詩」と題して19点が壁を彩ります。形はないけれど、なんとなく伝わればという想いで、キャンバスや紙に描かれF30[季節の中で」をはじめ、F20「コンソレーション」「バラード」は音楽をテーマに描かれ、また「ある日」には桜の葉がコラージュ。新聞、雑誌などのコラージュ、転写なども試みています。「弁華別」は廃校になった小学校をイメージした絵。身近な事柄から発想した親しみやすくオシャレな絵ごゆっくりとおたのしみ下さい。

   松田由姫穂油彩画展

 1月21日(水)~1月26日(月)

南区在住の松田由姫穂さん昨年に続き2回目となる個展。高校時代より美術部で活躍し特待生として札幌大谷短期大学に入学し4年制を卒業。今はデザインの仕事をしながらコツコツと小品の制作を続けています。「Allelopathy」と題してF20からミニサイズの23点が壁を彩ります。「静かに作用し植物が放つ化学物質によって互いに影響し合う現象を手がかりに、それぞれの色や形は独立して存在しながら、下層に滲み影響を及ぼし合い画面全体の気配を形作って、触れずとも確かに存在する相互の影響を油彩という物質の重なりにより可視化しました。」と自宅の庭で育てている宿根草のバラ、ユリ、キキョウ、スイセンなどをモチーフに描かれ、描きあがった後につけるタイトルも素敵です。まだまだ寒い日が続く季節、色とりどりの鮮やかな花々に囲まれ心温まるひとときおたのしみ下さい。

  絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

 ☆ 版画あ・ら・かると ☆

 1月18日(日)~1月31日(土)

版画は木材や石、金属の板を加工した版を介する間接技法で、凸版(木版画)、凹版(銅版画)、平面版(リトグラフ)、孔版(シルクスクリーン)など種類は多岐にわたりそれぞれの個性や特徴を持ちます。木版画は最も古い技法で木の温もり、丸みのある柔らかな風合いが持ち味、北岡文雄、斉藤清、星襄一の作品を。銅版画は印刷技術の発展した15世紀半ばヨーロッパで登場、様々な技法の応じて多彩な表現を生み精緻な描写で変幻自在な表現、相笠昌義、木村茂、野田弘志、浜口陽三、南桂子の作品を。リトグラフは18世紀末に発明され、独特の表現力と技術的特徴で繊細な質感と豊かな色彩が持ち味、笠井誠一、カトラン、児玉幸雄、三岸節子の作品を。シルクスクリーンは色鮮やかなヒロヤマガタ、ビンカシワの作品を。多様な魅力あふれる版画世界おたのしみ下さい。

  第14回 新春日本画展 パートⅡ

  1月12日(月)~1月19日(月)

新年を迎え早や11日が過ぎ、このところ天気の変化が激しく大雪のあとは、雨で雪解けが進み、また雪、12日は成人式晴れて欲しいものです。本日より「新春日本画展パートⅡ」のはじまりです。9人による25点が並びます。風景、花、人物を中心に龍や猫や馬。自然木の断面に描かれたアッカムイやシマエナガ。木を重ね3Dあーとにした絵などバラエティーな空間に。それぞれの作品世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

  第14回 新春日本画展 パートⅠ

   1月4日(日)~1月11日(日)     あけましておめでとうございます。今年も明るく健やかな一年であること、たくさんの絵出会えることたのしみにしています。お正月恒例「新春日本画展」も14回目、パートⅠは昨年と同じメンバーによるF10からミニサイズまでの27点が並びます。お正月らしい花やクジャク。猫、馬、豹などの動物たち。人物や風景。一見日本画とは見えない自然の営みが伝わる硬質な画面の抽象画も目を惹きます。それぞれの個性が響き合った優しく色鮮やかな日本画の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

  絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

  ☆ 新 春 絵 画 展 ☆

  1月4日(日)~1月17日(土)

2026年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。昨年はドジャース大谷の活躍に感動し明るい話題となりましたが、政治不安、海外での戦争、米騒動はじめ物価高は収まらず、地球温暖化による気候変動、身近なところでの熊出没による被害も相次いでいます。今年こそ平穏で幸せな日々が続くこと願っています。新春第一弾絵楽屋は「新春絵画展」明るく楽しく幸福感伝わる絵を集めました。片岡球子「めでたき富士」は人々に勇気と希望を与えます。小倉遊亀「径(こみち)」は母と子、犬がリズミカルに描かれ愛と生きる喜びが伝わります。東山魁夷「道」は前方へまっすぐ伸び道それだけが描かれ。菊川多賀の色鮮やかな「アネモネ」。大矢紀の北海道の自然と対峙した「月昇る支笏」。釧路の羽生輝「朝焼け」。美しいブルーの平松礼二「摩天楼」など13点。新春のひとときごゆっくりとおたのしみ下さい。

 2025 絵画ダイジェスト パートⅡ

 12月24日(水)~12月29日(月)

いよいよ年の瀬も迫り、あと一週間の営業を残すばかりとなり、今年最終となる展示「絵画ダイジェストパートⅡ」のはじまりです。パートⅠに続き24人による油彩、アクリル、日本画、テラコッタなどによる人物、風景、静物、猫など、かわいいテラコッタの動物たちや、オシャレな抽象画も眼を惹きます。それぞれの持ち味が発揮された作品おたのしみ下さい。この一年のお付き合いいただきありがとうございました。

         尚、12月30日(火)~1月3日(土)お正月休みとなります。

  また、来年もたくさんの展覧会を予定しております。相変わらずよろしくお願いいたします。

   絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

    ☆ 年忘れ名画展 ☆

  12月15日(月)~12月28日(日)

いよいよ絵楽屋今年最後となる展示「年忘れ名画展」。幕末から明治に変わる時代は日本にとって政治や文化の大きな転換期であり美術の世界でも日本洋画が誕生しています。数々の変遷を経て発展、コンクールや美術団体による公募展も盛んで、優れた作品も数多く生まれています。国画会会員、愛知芸大教授とし日本のキュビズムを追求した島田章三。

日展会員、日本芸術院会員の寺坂公雄。札幌出身東京芸大教授久保守。圧倒的な存在感と深い物語性を秘めた独自の世界を展開する二紀展会員遠藤彰子。39回安井賞受賞の春陽会会員小林裕児。写実画壇代表山内滋。公募せず個としての活動を重視する立軌会、創立同人の須田寿はじめ五百住乙人、栗原一郎、坂口紀良、松田環ら実力派の画家。豪華メンバーによる見ごたえのある絵ごゆっくりとおたのしみ下さい。

 2025 絵画ダイジェスト パートⅠ

 12月17日(水)~12月22日(月)     いよいよ今年も残すところ半月となりました。今年最終となる「絵画ダイジェストパートⅠ」年末恒例で、この一年北都館の壁を色どった画家たちの作品を2回に分けて展示。前半パートⅠは21人による油彩、アクリル、日本画、水彩、銅版画による、風景、静物、人物や虎、馬、猫など、色美しいオシャレな抽象画も揃い多種多彩な絵が壁を彩ります。それぞれの思いのこもった作品に、この一年を振り返りおたのしみ下さい。

     舩岳紘行 展

  12月10日(水)~12月15日(月)

岩見沢市在住の舩岳紘行さん北都館では3回目となる個展。埼玉大学卒業、筑波大学大学院修了、2010年より北海道教育大学岩見沢校で准教授として勤務、二紀展会員、道展会員として制作発表。指導する油彩画研究室の北都館での小窓展は卒業生、修了生、在校生が参加来年2月で8回目を数えます。「神話や昔話、妖怪やおばけの中には現実世界の不思議や人間の深層心理が潜んでいて、その不思議で生き生きとした現実世界を視覚化したいと描いている。見る方が自由に想像を膨らませ楽しんでいただけたら」と。「楽園へ帰る」と題して油彩、テンペラ、アクリルの混合技法による18点。ペン、水彩の9点が並びます。F30「蜜の中」を中心に個性的で明るくビビッドな色彩に包まれた画面。シュールな中にも幸せ願う思い伝わる舩岳ワールドごゆっくりとおたのしみ下さい。

   今谷孝テラコッタ小品展 V

  12月3日(水)~12月8日(月)

手稲区在住の今谷孝さん北都館で毎年この時期で5回目となる個展。北海道教育大学岩見沢分校で美術研究室で岩下硯氏に師事。卒業後は教員となり全道展会員として制作発表を続け10年ほど前からテラコッタの制作をはじめています。テラコッタは粘土を素焼きしたもので、焼く前に彫刻などの細工をし細かに成形、水彩絵の具で着色し表情を際立たせています。「テラコッタ小品展Vol、5」としてレリーフ20点と立体71点が並びます。回を重ねるごとに作品も進化し、リクエストにもこたえ動物の種類も増えています。犬や猫、キツネやヒツジ、カバやシロクマなどに加え新たにゾウやオオカミ、カメやクジラなども登場し動物たちのパラダイス。彫刻は量感が大事と作品は小さいながら存在感があり、展示の台なども自作し情熱に満ちた作品ごゆっくりとおたのしみ下さい。

  絵を楽しむ小部屋 絵楽屋            ☆ 北海道絵画あ・ら・かると ☆

 12月1日(月)~12月14日(日)

日本洋画(油絵)は明治期よりはじまり、北海道でも林竹治郎が明治33年札幌一中の美術教師となり三岸好太郎はじめ多くの画家を育て基礎を築く。41年有島武郎によって創立された北大黒百合会は今も続いています。大正14年道展、昭和20年全道展、31年新道展が創立し、来年それぞれに100年、80年、70年の記念展が開催されます。その黎明期を支えた明治生まれの画家たち、「生まれ出ずる悩み」の木田金次郎。善策、田辺、上野山と称された三人。オホーツクの画家居串佳一。日本のルオーと矢ばれた田中忠雄。小林多喜二の盟友大月源二。北国の詩情あふれる国松登。アイヌユーカラなど

夢幻の情景を描いた岩船修三。ヒマラヤを描く上野春香など15点が並びます。懐かしさと共に絵に対する熱い情熱を感じていただけたら・・・・・

   小林邦弘太田れいこ二人展

  11月26日(水)~12月1日(月)

根室市在住の小林邦弘さん豊平区在住の太田れいこさん、北都館で昨年に続き2回目となる親子展。邦弘さんは仕事の傍ら油絵を描き公募展などにも出品二人展が決まって元気に張り切っていると何よりです。お父さんの影響で身近に絵の具がある環境で育ったれいこさんは女子美術大学を卒業し高校の美術教師として制作発表を続け全道展会員、独立展会友。二人合わせて30点が並びます。邦弘さんはF60「沖縄のオオゴマダラ蝶」をはじめ摩周湖や薔薇などの花12点。れいこさんはS60「Season」はじめブルー系を主体としたカラフルな抽象画10点とミクストメディアの小品8点。お互いに季節が織り成す情景をモチーフに制作。ふるさと根室原野は荒涼としていますが、どこか温もりが感じられ、自身の原風景と。互いの絵が共鳴するほのぼのとした空間おたのしみ下さい。

  稲岡由美子キノコ作品展

 11月19日(水)~11月24日(月)

西区在住の稲岡由美子さん北都館で2年ぶり3回目となる個展。ふとしたきっかけでキノコの美しさに感動したのがきっかけで10年ほど前からキノコとの付き合いが始まり。写真に収め次第に水彩絵の具で描き、絵の魅力にひかれ個展も開催。うれしいことに今年新道展会員推挙となっています。季節が良くなるとキノコを求めて西区近郊や喜茂別、ルスツなどにも足をのばし取材を続けています。今回は「キノコイロイロ」と題して19点が壁を彩ります。F60「脈々と」を中心に「memory」は2024年にカメラに収めたキノコ20種類以上が描き収められています。油性ペンで描き透明水彩や自らコーヒーで作った顔料で彩られた絵。リアルに再現されたり、アミガサタケの帽子をかぶったカワイイ坊やも登場。額装にもこだわりポップでノスタルジックなキノコの世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

   絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

   ☆ リトグラフの魅力 ☆

  11月16日(日)~11月30日(月)

リト(石)、グラフ(図版)から由来し、石に直接描いて写し取る間接技法で、独特の表現力と技術的特徴で繊細な質感と豊かな色彩が持ち味。美術館に飾られるような有名画家の作品が忠実に再現され、求めやすく身近に楽しめるのが名作リトグラフでピカソやシャガール、東山魁夷などの著名作家が活用されています。「リトグラフの魅力」と題して15点が並びます。パリにアトリエを構えパリの街角を荒いタッチで描いた荻須高徳「黄色家」。4年余りのパリでの画業で独自の画風を確立した夭折の画家佐伯祐三「人形」。甘美な女性像で人気を得た戦後洋画界の巨人東郷青児「バラ一輪」。80年に渡り画家の道を貫き通した三岸節子「赤い花」。カリフォルニアの清々しい風、車をモチーフに現代アート作家の地位を確立した鈴木英人「サンマルコ」。エコール・ド・パリの画家として活躍したマリ―・ローランサン、マルク・シャガール、ジョアン・ミロなどによる多彩な絵おたのしみ下さい。

     清水恭平 個展

  11月12日(水)~11月17日(月)

清水恭平さん北都館で3年ぶり5回目となる個展。金沢美術工芸大学で学び在学中に国画会で2年連続で国画賞を受賞の実績を持ち、今は北海道造形美術学院の講師を務めています。日常の中にある情景を油絵の古典技法をベースに多様な技法で表現した写実絵画を追求。仕事が忙しい中も制作「こぼれるあふれる」と題してM30「こぼれるあふれる」を中心に16点が壁を彩ります。登別地獄谷の冬景色、冬の蝦夷富士、神仙沼の道内風景、庭で見かけた草花、家にいるテディベアをモデルにした絵。様々な思考のもとに描かれた絵の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

    山本恒二 小品展

 11月5日(水)~11月10日(月)

恵庭市在住の山本恒二さん北都館で隔年の開催で6回目となる個展。北海高校時代はどんぐり会に所属し絵を描き、全道展会員として制作を続けています。今は仕事も終え制作に専念、絵に対する情熱が伺えます。今回は「きらめく季節の中でⅡ」と題してデッサンを含め20点が壁を彩ります。公募展出品作とは違い小品は現場主義を貫き恵庭ののどかな田園風景がのびのびと描かれ、地元愛が伝わってきます。屋外での制作は天候に左右されることも多く、特にこのところの夏の暑さや、今の時期の寒さもこたえるようです。その場の空気に触れ風を感じて描くのが好きと、その絵からは動きのある臨場感が伝わってきます。アクリル絵の具を使い鮮やかなグリーン系を主体に、水彩のような滲みも生かされた爽やかな画面。清々しい四季折々の風景ごゆっくりとおたのしみ下さい。

   絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

    ☆ 運河のある街 ☆

   11月1日(土)~11月15日(土)

北海道開拓の玄関口として発展した小樽港、荷量の増加に伴ない船が泊められる距離を長くするため大正12年小樽運河が完成。戦後埠頭が整備されその使命は終わりを告げ、10年にわたる埋め立てを巡る論争の末、昭和61年埋め立てられ半分が道路となり散策路や広場、63基のガス灯が設置された。石造倉庫が立ち並びレトロな風景が楽しめ国内外から高い人気を誇る観光スポットとなっています。「イエスタディを抱きしめて、ゆらぐガスライトあァ小樽運河」などと歌も数多く。またノスタルジックな景観は絵にも数多く描き残されています。寺田政明「冬の小樽運河沿い」は懐かしさ漂い温もり感じる冬景色。樋口洋「小樽淡雪」は北運河の古い建物が郷愁を誘います。神田一明「小樽風景」は俯瞰した運河沿いの道路が描かれ。藤倉英幸「運河の夜明け」は静かな朝ガス灯にカモメの姿が。旅情掻き立てるロマンチックな風景に心温まるひとときお過ごし下さい。

    松木眞知子展

 10月29日(水)~11月3日(月)

北区在住の松木眞知子さん北都館で昨年に続き2回目となる個展。女子美術短期大学造形科卒業、行動展、全道展会員として臨床美術士の資格も取得し美術の幅を広げています。今は命の大切さ、制作できる喜びを実感し制作に励む日々。この秋も行動展の展示で東京に通い、またアート公募展に入選展示されているクルーズ客船飛鳥Ⅲで韓国済州島の船旅に行くなど多忙な中。「波動を聴く」と題して新作34点。波動とは水の音や音波、光やX線などエネルギーの伝達のこと、スピリチュアルな世界では人間の感情や意識など目に見えないエネルギーを指すことも、作品がエネルギーを発して皆様の心に響くことを願っていると。能登地震をイメージしたF30を中心に、サークル、オーバル、スクエアの小品は様々な色彩に溢れています。青色に惹かれると流し込みの技法を使いダイナミックな絵。自然のエネルギー感じパワーみなぎるオシャレな空間ごゆっくりとおたのしみ下さい。

  水高和彦ミクストメディア展

  10月22日(水)~10月27日(月)  恵庭市在住の水高和彦さん北都館で6回目となる個展。2016,17年と連続で新道展協会賞を受賞、1018年会員。新道展をはじめとして個展、グループ展などで精力的に制作発表。苫小牧勇払海岸で集めた漂着物を素材として漂着物を自らの人生に重ね合わせて、また漆喰やコットン、木や段ボールなどをコラージュした独創的な表現によるミクストメディアの抽象画。毎回思考を重ね新たな表現で今回は「影の中の陰」として、影の中に隠れた陰は光の届かない見えない存在。その陰の示す社会の危うさや儚さが密かに進行する状況を表現「composition」と題した23点が並びます。正方形の画面に様々な素材が貼られ、発色の良いモノクロやブルーに彩色された作品からシンプルな中に物質感が伝わってきます。清々しい絵画空間ごゆっくりとおたのしみ下さい。

   絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

   ☆ 佐藤恵美 銅版画展 

   10月17日(金)~10月31日(金)1973年千葉県生まれ、八王子市在住。北都館で2年ぶり3回目となる個展。子供のころより絵を描くことが好きで武蔵野美術短期大学を卒業。「版画工房うつし」にてアシスタントをきっかけに作家の道へ。銅版画技法のひとつメゾチントは黒の技法と呼ばれ緻密で柔和な奥深い表現、手間はかかるが自分の性に合っていると制作に励む日々。今回は「至福のひととき」と題して20点余りを展示。漆黒の中に描かれた猫をはじめとする動物たちや植物の息吹、存在感。命のひとつひとつを慈しみながら作られた絵。優しく愛しい気持ちになれるひとときを味わって欲しいと。東京を中心に個展、グループ展などで精力的に発表を続けて、8回を数える北都館猫の絵画展でも好評で。北海道では北都館でしか見ることのできないメゾチント作品ごゆっくりとおたのしみ下さい。

   川口一菜日本画展

 10月15日(水)~10月20日(月)

清田区在住の川口一菜さん毎年北都館で6回目となる個展。北星学園大学付属高校の恩師中野邦昭先生(日本画家、道展会員)の誘いで教室に通い始め色彩の美しい日本画の魅力に引き込まれどんどん腕を上げみなもの会展や北の日本画展にも出品。先生、家族、仲間の応援もあり順調に制作発表を続けています。自他ともに認める大の猫好きで当然モチーフは猫ですが、「ネコを愛でたい」と題してF0からF10まで19点が壁を彩ります。トラ、ライオン、ヒョウ、ユキヒョウなどもすべて猫科と旭山動物園に通い取材し描かれています。見たままに描くのではなく想像をふくらませアイデアに富み、それぞれの表情から猫を愛する想いが伝わってきます。また手ずくりの陶芸小物やブローチなどのグッズもたくさん並び、楽しさいっぱいのひとときお過ごし下さい。

  絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

   ☆ 牧歌的風景 ☆

 10月1日(水)~10月16日(木)

豊かな自然に恵まれ、どこまでも広がる大空と大地。北海道は生乳生産量が全国の50%を超える酪農大国。馬は開拓の大きな労働力となり、日本一の馬産地としてたくさんの名馬を生んでいます。田辺三重松の牛が佇む「牧場の秋」、樋口洋「札幌麦秋」は北大のポプラ並木。原義行のサイロが描かれた「牧場」。神田一明「秋の風景」は黄色に包まれた川面の景色。上橋薫「田園詩」は紅に佇む馬が描かれ。箱根寿保「駒ヶ岳秋景」は黄に染まる駒ヶ岳。田中稔「秋色」は根室のサイロのある景色。越智起久張「光の中へ」は草原の羊。神部修成「時空を彩るラベンダー」。手島圭三郎、清水敦の冬サイロなど20点が並びます。誰もが心に抱くふるさとのような景色に、懐かしさ感じ心和むひとときお過ごし下さい。

   藤井高志展 ~再会~

 10月1日(水)~10月6日(月)

2019年逝去から7回忌が過ぎ、ご家族のもう一度多くの方に見ていただきたいとの思いが募っての回顧展。1953年教員の両親の長男として生まれ、全道展会員の父正さんから絵の具をプレゼントされ油絵を始める。札幌東高、北見工大では美術部ではぼ独学で制作。北広島市役所に勤務の傍ら全道展、蒼騎会会員、櫂展メンバーとして活躍。定年まで2年を残し退職。存分に絵を描ける喜びを感じ、自らの画業にさらなる深化を目指した。そんな中肺がんが見つかり闘病生活の中も絵に対する情熱を持ち、亡くなる直前も知人の個展に北都館を訪れた姿が思い浮かびます。「時の断片」をテーマに自らの記憶をたどり、また記憶に残そうと描かれた絵F30「水路」を中心に34点。家族をモデルに描かれた絵、櫂展の仲間と行ったフランス、イタリアの景色、梨、葡萄、花などからは誠実さ優しさが伝わってきます。画家の作風が顧みられる絵の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

   第16回 サムホール36人展

  9月25日(水)~9月29日(月)

芸術の秋、恒例となり16回目を迎える「サムホール36人展」ハガキ2枚分のキャンバスに描かれた絵、今回も36点がそろいました。新たなメンバー6人も加わり20代から80代と幅広く男性19人、女性17人。油彩、アクリル、水彩による風景や花、人物や動物、オシャレな抽象画などそれぞれの個性が発揮されたバラエティーな空間。おたのしみ人気投票もあり、一番好きな絵を選び投票すると手ずくりクッキーをプレゼント。画家さんには得票の多い順にオーディエンス賞として金賞、銀賞、銅賞が進呈されます。深まりゆく秋のひととき、ステキな絵に囲まれおたのしみ下さい。

   絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

   ☆ 立軌会同人展 ☆

  9月17日(水)~9月29日(月)      立軌会は創元会の中堅画家、牛島健之、須田寿ら7人により創立され今年87回展を迎え、公募せず「個」としての活動を重視する画家を同人として迎い入て発展。6月12日に亡くなった笠井誠一(1932~2025)は札幌生まれ1985年同人、楽器や日用品をモチーフとした明快な静物画を手がけた。創立会員の須田寿(1906~2005)重厚なマチエールで描かれた暗い色調の風景の中に人物や馬、鳩などが象徴的に配置された不思議な絵。五百住乙人(1925~2023)1956年同人確かな造形力と温かなマチエールで見る人の心琴に触れてくる。栗原一郎(1939~2020)1980年同人、勢いのある筆とその場の空気感を伝えるダイレクトな描写の個性派。坂口紀良(1948~2019)2009年同人、景色から抜け出たような鮮やかな色彩、音楽が聞こえるようなシンプルでセンスの良い絵。熊川昭典(1930~2020)1974年同人、黄色を基調とする抒情的な心象風景。松田環(1949~)弟子屈生まれ、愛知芸大で笠井誠一に師事2006年同人、力強い骨太の画風の卓越した静物画。7人それぞれのこだわりの絵おたのしみ下さい。

    堤千恵 水彩画展

 9月17日(月)~9月22日(月)

手稲区在住の堤千恵さん、北都館で2020年以来5回目となる個展。東京デザイナー学院を卒業後、紆余曲折ありましたが、大好きな絵を描き続け仕事の傍ら発表。初個展から14回目、マリリンモンローやバラの展示もありましたが、動きのある人物を描きたいとバレリーナをモチーフとして札幌のバレエ教室やロシアの国立劇場などで取材したバレエシリーズも12回を数え、ロシアノボシビルスク市国立美術館、ユジノサハリンスク市州立美術館でも個展を開催しています。今年の誕生日で還暦を迎える記念も込めて「輪舞12」と題して新旧織り交ぜた水彩画15点が壁を彩ります。S50「Odette」を中心に華麗に踊るバレリーナや、真剣にレッスンに励む姿、つかの間の休憩時間、シューズをクローズアップした絵など、バレエの華麗さ緊張感伝わる絵の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

     輪島進一 小品展

  9月10日(水)~9月15日(月)

函館市在住の輪島進一さん北都館で9回目となる個展。独立展、全道展会員として活躍、道内を代表する実力画家。現代社会を反映した題材を追求し卓越した描写力による流麗な線描と洗練された色彩によるオリジナリティあふれる絵を手がけています。小品展の展示にも毎回趣向を凝らしたテーマで取り組まれています。今回は「カラー&モノクローム・ワークス」と題して、事前に準備されよく構成されたF120からS3までの15点が並びます。音楽をテーマとしたF120「テンペスト」を中心にF60の3点はアクリルやペンを使ったモノクロームの中に人物が浮かび上がります。M100「フェローチェ」はヴァイオリ二ストの連続した動きを表現。バレリーナの動きが描かれた連作は水彩による柔らかな色彩に包まれています。圧巻の絵画世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

    中村友子 作品展

  9月3日(水)~9月8日(月)

函館市在住の中村友子さん札幌、北都館で初となる個展です。岩手県生まれ、栄養士となり上京、20歳の頃より絵を習い始めグループ展などで発表。ご主人の退職を機に憧れの北の街函館に移住。2011年より全道展に出品、受賞を重ね現在会友、2017年より独立展に出品現在会友、地元赤光社展会員として制作発表を続け個展は5回を数えます。「函館の彩り」と題して、函館山の麓元町風景を中心に花などを交えP20からF0までの22点が壁を彩ります。北海道の玄関口として栄えた港町ならではの大三坂、基坂、八幡坂などからの眺め、ハリストス正教会、カトリック元町教会、公会堂、旧イギリス領事館などの異国情緒あふれる町並みが色鮮やかに描かれ、函館の魅力が伝わてきます。四季折々の風景、季節の花に心安らぐひとときお過ごし下さい。

  絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

 ☆ 函館ゆかりの画家たち ☆

  9月1日(月)~9月15日(月)

函館は古くから北海道の玄関口として栄えた港町。世界三大夜景の一つ函館山や五稜郭、異国情緒あふれる町並みには年間600万人が訪れる観光都市。大正10年函館初の美術団体赤光社が結成され今に続いています。田辺三重松(1897~1971)行動展、全道展創立会員、雄大な北海道の自然を愛し独自の風景画を確立。岩船修三(1908~1989)全道展創立会員、独創性あふれた夢幻の情景、アイヌユーカラシリーズ。橋本三郎(1913~1989)全道展創立会員として独創的な制作を続けた。前田政雄(1904~1974)木版画でおおらかな構図の重厚な風景画。蛯子善悦(1932~1993)現場主義を貫きパリ在住の邦人画家の先駆者。木村訓丈(1932~2010)懐かしさ漂う静謐な写実表現の風景。菅野充造(1935~2020)国画会会員、かたちと色彩を通し語りかけた抽象画。箱根寿保(1936~1999)国内外の旅を繰り返し自己の絵画と忠実に向き合った。瀬戸英樹(1940~)道南の農村、漁村の情景を細密描写し抒情性を持った絵。歴史を紡いだ9人の画家による絵でその長い歩みを振り返ります。

   木村由紀子小品展

 8月27日(水)~9月1日(月)       北区在住の木村由紀子さん北都館で昨年に続き8回目となる個展。ご主人の富秋先生と木村絵画教室を主宰絵のたのしさを伝えるべく尽力。昨年一区切りとして独立展を退会し新たな展開へ、全道展会員として道内女流画家の中心的存在。アクリル絵の具を使い白黒のモノトーンを基調とした画面、紙粘土なども使い工夫された深いマチエールが持ち味で様々な色彩が響き合い、自然の営みなどから受けた印象をエネルギッシュに表現。今回は「風の音」と題してF30からF0まで11点が壁を彩ります。目には見えず形のない風をテーマとして、自らの体で感じ心の目で見たものを形にした抽象表現の絵。風に揺られて地面に落ちた葉っぱなどをイメージして描かれています。清楚でオシャレなセンス光る絵の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

     奥山哲三個展

  8月20日(水)~8月25日(月)

北区在住の奥山哲三さん北都館では初となる個展。札幌生まれで、金沢美術工芸大学油画科卒業。32歳より札幌大谷高校に勤務教員の傍ら制作5年ごとに個展を開催。45歳より春陽会に出品、現在会員。退職から2年が過ぎ時間的にも余裕ができ5年ぶりとなる個展。「キオクノユクエ」と題してS20からS0まで20点が壁を彩ります。自らの記憶をたどり時間など物事の境界のあいまいな部分に興味を持ち表現。たびたび画面に現れる帽子をかぶった人物は宮沢賢治をモデルにしているというが自画像のようにも見えます。S20「NO NAME」「幻冬記」はクジラ、マンモスがモチーフに。案内ハガキの「ヒュプノスの灯台」はギリシャ神話の眠りの神から発想、「猫月夜」シリーズはじめ猫もたくさん現れ、建物は北大農場がモデル。懐かしさ漂い幻想的な絵の世界ごうっくりとおたのしみ下さい。

  絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

  ☆ 抽象それぞれの象 ☆

  8月16日(土)~8月31日(日)

抽象絵画は20世紀初頭にカンディンスキー、モンドリアンなどによりはじまり、具体的な対象を描かないで画家の感性である「心の目」で見える形で表現した絵。難しくてとつきにくい、何が描かれているのか見方がわからないといわれますが、アートとは言葉で表現しきれない感性を形にしたもので、先入観なしで感じるままに見る人が、何が描かれていうのか自由に解釈することも楽しみ方です。抽象派作家協会創設の渡辺伊八郎、異端と反骨の画家菊地又男、モノタイプ版画で国際的に評価の高い現代版画の鬼才一原有徳、道内美術を牽引した八木保次、精神性に根差した表現の米谷雄平、宙の画家といわれユニークな形象世界を展開した藤野千鶴子らの20数点を展示。直感で「この色が好き」「この形が心地よい」と自由にたのしみ、絵が人の気持ちを豊かにすることを願います。

    神田絵里子 風景画展

  8月13日(水)~8月18日(月)

鹿追町在住の神田絵里子さん神田日勝の長女で2歳の時の死別。父の記憶はないというが幼い頃より絵に親しみ高校時代は美術部で優れたデッサン力を発揮、仕事の傍ら独学で制作を続け2015年初個展、北都館では2016年より6回目となる個展。回を追うごとに人気が増しています。「力強く印象的な父の絵との作風の違いも楽しんでほしい。」と。「ふるさとの自然・春夏秋冬Ⅲ」と題してF4からF15までの新作17点が壁を彩ります。十勝の爽やかな風感じる四季折々の景色、然別湖や札内川の水辺の描写には目を奪われます。冬木立や十勝連峰の雪景色や摩周湖、襟裳岬の雄大な景色。山登りもはじめ黒岳山頂の眺めも、写実表現の油彩画の世界。暑さ続く夏のひととき優しさに満ちた絵に心安らぐひとときお過ごし下さい。

    山内透と知恵の2人展

  8月6日(水)~8月11日(月)

清田区在住の山内透さん、知恵さん夫婦で昨年に続き2回目となる展示。透さんは東京生まれ多摩美術大学大学院終了後、札幌へ昨年の昭和会展東京海上日動賞を受賞するなど活躍。毛深いコンプレックスから「小僧」という自画像を人物を中央に配し日々の出来事に真正面から向き合っていることを表現。知恵さんは道教育大学油彩画研究室で学び大学院を修了、教員として働きながら制作、身近な事柄を題材にタイトルも含めウイットに富んだ絵。共に二紀展に出品。「気がつけば、夏。」と題し、DMには透さんの自画像と知恵さんの描いた透さんが並びインパクトがあります。透さんは自画像と知恵さん、スピーカーの6点。知恵さんは自画像、ふと見かけた犬の散歩から緑をバックに2匹のパグを描いた10点。それぞれの個性が響き合った独特の絵画世界おたのしみ下さい。

  絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

 ☆ メルヘンチックな世界 ☆

  8月1日(金)~8月15日(金)

絵画鑑賞は敷居が高いというイメージがありますが、誰が見てもカワイイ、愛しい、夢広がるビンカシワはフランスに渡り、パリの街並みなどをモチーフにした絵が人気となり、釧路や道内の風景もメルヘン調の空想広がる絵に、その親しみやすさから老若男女理屈抜きで楽しめる魅力がありアクリル画、シルクスクリーン7点を展示。ニューヨーク生まれのジェームス・リジーは3Dアートを確立、作品は見る角度や照明により様々な表情を見せ底抜けな明るさと楽しさが人気。チャールズ・ファッジ-ノも飛び出す絵本のような作風が楽しめる3D アートで世界中で活躍「ミッキーのワールドツアー」は大画面のファンタジックな世界。手塚治虫「鉄腕アトム10万馬力」は見ているだけで元気パワーをもらいます。たのしく夢広がるファンタジックワールドおたのしみ下さい。

    本田勝也作品展

  7月30日(水)~8月4日(月)

東区在住の本田勝也さん64歳の初個展から毎年で5回目となる個展。岩手大学美術科彫刻専攻を卒業、道教育大学大学院を修了し高校の美術教師を務め、退職後も描き表現することの楽しさを忘れないよう制作を続け、初回はボールペンで小さな円を100個ずつつなげた「粒粒しりーず」2回目は人の心情をタテ線とヨコ線の交差で表現した「タテタテヨコヨコしりーず」。3回目はカラーシートを大小の四角に切り白や黒の紙に張り付けた「かくかくしかくしりーず響」。4回目は球体と曲線をボールペンと色鉛筆で描いた「せんせんるてんしりーず宙」。今回は「きりとりかさねしりーず累」として黒地に赤、青、黄、緑の色画用紙を切り絵のように切り取り重ねた曲線が入り組んだ複雑な模様の作品。毎日根気強く作業を続け創られた作品には感心するばかり。日記をつずるような不思議な作品世界。それぞれに感じ取っておたのしみ下さい。

     木村富秋小品展

  7月23日(水)~7月28日(月)

北区在住のベテラン画家北都館で8回目となる個展です。長きに渡り活躍した独立展を一昨年退会。今は全道展会員として木村絵画教室を主宰、自らの制作を追求する日々。「心の色変わりゆく形」をテーマとして、純粋に絵画の造形性を追求し色そして形、線、画肌などを織り交ぜながら表現、トルソのように省略された人物は絵のへそという。F30からF0まで17点が壁を彩ります。100号の大作をもとに描いたF30「うみ」人物を中心に青、緑、朱色が響き合い吸い込まれそう。F12「野の風」はシックな色合いで鳥の姿がカワイイ。F6「かぜのおと」はまぶしい緑の中に佇んでいます。P6「休息」は唯一白を主体としたモノクロ。白い額に統一され、様々な色彩が響き合い、まさにカラリストの本領発揮といったオシャレな空間に。ベテランならではの見ごたえある絵画世界おたのしみ下さい。

   絵を楽しむ小部屋

  ☆ 百 花 繚 乱 ☆

 7月20日(日)~7月31日(木)

北海道は季節の移り変わりがハッキリしていて、四季折々の自然が楽しめます。雪に埋もれた長い冬が終わり春の訪れとともに、桜の開花はじめ、様々な花が咲き乱れ、まさに百花繚乱の様相、多くの人の目を楽しませ心を華やかにさせます。絵の題材としても多くの画家が手がけ多種多彩な花が描かれています。小川マリ、小野州一、片山弘明、菊地精二、久保守、高橋英生、西村計雄、原賢治、三雲祥之助、安田英明、山内滋夫ら実力作家による19点が並びます。花の女王バラはじめ札幌のシンボルライラック、アジサイ、スズラン、オダマキなどそれぞれに表現。また画家のオリジナリティあふれる独創的な花も目を惹きます。絵ならではの美しく夢あふれる花たちに囲まれ心安らぐひとときお過ごし下さい。

     渡辺貞之小品展

  7月16日(水)~7月21日(月)

深川市在住の渡辺貞之さん北都館で毎年の13回目となる個展。アートホール東洲館館長、深川市民劇団代表、デッサンサークル「ぴいぷる」は50年以上続き、地元の文化向上に貢献しています。自らは全道展会員、昨年は独立展会員推挙となり年齢を感じさせないヴァイタリティで活躍されています。毎回「存在と眼」をテーマとして、五感でとらえた存在、眼で認識する絵、対象の本質を見極めメリハリの利いた画面からは存在感が浮かびあがります。静物画を中心にF15からSMまでの新作15点がそろいました。F15「アニマルツリー」は黄をバックに猫、馬、梟、鳩、魚、蝶が集合体となって見え隠れ。F10「花のない花瓶」はブルーのバックに花の代わりに人物、馬、岡目などが集まり。F「返信水に浮かんだ南瓜」は自画像という。ベテランらしい自由な発想の絵の世界おたのしみ下さい。

  三浦恵美子 油彩画展

 7月9日(水)~7月14日(月)

安平町在住の三浦恵美子さん北都館で毎年この時期で6回目となる個展。安平町町会議員として活動する異色の画家。新道展、美術文化協会会員として積極的に制作発表。常に世界平和を願いながら、ウクライナ侵攻やイスラエル戦争、国内では気候変動や物価高などにより国民が苦しんでいる。そんな状況に怒りと悲しみを表現する制作を続けています。今年は戦後80年、日本は唯一の被爆国で被弾協がノーベル平和賞を受賞し核廃絶へと前進する中、6月にアメリカのイラン攻撃があり不安が募ります。恒久平和を願いカタカナ表記で「命と魂を受け継ぐものたち」と題し18点が並びます。モノクロの画面の中の目は何を見つめているのか。他者から受け継いだ思い、受け継ぎたい思いを考えるキッカケになってくれれば、笑顔の日常が続くことを願っていますと。

  絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

  ☆ 木版画・日本の美 ☆

   7/9(水)~7/19(土)

葛飾北斎は江戸時代の天才絵師、様々なジャンルの独自の画風で、70歳を過ぎてからの「富嶽三十六景」でその名を不動のものとした。歌川広重も詩情豊かな名所絵を手がけ「東海道五十三次」「江戸名所百景」などはゴッホはじめパリの画家たちを魅了しました。大正の浮世絵師と呼ばれた竹久夢二は大正ロマンかおる夢二式美人画で一世を風靡。詩情あふれる創作版画の川上澄生は南蛮と文明開化をテーマに異国情緒と懐古趣味にみちた作品を生み出し、疎開先の北海道で全道展創立会員となる。大正15年作の「初夏の風」は棟方志功が木版画家になるきっかけとなった作品。棟方志功は「わだばゴッホになる」とサンパウロヴィエンナーレでグランプリを受賞世界の「ムナカタ」として文化勲章受章。「樹の木版画家」星襄一、独特の緊張感と神秘性を備えた樹々は神に祈るような感覚である。6人それぞれの独自の作品に日本の美を感じ取っていただけたら・・・・

    前川アキ 絵画展

 6月25日(水)~6月30日(月)

東区在住の前川アキさん北都館で昨年に続き2回目となる個展。札幌大谷短期大学卒業、主体展会員として制作発表。絵を描くことが生きがいと自然体で、身近な日常の事柄をテーマとして、通勤の途中に見かけた景色などから心に留まったものを題材として、自身の中では具象、抽象という区別はなく思いついたままに形、色で絵ずくりしています。昨年は会期中に体調を崩し残念な思いもあり「前進しながら遡る旅の続き」と題して、基本に立ち返り絵の本質を忘れないという気持ちで描かれたミニサイズからF30まで22点が壁を彩ります。F30「La Strada」は道が印象的な風景、P30「TAKIGEI」はピンクに染まる建物。油絵、パステルによる優しいブルー系の色彩に包まれた空間。作家の息吹伝わる絵画世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

   矢元政行 小品展

 6月18日(水)~6月23日(月)

伊達市在住の矢元政行さん北都館で昨年に続き8回目となる個展。道教育大学旭川校で故神田一明氏のゼミで学び、行動展、全道展会員として道内外で活躍。絵を描くことは心の澱みを吐露する行為と考え格差社会とか閉塞感漂う日本の状況を象徴し、巨大な建造物に無数の人々が群がる様子を描いている。今回は「喧騒と静寂」と題して29点が並びます。バベルの塔や家などの建物、樹、さつまいも、グランドなどに人が群がる絵や、新宿駅やスカイツリーなど大小さまざま、額なしでパネルの側面まで楽しめる絵、横長、縦長の変形作品も多くバラエティーのとんだ展示。落ち着いた色調の中にも色々な色彩が響き合い、下地ずくりに時間をかけて奥深いマチエールが持ち味。懐かしさ郷愁に満ちた落ち着きのある絵の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

  絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

   ☆ ふるさと小樽 ☆

  6月16日(月)~6月30日(月)

小樽市は北海道でも古い歴史をもち、明治13年には北海道初となる鉄道が手宮~札幌に開通、小樽港は道内各地へ開拓民の上陸や物資陸揚げ港となり、昭和初期にかけ金融機関、船舶会社、商社などが進出して「北のウォール街」と呼ばれ北海道経の中心都市として発展。高度経済成長期には衰退しますが、運河の埋め立てを機に、歴史的建造物や街並みが見直され保存機運が高まりました。今、文化庁の「日本遺産」にも認定され、国内外より数多くの観光客が訪れています。小樽に生まれ、暮らし、また憧れを抱いた画家たちの懐かしい小樽を描いた絵を集めました。小樽生まれの日本を代表する風景画家中村善策「祝津の入り江」「磯浜」、雪の画家として多くの北海道風景を残した樋口洋「小樽の朝」「コタンの冬」、国松登「小樽公園」、三浦鮮治「朝里海岸」、富樫正雄「晩秋の公園」、など

15点が並びます。古き良き小樽の魅力伝わる絵おたのしみ下さい。

   斎藤矢寸子 個展

 6月11(水)~6月16日(月)

旭川市在住の斎藤矢寸子さん道教育大旭川校美術科を卒業、行動展、全道展、純生展会員として、また美術予備校の代表、高校の講師も務め多忙な中制作発表。今開催中の全道展の会期にあわせ北都館で2年ぶり

3回目となる個展。細密な筆力、確かな構成力でストーリー性のあるシュールな絵画世界を展開。「My favorite little thingsⅡ」と題して新作21点が並びます。F50「宵の月朝まだきの月」は二人の物思いにふける女性が描かれた幻想的な絵。「The Door」「The Wall」「The Tree」の3点のシリーズはパステルで描かれた優しい画面に。少女や女性が佇み背景は現実と非現実が重なる絵からは内面の心情が伝わるようです。小さな絵は花や静物、ネコ、雑貨などをモチーフに、優しさ楽しさが広がります。バラエティーな絵の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

  根津真枝・山本恵子二人展

 6月4日(水)~6月9日(月)

根津真枝さんと山本恵子さんによる日本画二人展も3回目となります。ともに猫好きで飼い猫を絵にしたいと武蔵野美術学院の谷地元麗子教室で学んでいます。根津さんは釧路市在住ですが泊りがけで通い制作。」山本さんはスエーデンヒルズ在住で看護師として忙しいスケジュールの中制作。絵の他にも活動的に人生を謳歌する二人、それぞれに個展も開催して絵を描く楽しさを知り、猫の毛一本一本を描き込むのがたまらないと、今回は「猫めく、その参」と題して、根津さんF25「Un Gato en el patio de la Recpoleta」、山本さんM30「fukinane」を中心にそれぞれ10点ずつが並びます。どちらも猫を4匹、5匹も飼っているだけあって、よく表情が観察され、ユーモアのとんだ表現も。山本さんはキツネやリス、獅子の絵も登場。カワイイ猫たちに囲まれ癒しのひと時お過ごし下さい。

  絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

 ☆ 小樽ゆかりの銅版画家 ☆

 6月1日(日)~6月15日(日)

小樽に生まれ、拠点にそれぞれの画風を確立した4人の銅版画家を紹介。一原有徳(1910~2010徳島)一回刷りのモノタイプ版画、金属板の無機質な美しさを持つ作品で国際的に高い評価を受ける現代版画の鬼才、小樽美術館に一原有徳記念ホールがあります。金沢一彦(1954~2014小樽)道学芸大特設美術コースを卒業、道展、日本版画協会、北海道版画協会会員。自らのイメージを作品にファンタジックな独特の表現にどことなく懐かしさを感じます。森ヒロコ(1942~2017小樽)女子美術短期大学卒業後、子供や天使、擬人化した猫などのシュールな絵で世界中で個展。生家の蔵を利用した森ヒロコ・スタシス美術館、版画教室を運営。渡会純介(1936~小樽)唯一の現役作家、北海道の銅版画の草分けの一人、全道展、日本版画協会会員。音楽をモチーフに洒落た色使いとリズミカルな画風で人気、今も全国で個展を開催。4人それぞれの個性光る版画世界おたのしみ下さい。

    櫻井マチ子 展

  5月28日(水)~6月2日(月)

東区在住の櫻井マチ子さん北都館で初の個展。道展、新道展初入選以来50年に渡り制作発表を続けるベテラン。個展も数多く東京銀座、ニューヨークでも。動物、女性像をモチーフとした絵が多く、実在の動物ではなく、女性も部分などを独特の感性でユニークに表現。柔らかな曲線、明るくカラフルな色彩、油彩ですが筆跡を残さないきれいな画面の個性的でオリジナリテーあふれる絵。今回は「ファンタジクメロディーによせて」と題してM80シックな色使いの「古しきうるわし」、ピンク色の可愛い「パトリシアの事」3点組。ゴージャスな額縁と一体となった「メランコリックハーモニー」。「春夏秋冬」の4点シリーズ。「ポップフラワー」「ロマンティック」「北欧の香り」「上質なひととき」のオシャレな花シリーズなど23点が並びます。明るくファンタジックな櫻井ワールドごゆっくりとおたのしみ下さい

    斉藤嗣火 個展

  5月21日(水)~5月26日(月)

手稲区在住の斉藤嗣火さん北都館で3年ぶり5回目となる個展。武蔵野美術大学造形学部油彩科を卒業、1974年から1976年の渡欧後札幌で絵画教室「アトリエカウベル」を主宰する全道展会員のベテラン画家。2003年から続く全道展の仲間7人による櫂展のメンバーとしても活動。人物をモチーフとした深いマチエールで重厚な作品は、人間の内面性を追求し生命感に満ちています。今回もよく観て、感じ取り、創造とするという意味合いで「視・感・創」と題して新作21点が並びます。P15「域」2点を中心とした油彩による裸婦は色数を抑え、優れた描写力で安定感、重厚感、動きが感じられます。アクリル、水彩で描かれた山葡萄、貝殻や楽器を奏でる音楽シリーズも見ごたえがあり。写真をコラージュした大作のエスキースも。自らの画風を追求する画家の味わい深い絵ごゆっくりとおたのしみ下さい。

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  ☆ 異国へのあこがれ ☆

  5月14日(水)~5月31日(土)     ヨーロッパは雄大な美しい自然、歴史を感じる圧倒的な景観、美味しい料理やお菓子、美術や音楽などでも世界をリードして、特にパリは芸術の都、花の都、美食の都と呼ばれる観光都市、歴史的建物も多く、ルーブル美術館などで一流の美術品を鑑賞できます。洋画の広まった明治期より日本からも多くの画家が訪れ、その魅力に圧倒され、セザンヌ、モネ、ゴッホなど著名画家の影響を受け、その感動をキャンバスに描き収めています。フランス、スペイン、ギリシャなど長い歴史を重ねた美しく、ロマンチックな風景17点が並びます。園田郁夫のF30「スペイン紀行」はじめ、増田誠「リューパスカル」、三岸黄太郎「村落」、武田範芳「エーゲ海に捧ぐ」、石岡剛「サンビンセントゲイト」などそれぞれの画家の思いのこもった絵おたのしみ下さい。

    木内ヒロ 絵画展

  5月14日(水)~5月19日(月)

むかわ町在住の木内ヒロさん、札幌で10年ぶり北都館で初となる個展。むかわ町生まれで22歳の頃むかわ絵画サークルで絵をはじめ、その後45歳で苫小牧絵画教室に通い、先生より抽象画を進められ2012年より新道展に出品、2019年会員推挙、苫小牧美術協会会員。2020年から毎年秋に苫小牧のファッションメールプラザギャラリーで個展を続けています。今回は「ボン・ボヤージュ心の旅」と題して自らの人生を旅に見立てて、20代、40、50代の絵も並べ自選展的な展示。抽象画を中心に26点が壁を彩ります。昔の洋楽ロックからインスピレーションを受け色彩にこだわった抽象画、小さな作品はクレヨン、アクリル絵の具を何度も重ね様々な色が響き合いオシャレな画面に。絵を描くことの喜びを大切に、作家の思いのこもった絵ごゆっくりとおたのしみ下さい

 

  絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

 ☆ 神田一明・比呂子遺作展 ☆

  4月30日(水)~5月12日(月)   ギャラリーと連動して、ゴールデンウィークの二週間の会期。昨年相次いで亡くなられた画家一明(3/14)、彫刻家比呂子(4/8)夫妻。ともに70年以上に渡り創作活動を続けて、数多くの功績を残しました。一明さんは北都館でも12回の個展を開催され数多くの作品を見せていただきました。在りし日を偲び残された多くの作品ご覧いただけたら幸いです。

   神田一明・比呂子遺作展

  4月30日(水)~5月12日(月)

神田一明さん(2024年3/14)、それからひと月もたたずに妻比呂子さん(4/8)も逝去されました。長女夏子さんはじめの要望に応えての遺作展。ご夫妻は東京芸術大学で学生結婚。一明さんは昭和9年東京生まれ、弟の日勝ら家族と鹿追へ、芸大卒業、北海道教育大学旭川校名誉教授、行動展、全道展会員として75年にわたり油絵を探求。比呂子さんは昭和7年釧路市生まれ、芸大彫刻科卒業、旭川短期大学名誉教授、全道展会員、身近な人をモデルに具象彫刻の美を追求。洞爺湖畔に「夏~渚へ」、旭川大正橋に「トランペットの女」、旭川ステーションギャラリーに「みずうみ」が見られます。一明さんの油彩SMからF30までの38点。比呂子さんのブロンズ、テラコッタ、石膏など4点、パステル6点を展示。お二人の残された作品、今一度お楽しみいただけたら幸いです。

      田中郁子 展

  4月23日(水)~4月28日(月)

浦河町在住の田中郁子さん北都館では毎年この時期で4回目となる個展。1999年新道展初入選、2007年会友、11年協会賞、12年会員推挙、主体展でも会員となり制作発表。この一年の間にも個展、グループ展を数多くこなし。「年を重ねるごとに好きなものが増え臨床美術士、人権擁護委員、水道メーターの検針をしながら絵を描き、孫と遊び次はカッこいい60歳を目指している。」と作品タイトルはNo、60ですが歳を感じさせないバイタリティーには感心するばかり。一つ一つの作品の軌跡が次へとつながること、そして見る方とも繋がっていけたらという思いで「つながるさきへ」と題して20点が壁を彩ります。新たな表現にも取り組み、鮮やかな色彩、ダイナミックな画面からは勢いのある動きが伝わってきます。心躍る抽象画の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい

  絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

  ☆ 多彩なリトグラフ ☆

 4月16日(水)~4月28日(月)

リトグラフは18世紀末にドイツで発明された彫らない版画で、リト(石)、グラフ(図版)から由来し、石に直接描いて写し取る間接技法で、現在ではアルミ板が使われデジタルでは出せない独特の表現力と技術的特徴で、繊細な質感と豊かな色彩が持ち味。美術館に飾られるような有名画家の絵が忠実に再現され、求めやすく身近に楽しめるのが名作リトグラフで、ピカソやシャガール、東山魁夷など著名作家に活用されていま

す。「多彩なリトグラフ」と題し様々な17点が並びます。海外作家のマリー・ローランサン「二人のバレリーナ」、カシニョール「赤いひじかけいす」、ジャック・デぺルト「シャンタンゴルフクラブ」、ラポルト「ブルゴーニュの家」。佐伯祐三「人形」、東郷青児「想い」、三岸節子「黄色い花」、野田弘志「牡丹」、小野州一「チューリップ」、松樹路人の野の花シリーズなど、豪華な顔ぶれの作品の数々ごゆっくりとおたのしみ下さい。

 

    池田宣弘個展

 4月16日(水)~4月21日(月)

清田区在住の池田宣弘さん、時計台ギャラリーが閉廊する間際の9年前の個展以来北都館で初の個展。富良野市出身で、芸大を目指し上京、19才の時通っていた教室の講師の一言「イエローオーカーは黄金の色といわれ、他の色と混ぜても深みのある色が出せ、乾きも早く、おまけに値段も安い上手に使いなさい。」以来自らの大切な色となっている。芸大は断念しましたが、仕事の傍ら絵を描き全道展会員、独立展会友として発表。人類と文明の行く手を予告する黙示録的な画面を創り出している。今回は「陰翳礼賛」と題しF50からF0まで21点が並びます。色の鮮度にこだわり、光の差し込みで生じる影のグラデーションを追求した半具象画。象やぶどう、花や裸婦をモチーフに描かれ、時勢を反映した「ウクライナの少女」も眼を惹きます。こだわりの絵画世界おたのしみ下さい。

     三宅悟展

 4月9日(水)~4月14日(月)

小樽市在住の三宅悟さん、北都館で何と10年ぶり3回目となる展示。札幌北高から東京芸術大学に進み、故野見山暁治氏に師事、40年前北海道に戻り30数年まえより北手宮にアトリエを構えています。無所属で制作を続け、個展は数年に一度のペースですが、毎年グループ展で発表、今年10回目のTHEY展は自ら主宰、市内在住の若手芸術家に声掛け発表、交流の場をつくるなど指導的な立場。「北手宮から」と題して近作18点が並びます。小樽手宮は素晴らしい風景を持っている街であることを絵を通して知ってもらえたらと、緑の多い季節や紅葉の季節、冬の朝や吹雪の後。余市川の情景や人物が描かれた絵など、優しい色使いと柔らかな筆致が持ち味で、素朴な風景を丁寧に繊細に描かれ、絵の中に吸い込まれるようです。静謐な絵の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

  絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

  ☆ 日本画 花鳥風月 ☆

  4月2日(水)~4月14日(月)

日本画という名称は、明治以降に西洋から伝えられた油彩画(洋画)と区別するために生まれた日本の伝統絵画のことである。描くための素材に墨、岩絵の具、胡粉、染料などの天然絵の具を使い膠を接着剤として絹や紙に描かれている。花鳥風月は日本人の自然観や美意識を反映して、花は春の美しさ、鳥は秋の哀愁、風は夏の涼しさ、月は冬の寂しさを象徴して四季折々の自然美を表現。札幌生まれの菊川多賀は院展同人、評議員として日本画の人物表現に現代的な視座をもたらした。花が大好きで「アネモネ」は美しい色彩が魅力。釧路の羽生輝は道展会員、道内唯一の創画会会員、パキスタンMtカラボシが描かれた「朝焼け」は空の青が印象的。新鐘会主宰の浅野天鐘は好きだから描いていると65年に渡り制作、鮮やかな緑の「豊平川新緑」。日展会員の羽毛田陽吉の春を告げる「知床の春」など14点を展示。岩絵の具の鮮やかな色彩と質感おたのしみ下さい。

    真柄修一を偲ぶ展

 4月2日(水)~4月7日(月)

真柄修一(1931~2020)亡くなって5年、甥の藤田智也さんの計らいでの遺作展となります。昭和6年滝川市生まれ、東京で菓子職人の修行中に安井曾太郎の絵に出合い、24歳より絵をはじめ34年道学芸大学卒業。39年道展会員、41年一水会会員。滝川駅前で店を開き昼は菓子職人、夜は画家として制作するも58年火事のため画業に専念。日展入選15回、個展は道内外で50回を数える。平成21年脳梗塞を患いながらも絵を描き続けました。今回はF20からSMまで26点が並びます。F20「月いずる十勝岳」を中心に、羊蹄、大雪、樽前などの山々、積丹の海や湿原が力強いタッチで重厚な画面に。アトリエで自ら栽培するほどこだわりが注がれた赤や黄の色鮮やかな薔薇。画業60年に及ぶ実力画家の残した絵の数々ごゆっくりとおたのしみ下さい。

   志摩利希 銅版画展

 3月26日(水)~3月31日(月)

南区在住の志摩利希さん北都館では一年半ぶり4回目となる個展。多摩美術大学大学院を修了、スペイン留学し銅版画を始める。中学、高校の美術教員を務め、2011年より札幌を拠点とし芸術の森版画工房で制作。全道展、北海道版画協会会員とし日本版画協会にも出品、個展、グループ展と精力的に発表を続けています。今回は「探した日々のこと」と題して北の街に暮らす自身の記憶の中の情景を表現した近作29点展示。エッチング、アクアチントなどの腐食技法を中心とした銅版画。点描アクアチントや版画コラージュによるフレーミング、銅版コラージュの手彩色作品、また発泡スチロールに彩色した切り抜きオブジェも雰囲気を盛り上げます。人が心に抱く郷愁、孤独、夢、感傷が素直に表現された、どことなく懐かしさ漂う志摩ワールドおたのしみ下さい。

 勝木七子宮本紀美子日本画二人展

  3月19日(水)~3月24日(月)

勝木七子さん、宮本紀美子さんの仲良しコンビ、毎年この時期に北都館で4回目となる二人展。子育てもひと段落して、猫好きが高じて大好きな猫の絵を描きたいと2020年より道新文化センターで谷地元麗子先生の日本画教室に通いはじめ、日本画の色彩の美しさに魅せられ熱心に制作、教室展はじめ発表の機会が増えています。今回も「猫時間(ねこのとき)」と題してこの一年の成果を発表。勝木さんは10点、宮本さん15点、それぞれにアイデアを凝らしたF15からミニサイズの絵が壁を彩ります。飼い猫などをモデルに今年の干支蛇も登場、モノクロのペン画も眼を惹き、様々なシーンに猫が描かれ優しさに癒されます。まだ5年はどのキャリアと思えない出来栄えで何より絵を描く楽しさが伝わります。春も近ずき美しい色彩に包まれた日本画おたのしみ下さい。

  絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

  ☆ 行動展の画家たち ☆

  3月16日(日)~3月31日(月)

行動美術協会は新しい時代に適合する美術団体を目指し、昭和20年に9名の会員により創立、今年80回展を迎えます。力強い構図と大胆な筆致、鮮やかな色彩による独特の画風の田辺三重松。父は札幌北光教会の初代牧師、日本のルオーと呼ばれ簡略化した形態、原色を多用した力強い画風の田中忠雄。旺盛な創作活動で北海道を題材に優しさと郷愁誘う画風の原義行。高校時代から注目され女流画家の中心大谷久子。昨年逝去、日勝の実兄、黄や青など印象的な色彩の神田一明。大雪山の画家高橋北修の次女、中性的な人物、抑えた色調で構成された絵は静かな中にも深みがあり物憂げな表情が魅力の高橋三加子。唯一の現役会員、工場や建物に小さな群がる人々が描かれ退廃的な雰囲気の中に不安や不安定さを表現する矢元政行らによる14点が並びます。

   大島昭子×大谷光子 油彩2人展

   3月12日(水)~3月17日(月)

西区在住の大島昭子さん、北区在住の大谷光子さんによる初の2人展。13年前道新文化センターで油絵をはじめ、今は独立展、全道展会員の宮地明人先生に習っています。今まで描きためた作品を発表することとなり、一年前から準備を進め張り切っています。大島さんはF20からF6までの10点、大谷さんもF20からF4までの10点、あわせて20点が壁を彩ります。本州の名所鎌倉のアジサイ、伊豆の浄蓮の滝や天城トンネル、広島の三段滝、仙台の広瀬川。道内風景は雪の道庁や百合が原の温室のみもざ、然別湖や定山渓の紅葉。果物が描かれた静物や、白い花やヒマワリ、白牡丹の花々。姪の可愛い娘さんの七五三の晴れ姿が描かれ、色鮮やかな油絵の魅力が伝わってきます。これからも絵を描く幅を広げ、長くたのしみながら続けてほしいです。

 

  松田由姫穂 油彩画展

 3月5日(水)~3月10日(月)

南区在住の松田由姫穂さん昨年までは大学の同級生石野沙羅さんと二人展を開催して、今回自身初となる個展。高校時代より美術部で活躍、特待生として札幌大谷短期大学に入学、2年修了時に短大から4年制となり3年に編入し卒業。在学時より道展に出品、今はデザインの仕事をしながらコツコツと小品の制作を続けています。花をモチーフに描き「よそおう」と題してF20からSMまで20点が並びます。装うとは身なりを整える、また美しく飾る。外観を飾って他のものに見せかけるふりをするなどの意味合いがあり。植物も環境や内面の影響で姿を変化させる。その変化を色と形にしてみたいと。色々な花を組み合わせたり、花を食べ物のように並べたり、ユリの枝に椿を咲かせたり、木にユリがぶら下がって咲いたりと独自の面白い表現。美しい色彩の花の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

 

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  ☆ 木版画春夏秋冬 ☆

 3月1日(土)~3月15日(土)

木版画は最も古い版画技法で日本では8世紀頃よりはじまっています。江戸時代の浮世絵版画、明治後期からの新版画、その後自画、自刻、自摺りによる独創性を追求した創作版画へと、数多くのアーティストにより様々な表現が生まれています。人気作家による四季折々の風景を集め展示。会津の雪景色で人気の斉藤清(1907~1997福島)「六月の鎌倉」はアジサイが満開。国内外の風土を描いた北岡文雄(1918~2007東京)の「冬の摩周湖」「羅臼岳錦秋」「ミネソタの秋」。週刊新潮の表紙絵を担当した谷内六郎(1921~1981東京)のノスタルジックな四季版画。ヒューマンで温もりのある金子誠治(1914~1994砂川)の「ひまわり」。シマフクロウの手島圭三郎(1935~紋別)の「冬の月」。おおらかな風景画を題材とした前田政雄(1904~1974函館)「立待岬」など20点。木の温もり、丸みのある柔らかな風合いの木版画に心やすらぐひとときお過ごし下さい。

   中村まり子 小品展

 2月26日(水)~3月3日(月)

北区在住の中村まり子さん北都館で5回目となる個展。教育大学岩見沢校油彩画研究室で学び、2年時に訪れたフランス、スペインでピカソやミロの名画に圧倒され、絵を描く気持ちが強まったと。大学院修了から4年がたちすっかり社会人ぽくなり仕事と制作を両立。二紀展では16、18年奨励賞、19年二紀賞を受賞、20年二紀展準会員となり道内外で発表。この正月にはイタリアを訪れたくさんの絵画に触れ制作意欲を掻き立てています。今回は「みつの種」と題してF30「みつの種」を中心にF0までの15点とペン画2点が並びます。裸の子供をモチーフとして母性をテーマに、胎内にいる様な柔らかな心地よさと包み込まれる温かさが感じられる絵。油彩、テンペラ技法でピンクや黄緑などの淡いパステル調で描かれ、より柔らかさが増し、幻想的な独特の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

  北都館 猫の絵画展 Vol、8

  2月19日(水)~2月24日(月)

2月22日(ニャンニャン、ニャン)と猫の日にちなみ始まった猫の絵画展も8回目を迎え今回も新たなメンバーも加わり、男性5名、女性7名の自他ともに認める猫好きが集まりました。アクリル、水彩、日本画、水墨画、色鉛筆、銅版画、テラコッタと多種多彩な43点が壁を彩ります。リアルな表情やデフォルメされアイデアに富んだ絵、物語性を感じる絵、テラコッタは小さいながら可愛さ、楽しさに溢れます。お好みのネコ見つけて下さい。絵やお菓子がもれなく当たる「おたのしみスピードくじ」もあり猫好きはもちろんみんなが楽しめる一週間。たくさんのネコに囲まれ、癒しのひとときごゆっくりとおたのしみ下さい。

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  ☆ 北の国から・冬 ☆

  2月15日(土)~2月28日(金)

国内外から多くの観光客が訪れ賑わいを見せた「さっぽろ雪まつり」も終わりましたが、北海道はまだまだ冬の最中、厳しい寒さや雪に気が抜けません。白い雪は美しく温もりを感じ癒されます。そんな冬の情景が描かれた絵を集め展示。寺田政明や伊藤伊八による詩情あふれる小樽運河。橋本三郎の冬木立。村瀬真治のオホーツクの流氷。樋口洋や池田雄次郎による厳しさ伝わる冬の海。佐々木栄松の冬の湿原。伊藤仁や片山弘明による札幌時計台。安田祐三の春告げる「残雪」や「立春」など18点が並びます。待ちどうしい春の訪れを思い、北海道ならではの自然を感じおたのしみ下さい。

     糸塚章子 個展

  2月12日(水)~2月17日(月)

東区在住の糸塚章子さん北都館で毎年この時期開催の個展も7回目となります。学生時代より絵を描くことが好きで、今は道彩会会員として制作発表。何事にも前向きに取り組み、筆が早く、風景は現場で短時間に勢いのある筆致でのびのびと仕上げられ、その場の雰囲気が伝わってきます。この一年の間に描いた風景、静物などが20点、芸術の森の版画工房に通い制作した木版画、銅版画3点が壁を彩ります。ブナの大木が描かれた「ムラサキの木」20号を中心に、北大構内や百合が原公園、旧永山邸や福山醸造元の札幌の風景。小樽高島漁港やオコタンぺ湖、増毛の風景。春を思わせる鮮やかなブーケなどの花々。ランプなどの静物。縦長に描かれた人形も目を惹きます。暮らしの中にいつも絵のある様が伺え、絵の楽しさ伝わる展示ごゆっくりとおたのしみ下さい。

     小松美月 個展

   2月5日(水)~2月10日(月

豊平区在住の小松美月さん北都館で2回目となる個展。道教育大学岩見沢校油彩画研究室で学び大学院を修了。在学中より二紀展に入選、個展、グループ展と積極的に発表、一昨年日動画廊昭和会展でニューヨーク賞受賞。自然の植物の美しさに憧れがあり、そんな満ち足りた心地よい状態になりたいという思いで「パーフェクトグリーン」と題しF30「遠くの音色」を中心にF0まで18点が並びます。「日常をホンワリと優しく包む空気感に心が和らぐ、何かと生きずらい時代だからこそ絵を描くことも、見る事も明るさと楽しさが必要」と、自ら体験したした幸せな場面を思い浮かべ日記をつずるように描かれ、ボナールにあこがれると、光に満ちた鮮やかな美しい色彩が持ち味。日常を愛しどことなく懐かしく心温まる絵ごゆっくりとおたのしみ下さい。

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    佐藤国男 作品展

  2月1日(土)~2月14日(金

函館市在住の佐藤国男さん北都館で6回目となる個展。北桧山高校を卒業後上京、工場で製本や家具つくりに関わり、夜間は東洋大学仏教学科で学ぶ、昭和55年函館に戻り大工を生業としながら、現場で余った木材をビューと鉋がけし宮沢賢治の童話を墨で下絵を描き、彫刻し、版画にするたのしみを発見。大工の経験が絵描きの夢を進化させ本職となった。「木は実に良いもので、柔らからず、固からず触っているだけで不思議と安心感があり、日本の文化木版画を楽しんでほしい。」と50年近くにわたり「銀河鉄道の夜」「セロ弾きのゴーシュ」「注文の多い料理店」などを描き続けています。手彫りの特製額も魅力で、掛け時計、ガラス絵も並びます。木への思いを大切に人間味あふれる作品に心温まるひと時お過ごし下さい。

     小林光人 展

  1月29日(水)~2月3日(月)

中央区在住の小林光人さん、北都館で昨年に続き2回目となる個展。北海道教育大学特美油彩科に入学して油絵をはじめ卒業後は美術教師に。20年ほど前より好きなクラシックやジャズなどの音楽からイメージした心象的な絵を描き、退職してからも好きな絵を長く続けられたらと。「風の声」と題してコンテを含め20点が並びます。形はないけれど、なんとなく風のように伝わればという思いでキャンバスや紙に油彩で描かれ。F20「Ballad」を中心にアダッジオ、ノクターン、ロンド、コンソレーションなど音楽をテーマにしたものや、旅で見た情景「坂の上の雲」には長崎の原爆も描かれ抽象的な表現の中に具象的なものも多く、タイトルからイメージが伝わる親しみやすいオシャレな絵ごゆっくりとおたのしみ下さい。

     伊藤仁 銅版画展

  1月22日(水)~1月27日(月)

大正4年芦別市生まれ。昭和12年仙台高等工業学校(現東北大学)卒業後、国鉄に就職。24年退職し学生時代から独学で始めていた画業に専念。写実的な風景画や人物画を手がけ、大月源二、富樫正雄らと北海道生活派美術集団に参加。失われゆく札幌のモダンな建物や街並みを描き続けた。二女の銅版画家倭子さんは「消えゆく札幌の街並みを絵画で残したい」というのが父の口癖でしたと振り返る。「赤レンガの画家」と親しまれ、平成8年7月26日死去、享年81歳。伊藤仁銅版画集「さっぽろ西洋館」は昭和54年エルム画廊より発刊され全5集25点が収められ。北海道庁や時計台、豊平館や資料館など現存する建物や、旧札幌駅や旧中央郵便局、拓銀旧社屋など今は見ることのできない建物が描かれています。懐かしさ感じる古き良き札幌の魅力おたのしみ下さい。

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    ☆ さっぽろ讃歌 ☆

  1月18日(土)~1月31日(金)

札幌市は200万都市として日本で5蕃目の人口を有し、数々の人気観光ランキングでも常に上位にランクインし年間を通して大人気の観光地で国内外から多くに人が訪れます。中心地には明治期に建てられた北海道庁や時計台、札幌農学校として開学した北海道大学など歴史を物語る建物が点在。四季の移り変わりも鮮明で多様な季節も楽しめます。伊藤仁「旧郵便局」「吹雪の時計台」。樋口洋「農場残照」「札幌麦秋」。小野州一「大通公園」。繫野三郎「山道の桜」。豊田満「道庁・春」。浅野天鐘「豊平川新緑」。石岡剛「サッポロ時計台」「道庁赤レンガ」。など16点を展示。道都さっぽろの移ろいゆく四季ごゆっくりとおたのしみ下さい。また1月22日(水)から1月27日(月)伊藤仁「さっぽろ西洋館」も合わせておたのしみ下さい。

  第13回 新春日本画展 パートⅡ

   1月12日(日)~1月20日(月)

新年を迎えて早や10日が過ぎました。全国各地で大雪の模様、幸い札幌は雪も少なく穏やかな日が続いています。インフルエンザも大流行で身近な人も多く感染していて、コロナも含め気を付けたいものです。新春日本画展パートⅠも好評のうちに終了。12日よりパートⅡのはじまりです。ベテランならではの絵、若い感性に満ちた絵が響き合いバラエティーに富んだ空間に。10人28点が並びます。日本画らしいモチーフ、新春にちなんだ椿などの花々。3Dの画面のドラマチックな絵やリアルな人物画。ペンギンやオシドリも目を惹きます。新春のひとときごゆっくりとおたのしみ下さい。

  第13回 新春日本画展 パートⅠ

   1月4日(土)~1月11日(土)

あけましておめでとうございます。明るく健やかな一年であること、今年もたくさんの絵に出会えること楽しみにしております。お正月恒例の「新春日本画展」今回より年齢による区分けをなくしそれぞれ10人による二部制となりました。パートⅠは9人による28点が並びます。お正月にちなみ龍や椿などの花、様々な表情で描かれた猫や動物たち、ケーキが描かれた6点組の「break time」には北都館のシフォンケーキも描かれうれしいです。日本画とは思えない自然の営みが伝わる硬質な画面の抽象画も眼を惹きます。それぞれの個性が響き合い、日本画ならではの優しく美しい色彩がお正月ムードを盛り上げます。新春のひとときごゆっくりとおたのしみ下さい。

  絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

 1月4日(土)~1月17日(金)

2025年のはじまりです。昨年は元旦早々に能登半島地震に見舞われ、さらに9月には記録的集中豪雨のダブルパンチ。気候変動や自然災害、海外での戦争、物価高も続き何かと暮らしにくい世の中。今年こそ平和で穏やかな日々を願うばかりです。新春第一弾、絵楽屋「めでたき新春」。札幌生まれの日本画家片岡球子、独創的な世界を築きその日本一の山富士の絵は人々に勇気と希望を与えます。日本画家小倉遊亀は女性初の院展同人で文化勲章受章、「径(こみち)」は母と子と犬が列になってリズミカルに描かれ愛と生きる喜びが表現され幸せな気持ちに。愛と情熱の女流画家三岸節子、花は生命力を感じさせるもので、生涯の渡り描き続け、その独特の花からは生きる勇気が伝わります。現代洋画界の第一人者絹谷幸二、鮮烈な色彩、熱情と生の歓喜がダイナミックに展開された「黄金旭日羊蹄山」など14点が並びます。新春のひとときごゆっくりとおたのしみ下さい。

 2024 絵画ダイジェスト パートⅡ

  12月25日(水)~12月29日(日)

今年も残すところ一週間余りとなり、いよいよ最後となる展示「絵画ダイジェストパートⅡ」のはじまりです。この一年お付き合いいただきありがとうございました。パートⅠに続き20人による油彩、アクリル、日本画、テラコッタなどによる人物、風景、猫やカエルや抽象画が壁を彩ります。今回は小さめの作品が多く集まりましたが、ミクストメディアはじめ技法にもこだわったバラエティーに富んだ空間に。それぞれの作品世界おたのしみ下さい。尚、12月30日(月)~1月3日(金)お正月休みとなります。来年もたくさんの展覧会予定しています。相変わらずご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

 2024 絵画ダイジェスト パートⅠ

  12月18日(水)~12月23日(月)

いよいよ今年最後となる展示「絵画ダイジェスト」毎年恒例でこの一年北都館の壁を色どった画家たちの作品を2回にわけ展示。前半パートⅠは20人による油彩、アクリル、水彩、日本画、銅版画による風景、静物、人物や猫など、色美しい抽象画も揃い多種多彩な作品が並びます。それぞれの思いのこもった作品に、この一年を振り返りおたのしみ下さい。

  絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

   ☆ 年忘れ名画展 ☆

 12月15日(日)~12月29日(日)

絵楽屋も今年最後となる展示「年忘れ名画展」。幕末から明治へと移り変わる時代は日本にとって政治や文化の大きな転換期であり美術の世界でも日本洋画が誕生しています。数々の変遷を経て発展、コンクールや美術団体による公募展も盛んで、その中から優れた作品もたくさん生まれています。日本のキュビスムを追求した島田章三。三岸好太郎、節子の長男黄太郎。共和町に美術館を持つ西村計雄。日本のルオー田中忠雄。フランスで活躍した増田誠。故郷北海道を愛した松樹路人。北海道独立展を支えた菊地精二。日本芸術院会員寺坂公雄。第39回安井賞作家小林裕児。魂の画家と呼ばれた平野遼。写実画壇代表山内滋。立軌会同人松田環。道内なじみの田辺三重松、中村善策ら14人の豪華メンバーによる見ごたえのある絵ごゆっくりとおたのしみ下さい。

北海道教育大学岩見沢校油彩画研究室小品展

  12月11日(水)~12月16日(月)

北海道教育大学岩見沢校油彩画研究室小品展も毎年この時期恒例となり7回目の展示。新たな2年生も加わり、卒業生、修了生24人と在学生17人の作品一人一点ずつ、指導に当たる舩岳紘行先生も賛助出品。「それぞれの小窓」と題して、それぞれの作品を小窓に見立てた絵が並びます。OG,OBも年に一度の再会を楽しみにしています。今年も8/11~10/17網走美術館で「新緑の向こう~舩岳紘行とその教え子たち」が開催され、この秋の二紀展でも在学生6人と卒業、修了生17人が入選、4年生の伊藤さんが優賞を受賞するなど活躍が続いています。小品とあって思い思いの絵が描かれ、若い感性に満ち、絵を描く楽しさが伝わってきます。42点の多種多彩な絵おたのしみ下さい。

  今谷孝 テラコッタ小品展 Ⅳ

  12月4日(水)~12月9日(月)

手稲区在住の今谷孝さん、北都館で毎年この時期に4回目となる個展。道教育大学岩見沢校で美術研究室彫塑室で岩下硯氏に師事。卒業後は教師となり、全道展会員として彫刻作品を発表。10年ほど前よりテラコッタの制作をはじめています。テラコッタは粘土を素焼きしたもので、焼く前に彫刻などの細工をし細かに成形、水彩絵の具で彩色し表情を際立たせています。この一年で100点以上つくり、レリーフ19点と立体50点が並びます。回を重ねるごとに動物たちが人気でたくさんのファンがついて、質量ともに進化し、個々の作品もボリュームを増しています。犬や猫を中心に鳥類、シロクマ、羊、牛、カバ、アザラシ、ゴリラ、ウサギ、シマリスなどを様々に表現。彫刻は量感が大事と作品は小さいながら存在感があり落ち着きのある静寂の空間が広がります。真摯に取り組むテラコッタの世界より身近におたのしみ下さい。

  絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

  ☆ 北海道のオールスター ☆

   12月1日(日)~12月14日     日本洋画は明治期よりはじまりました。北海道でも林竹治郎が明治33年札幌一中の美術教師となり三岸好太郎はじめ多くの画家を育て北海道美術の基礎を築く。明治41年有島武郎によって創立された北大美術部「黒百合会」は今も続いています。明治42年東京美術学校在学中の長谷川昇、小寺健吉、工藤三郎が小樽で「羊蹄画会」を結成し発表。大正14年道展、昭和20年全道展、31年新道展が創立、その歩みを進めています。黎明期を支えた明治生まれの孤高の画家木田金次郎、善策、田辺、上野山と呼ばれた三人。オホーツクの画家居串佳一。疎開先の札幌で結婚、札幌洋画研究所の講師を務めた三雲祥之助、小川マリ。日本のルオー田中忠雄。東京芸大教授の久保守などの15点。懐かしさとともに絵に対する熱い情熱感じていただけたら・・・・・・

 札幌大谷高等学校美術科教員小品展

  11月27日(水)~12月2日(月)

札幌大谷高等学校美術科教員による初の小品展。齋藤先生の呼びかけで6人が集まりました。奥山哲三さんは金沢美術工芸大学卒業、春陽会会員のベテラン画家。高橋玲香さんは道教育大学専攻科終了、道展会員としてアトリエシード主宰。岩崎陽子さんは大谷高校から大阪芸術大学卒業し道展に出品。小林綾さんは東北芸術工科大学卒業しグループ展などで発表。加藤愛子さんは大谷大学卒業、道展日本画で今年佳作賞受賞。齋藤和志さんは金沢美術工芸大学卒業し個展などで発表。「表現の庭」と題してSMからP12まで32点が並びます。風景画、花や鳥、抽象画やファンタジックな絵などそれぞれの持ち味が発揮されバラエティーで見ごたえのある空間。いつもは生徒の指導に忙しい日々を送っていますが、自らの作品と向き合う良い機会。ごゆっくりとおたのしみ下さい。

   坪井明花×温井彩加 2人展

    11月20日~11月24日

岩見沢市在住の坪井明花さん、苫小牧市在住の温井彩加さん、北海道教育大学岩見沢校油彩画研究室で学んだ同級生の初となる2人展。今春卒業したばかりで、仕事をしながら制作を続けてこの秋の二紀展にも入選、温井さんは奨励賞を受賞しています。坪井さんは赤ん坊の姿をモチーフに自分が行ってみたい、また過去に見た風景が描かれた幻想的な絵を発表。温井さんは幼少期の思い出や日常生活から連想することをベースにいつまでも無邪気でありたいという思いを表現。今回は「四季とたわむれる」と題して油彩、水彩、アクリル、色鉛筆、ペンなど様々な技法で描かれた合わせて32点が並びます。小品ならではの様々な工夫もあり、温かみのある色彩で懐かしさ感じられ心が和みます。これからの活躍がたのしみな二人の夢広がる絵の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

    絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

   ☆ モノクロームの世界 ☆

  11月16日(土)~11月30日(土)

モノクロームとは「一つの色」という意味で赤でも青でも一色であればもモノクロームと呼ぶことができるが、一般的には色味のない白黒の表現。英語ではBlack&White。少ない情報量で物事がストレートに伝わりやすく、想像力が掻き立てられ懐かしさが感じられる。作家は黒と白だけで内面世界を描きだし多様な感情を表現する。中国では「墨に五彩あり」という言葉があり、一口に墨といっても一色ではなく黒の中の微妙な違いをたのしむことができます。書道家、現代美術家として2021年107歳で亡くなるまで国内外で活躍した篠田桃紅のリトグラフはじめ、繊細なメゾチントによる版画を数多く残す清水敦、生田宏司、マリオアバチ。木をモチーフに彫る銅版画の木村茂。油絵の安田祐三、森山誠らによる20数点を展示。清々しいモノクロームの世界おたのしみ下さい。

 

    清水わかな 個展

 11月13日(水)~11月18日(月)

東区在住の清水若奈さん北都館で昨年はご主人との二人展、今回3回目となる個展。三重県四日市市生まれ、2009年金沢美術工芸大学美術工芸学部油画専攻に入学、国展に入選するなど個展、グループ展を重ね、卒業後は大阪の印刷会社に就職。2016年結婚を機に札幌へご主人の恭平さんと共に好きな絵を描いてゆこうと小品の制作を続け、この秋には仕事を辞めて絵に専念、この会期中も東京有明ビックサイトのデザインフェスタにも出品。「記憶の庭」と題して油彩新作22点が壁を彩ります。富良野、岩見沢、帯広、旭川など自ら訪れた場所を記憶をたどりながらやさしい色彩で描かれた絵に何か懐かしさが伝わってきます。淡い緑色に包まれた景色が多い中、モエレ沼の冬景色、鳥羽の海の景色やもみじの赤が眼を惹きます。作家の思いのこもった絵ごゆっくりとおたのしみ下さい。

  小林邦弘太田れいこ 二人展

  11月6日(水)~11月11日(月)

根室市在住の小林邦弘さんと豊平区在住の太田れいこさん、念願かなって2回目となる父娘展。邦弘さんは仕事の傍ら油絵を描いて公募展などにも出品、この展示が決まってからは元気に張り切っていると何よりです。小さい頃から身近に絵の具がある環境で育った、れいこさんは女子美術大学を卒業、高校の美術教師となり、独立展、全道展に出品、一昨年全道展会員となり昨年北都館で初個展。今回は二人合わせて31点が壁を彩ります。邦弘さんは知床や摩周湖、バラなどの花を色鮮やかに描いた17点。れいこさんは抽象画、根室の原風景ブルー系の色を主体に、自然の中から感じた事柄が表現されカラフルでセンス光る絵。画風は違いますがさすが親子、色彩感覚がとても似ていてなんとなくホノボノ。互いの絵が共鳴し温かみ感じる空間ごゆっくりとおたのしみ下さい。

    松木眞知子 小品展

  10月30日(水)~11月4日(月)

北区在住の松木眞知子さん北都館で初となる小品展。女子美術短期大学造形科卒業。結婚、子育てを経て1999年初個展を開催、全道展、行動展に出品、受賞を重ねています。コロナ渦の2020年乳がんの手術をし闘病の中も制作を続け2022年全道展会員、2023年行動展会員推挙となり、今は命の大切さ、制作できる喜びを実感。2011年には臨床美術士の資格を取得し美術の幅を広げています。当初、樹の根をモチーフとしていて、そこから繋がる水脈に青系の色彩を主体に描くように、絵の具を撥ねちらし、また流し込みの手法を使ったダイナミックな表現。「あおの表出」と題して22点を展示。見る方それぞれの思いで感じ取っていただき共有出来たらうれしいと。パワーみなぎる美しい色彩に彩られたオシャレな空間ごゆっくりとおたのしみ下さい。

    輪島進一 小品展

 10月17日(水)~10月28日(月)

函館市在住の輪島進一さん北都館で8回目となる個展。独立展、全道展会員として活躍、道内を代表する実力派の画家。現代社会を反映した題材を追求し、卓越した描写力による流麗な線描と洗練された色彩によるオリジナリティあふれる絵を手がけています。今月19日からは小樽市美術館で「絵で見る炭鉄港三人展 伊藤光悦、羽山雅愉、輪島進一」が開催されています。今回は「光彩と共に」と題して美しい光に満ちた色彩豊かな絵16点が並びます。今まで長きにわたる制作を振り返る意味合いも込めて20代後半からの作品から自選した100号変形3点とP80は草花の中に女性が描かれ見ごたえがあります。ホクレンカレンダー原画「十勝の夏」。女性像やニャンコシリーズもそろい多彩な展示おたのしみ下さい。

     川井彩奈 個展

  10月16日(水)~10月21日(月)

北区在住の川井彩奈さん北都館で昨年の初個展に続き2回目となる個展。札幌大谷大学芸術学部デザイン科の3年生。大谷高校時代より美術部に所属し、3年時道展U21で優秀賞、一昨年は道展新人賞、昨年5月には六花亭アートヴィレッジ中札内村企画公募展「二十歳の輪郭」に入賞その後もグループ展などで精力的に制作発表。将来はデザイナーと画家を目指していると頼もしい限り。今回は「視線」と題してこの一年で描き上げたF30からF0まで20点が壁を彩ります。抽象画の中にこちらを見つめる女性が描かれたF30「想い溢れて」を中心に、同世代の女性が描かれた絵が多く若者ならではの複雑な感情が表現され、特に目の描き込みに気を使っていると。透明感のある写実で、深い色合いの抽象作品もありバラエティーな絵おたのしみ下さい。今後の活躍もたのしみです。

   川口一菜 日本画展

  10/9(水)~10/14(月)

清田区在住の川口一菜さん毎年北都館で5回目となる個展。北星学園大学付属高校の恩師中野邦昭先生(日本画家、道展会員)の誘いで教室に通い始め色彩の美しい日本画の魅力に引き込まれどんどん腕を上げ、みなもの会展はじめ今年は北の日本画展にも出品。先生、家族、仲間の応援もあり順調に制作発表を続けています。自他ともに認める猫好きで当然猫ですが、今回は「ネコなの科?」と題し、猫だけではなく旭山動物園に何度も通い取材した動物たちも登場し18点が並びます。見たままを描くのではなく想像を膨らませアイデアに富んだ絵。M30の木に横たわる彪の「みらい」をはじめライオン、トラ、雪豹、マヌルネコなどが生態などもよく勉強され描かれています。また手ずくりの陶芸や小物グッズも並び、たのしさいっぱいのひとときおたのしみ下さい。

 

  絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

   ☆ いやしの絵画展 ☆

  10月2日(水)~10月16日(水)

絵画鑑賞というと敷居が高いというイメージがありますが、そんなことはなく自分の好みで、描かれているもの、色の美しさなど楽しんでいただけたら。誰が見てもカワイイ、愛しい、夢が広がり癒され、懐かしい故郷へ帰るような心安らぐ絵を集めました。ニューヨーク生まれのチャールズ・ファッジーノ(1955~)は飛び出す絵本のような作風がたのしめる3Dアートでコレクターにはポール・マッカートニー、松井秀喜など著名人も多数で「ミッキーのワールドツアー」はミッキーマウスが世界中を冒険するデズニーとのコラボの大作で小さな子供からお年寄りまで大人気。ビンカシワのメルヘンチックな作品は理屈抜きで楽しめ。河野薫の懐かしさ漂う木版画の少女や、無邪気な子供の表情には癒しと温もりを感じます。油彩、水彩、版画、ブロンズなど20点を展示。ごゆっくりとおたのしみ下さい。

    友末智子 小品展

 10月2日(水)~10月7日(月)

白石区在住の友末智子さん毎年この時期で6回目となる個展。独学で試行錯誤しながら制作、全道展会員として発表を続け昨年秋には深川東洲館で個展を開催。常に真摯に絵に取り組み新たな試みも見られ前向きな姿勢が伝わります。親が鉄工所を営んでいたことから、なじみの深い鉄管や工具をモチーフとした絵を描き、8年前より共感、共生、共存をテーマとした「祈り」をタイトルとして、まさに今の世の中を反映した海外での戦争の悲惨さ残酷さを眼にして、人々の幸せを願う気持ちで描かれている。今回はF30の「-祈りーつながるつながる」を中心にはがきサイズまで17点が並びます。木瓜の葉っぱをメインに硬い金属と組み合わせて描き人と人との絆が表現され、落ち着いた色調の透明感のある絵に。作家の思いの詰まった絵ごゆっくりとおたのしみ下さい。

  第15回 サムホール36人展

 9月25日(水)~9月30日(月)

芸術の秋恒例となり15回目を迎えるサムホール36人展、新たなメンバー9人加わりサムホールサイズのキャンバスに描かれた絵36点が壁を彩ります。現役学生の20代から80代までの男性19人、女性17人が油彩、アクリル、日本画による風景や花、人物や動物など、オシャレな抽象画もそろい、それぞれの持ち味が発揮されたバラエティーな空間。おたのしみ人気投票は一番好きな絵を選び投票するとクッキープレゼント。たのしいひとときお過ごしください。

    佐藤真康 作品展

  9月18日(水)~9月23日(月)

帯広市在住の佐藤真康さん北都館で4回目となる個展。武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。現在は道新文化センターの講師、高校の非常勤講師を務め制作に励む日々。全道展2010年初入選、受賞を重ね2022年会友賞受賞、昨年会員推挙となっています。板に綿布を張り下地を作り、アクリル絵の具を使い手慣れた筆さばきで描かれた絵からはそれぞれの存在感が浮かび上がります。今回は「着せ替え絵画」と題し、着せ替え人形のように絵をカスタマイズ、S6の女性が描かれたFACEのパーツ3点と、S6の2枚分のBODYのパーツ5点を好みで組み合わせる新たな試み。F20、F30に描かれた得意の女性像はじめ、支持体の板をカットして不定形の面白い形に描かれた馬、狼、カエル、熱帯魚のベタ、街路樹など12点。こだわりの絵の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

  絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

  ☆ 小野州一×蛯子善悦 ☆

 9月16日(月)~9月30日(月)

この夏開催されたパリオリンピック、開会式はセーヌ川を船でパリの名所を巡り芸術、歴史、文化を堪能。小野州一(1927~2000千歳生まれ)は札幌一中を卒業、画家を志し上京、独学で絵を学び昭和48年から52年家族と渡仏、南仏やヴェネチアにも繰り返し取材、陽光あふれる海の情景を描く。倉本聰の進めで平成6年より富良野に住み、清新な詩情をベースとして軽快な線描と明るく深みのある色彩が響き合う絵で多くの人を魅了。蛯子善悦(1932~1993稚内生まれ)函館中学の頃より油絵をはじめ、天才少年と呼ばれ武蔵野美術大学卒業、40歳からパリへ渡りサロンドートンヌ会員となり野外で自然の織り成す光、空気、匂いの中に身をおき、目に見えるものを捕らえつつ制作、光の画家と呼ばれた。油彩、リトグラフ15点を展示。それぞれのモダンでオシャレな魅力的な絵おたのしみ下さい。

    中野永子 日本画展

  9月11日(水)~9月16日(月)

豊平区在住の中野永子さん北都館では初となる個展。藤女子学園卒業後、銀行勤務を経てアパレル業界に勤務。2年前に仕事を終えてからは精力的に制作活動。岩絵の具の美しさに一目ぼれ1995年吉岡織江日本画塾に参加。2016年より日本画院で入選、受賞を重ねて会員となっています。2017年には安積透日本画塾に参加。2021年日展会員の青木秀明氏に師事、今もふた月に一度大阪へ通い研鑽を積んでいます。谷地元麗子の日本画で猫を描く講座で「猫はじめ」展にも参加。道展では初出品で佳作賞。北の日本画展にも出品。昨年10月には大丸藤井セントラルで初個展。積極な姿勢で好きなことに打ち込む姿勢に感心するばかり。「自由きままな」と題して21点が壁を彩ります。大好きな花や動物たち、北海道の自然をモチーフに、梟、カワイイ猫や鳥、季節感伝わる色鮮やかな花々など。感動したり、描きたいと思うことを素直に表現。「光や空気や思い」が伝わればと・・・・・

  水高和彦 ミクストメディア展

  9月4日(水)~9月9日(月)       恵庭市在住の水高和彦さん北都館で一年ぶり5回目となる個展。退職を機に本格的に絵画制作に取り組みミクストメディアによる抽象作品を発表。2016、17年と連続で新道展協会賞を受賞、18年会員。個展、グループ展、東京のミクストメディア展などで精力的に制作発表。苫小牧勇払海岸で集めた漂着物、漆喰やコットン、木や段ボールなどを素材としてコラージュするなど独創的な表現で様々な形、色によるシンプルな画面に物質感が伝わります。素材が発する声がポエムとも未来への警鐘とも聞こえると「言葉や文字で表せない声なき声に耳を傾けてほしい」という。今回は「創意の工夫」と題して新作21点が並びます。釘やネジ、網、種、塩ビ、布、糸、木片、漂着物、飴や菓子の包み紙などをモデリングペーストで貼り付け構成した作品、白を基調とした清々しい絵画世界おたのしみ下さい。

   絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

   シルクスクリーンの魅力

  9月1日(日)~9月15日(日)

シルクスクリーンは孔版画と呼ばれ、メッシュ状の生地にインクの通るところと通らないところをつくり版として摺り、豊かな表現力を持ちインクの重ね塗りや透明感のある色彩で発色の良さが魅力。JR北海道の車内誌の表紙絵を長年担当する藤倉英幸、原画jははり絵で道内の指揮を描いた絵で人気、作品の多くはニセコの有島記念館に収蔵。本間武男は北海道をテーマとした絵を手がけ郵政省の年賀状や切手に採用され、道内外で人気で北海道観光にも一役買った。前衛美術のリーダー渡辺伊八郎は円、半円、方形といった単純化された幾何学的な作品を数多く残す。沢田哲郎は飛行機から見た空の美しさに感動、スカイスケープという作品で国内外で活躍。パリに渡りメルヘンチックな空想世界で人気のビンカシワなど20点余り展示。美しい色彩に輝くシルクスクリーン作品おたのしみ下さい。

    木村由紀子小品展

  8月28日(水)~9月2日(月)

北区在住の木村由紀子さん北都館で一年ぶり7回目となる個展。昨年は一緒に木村絵画教室を主宰するご主人の富秋さんと大通美術館で200号をはじめとする大作を並べる個展を開催。全道展会員、独立展会員として道内女流画家の中心的存在、今春には一区切りとして独立展を退会し新たな展開へ。「「風の韻(ひびき)」と題してM20からF0まで15点が壁を彩ります。アクリル絵の具を使いモノトーンを基調とした画面、紙粘土なども使い工夫された深いマチエールが持ち味で、様々な色彩が響き合い、自然の営みなどから受けた印象をエネルギッシュに表現。風の音をイメージした「風の韻(ひびき)」シリーズと樹木や落ち葉からイメージした「風の散歩道」シリーズ。清楚でオシャレなセンス光る絵画世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

      十勝の画家たち展

   8月14日(水)~8月26日(月)

帯広市を中心とする十勝地方は日高山脈はじめ四季折々の自然に恵まれ、畑作、酪農などが盛んで食材の宝庫。その大地に育まれた美の世界を紹介する「十勝の画家たち展」、精鋭5人の作品が並びます。十勝美術界のリーダーとして活躍の全道展会員森弘志さんを中心に、全道展会員の佐藤真康さんは9月に4回目となる個展を控えています。神田日勝の長女絵里子さんは無所属で隔年で5回の個展を開催。道展の中村富久男さん、新道展会員の松久充生さんは初となる展示。森さんはシラカバなどの樹を真横からとらえた絵。佐藤さんは樹木やベタを独特のタッチで表現。神田さんは透明感のあるリアルな十勝風景。中村さんは道内風景を緻密に描き、松久さんはF100の画面にカラフルでポップな2点。それぞれの個性光る絵ごゆっくりとおたのしみ下さい。

    山内透知恵 2人展

  8月7日(水)~8月12日(月)

清田区在住の山内透さん恵さん、夫婦で北都館では初となる展示。透さんは東京生まれ多摩美術大学大学院終了後札幌在住で二紀賞優賞、今年は昭和会展東京海上日動賞、世界絵画大賞展協賛社賞など活躍。知恵さんは道教育大学岩見沢校油彩画研究室で学び、大学院修了、教員として働きながら二紀展に出品。互いに刺激しあい制作発表を続けています。ユニークなサブタイトル「てんてんぽちゃ」はてんてんを描く透さん、ぽちゃぽちゃしている人物を描く知恵さんから由来、それぞれ新作10点ずつ展示。透さんは毛深いというコンプレックスから「小僧」という自画像や妻の顔、動物たちをてんてんで表現した絵。知恵さんは日頃見た風景をイメージした中にぽちゃっとした人物、美しいグリーンに包まれどこか懐かしさ感じる絵。互いの絵が響きあった独特の絵画世界おたのしみ下さい。

   絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

    ☆ ポップアート ☆

  8月1日(木)~8月15日(木)

ポップアートは「ポピュラーアート」が語源といわれ、1950年代半ばイギリスやアメリカで誕生。アンディーウォーホールなどのスター作家が現れ全盛を迎え世界的に影響を与えた。ニュ

ーヨーク生まれのジェームスリジ―(1950~2011)は3Dアートを確立、アトランタ、長野オリンピックの公式アーティスト。ヒロヤマガタはアメリカに渡りシルクスクリーン作品を制作ストーリー性のあるダイナミックな風景の中に描かれる人々は鮮やかな色彩で細密に表現され世界的に人気。手塚治虫原作の漫画、テレビアニメ「鉄腕アトム10万馬力」は見ているだけで元気パワーをもらいます。鈴木英人の車やカリフォルニアを彷彿させる絵は赤や黄が印象的で、コントラストの強い陰影と鮮やかな色彩のリトグラフで人気。釧路出身のビンカシワのメルヘン調の空想の世界広がる絵は理屈抜きで楽しめ国内外にファンがいる。他14点による明るく楽しいファンタジーワールドに触れ、幸せ感じるひとときおたのしみ下さい。

     本田勝也 作品展

   7月31日(水)~8月5日(月)

東区在住の本田勝也さん64歳の初個展から4回目となる個展。岩手大学美術科彫刻専攻を卒業、道教育大学大学院を修了し高校の美術教師を務め。描き表現することの楽しみを忘れないように暇を見ては制作。今回は40代半ばに描いていたものをリメーク球体と曲線をボールペンと色鉛筆で描いた「せんせんるてんしりーず宙」を中心に38点。初回のゲル状ボールペンで小さな円(つぶつぶ)を100個ずつつなげて描き人との繋がりを表現した「つぶつぶしりーず」。2回目の人の複雑な心情をタテ線とヨコ線の交差で表現した「タテタテヨコヨコしりーず織」。3回目のカラーシートを大小の四角形に切り白や黒の紙に張り付ける技法「かくかくしかくしりーず響」の新作が並びます。制作意欲旺盛に毎日根気強く手間のかかる作業を続け創られた作品には感心するばかり。ミニマルアートの」単純な表現で日記をつずるような抽象の作品世界、それぞれの思いで感じ取っていただけたら・・・・

   木村富秋 小品展

 7月24日(水)~7月29日(月)

北区在住のベテラン画家木村富秋さん昨年は大通美術館で大作を並べる個展を開催。北都館では7回目となる個展。長きにわたり全道展会員、独立展会員として活躍され、今春一区切りとして独立展を退会。奥様と一緒に木村絵画教室を主宰、毎日筆を執り「心の色変わりゆく形」をテーマとして制作。純粋に絵画の造形性を追求し、色そして形、線、画肌などを織り交ぜながら表現。トルソのように省略された人物は絵のへそといい、その背景は抽象性を帯び様々な色彩が響きあいオシャレな画面に。F30からF0まで19点が壁を彩ります。今回は色にこだわったといいF30の「COSMOS」は新しい試みで様々な色彩がはじけ出し宇宙へと広がっていくよう。サムホールのトルソの人物シリーズは様々な光に包まれ。「セーヌの坂道」は珍しい風景画。油絵の魅力あふれる絵の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

  絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

  ☆ 北の国から 夏 ☆

 7月17日(水)~7月31日(水)

「北の国から」は大自然の中で暮らす一家の姿が描かれ脚本は倉本聰で連続ドラマ放送後、8編に及ぶドラマスペシャルが放映され人々を感動させ大人気となって北海道の自然の魅力が全国へと広まった。地球規模の温暖化の影響か昨年はかつてない猛暑となりましたが、北海道の夏は本州に比べ湿度も低くカラッとさわやかに過ごしやすく百花繚乱、観光のベストシーズン。そんな夏の風景が描かれた絵を集め展示。小野州一、神部修成のラベンダーなど富良野の景色。海が描かれた中村善策の小樽磯浜、中本昭平の積丹、金丸直衛の岩内兜岬、短い夏を楽しむ繁野三郎の蘭島海水浴場、栃内忠男の波はどこなのでしょう。西村貴久子の大雪山、田中稔の恵庭岳。のどかな牧場や白樺林。石岡剛の観光客で賑わう時計台や道庁。北国の情景にさわやかな風感じていただけたら。

    河口真由美 小品展                        7月17日(水)~7月22日(月)

南区在住の河口真由美さん北都館で昨年に続き2回目の個展。北海道教育大学美術コース油彩画研究室を卒業。大学一年生時に道展初入選、卒業後も仕事の傍ら出品を続け、一昨年見事協会賞を受賞、昨年会友となって個展、グループ展など精力的に発表を続けています。自分にとって身近な出来事や物を抽象化した油絵を描き、日常の何気ないものでも見方を変えると輝きだすと。今回は夏目漱石の残した言葉「偶然は必然」をタイトルとして偶然発見したもの、偶然知り合った人が、振り返ると必然だったのかもしれない、そんな想いで描いた小品19点が並びます。大胆な構図で様々な形が絡み合い明るくカラフルな画面。また作品解説もあり、何が描かれているのか探すのも楽しみの一つ。作家の思いに触れハッピーな絵の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。