絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

  ☆ 北の国から 夏 ☆

 7月17日(水)~7月31日(水)

「北の国から」は大自然の中で暮らす一家の姿が描かれ脚本は倉本聰で連続ドラマ放送後、8編に及ぶドラマスペシャルが放映され人々を感動させ大人気となって北海道の自然の魅力が全国へと広まった。地球規模の温暖化の影響か昨年はかつてない猛暑となりましたが、北海道の夏は本州に比べ湿度も低くカラッとさわやかに過ごしやすく百花繚乱、観光のベストシーズン。そんな夏の風景が描かれた絵を集め展示。小野州一、神部修成のラベンダーなど富良野の景色。海が描かれた中村善策の小樽磯浜、中本昭平の積丹、金丸直衛の岩内兜岬、短い夏を楽しむ繁野三郎の蘭島海水浴場、栃内忠男の波はどこなのでしょう。西村貴久子の大雪山、田中稔の恵庭岳。のどかな牧場や白樺林。石岡剛の観光客で賑わう時計台や道庁。北国の情景にさわやかな風感じていただけたら。

    河口真由美 小品展                        7月17日(水)~7月22日(月)

南区在住の河口真由美さん北都館で昨年に続き2回目の個展。北海道教育大学美術コース油彩画研究室を卒業。大学一年生時に道展初入選、卒業後も仕事の傍ら出品を続け、一昨年見事協会賞を受賞、昨年会友となって個展、グループ展など精力的に発表を続けています。自分にとって身近な出来事や物を抽象化した油絵を描き、日常の何気ないものでも見方を変えると輝きだすと。今回は夏目漱石の残した言葉「偶然は必然」をタイトルとして偶然発見したもの、偶然知り合った人が、振り返ると必然だったのかもしれない、そんな想いで描いた小品19点が並びます。大胆な構図で様々な形が絡み合い明るくカラフルな画面。また作品解説もあり、何が描かれているのか探すのも楽しみの一つ。作家の思いに触れハッピーな絵の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

     渡辺貞之 個展

  7月10日(水)~7月15日(月)

深川市在住の渡辺貞之個さん北都館で毎年の12回目となる個展。アートホール東洲館館長、深川市民劇団代表、デッサンサークル「ぴいぷる」は50年以上続き地元文化の向上に貢献。自らは全道展会員、昨年の独立展で独立賞を受賞するなど年齢を感じさせないヴァイタリティで活躍されています。「存在と眼」をテーマに五感でとらえた存在、眼で認識する絵をモットーに、対象も本質を見極めメリハリの利いた画面からは存在感が浮かびあがります。F10からF0までの14点とデッサン4点が壁を彩ります。最新作のF10「アニマルハウス」は様々な色彩に包まれた画面に猫やフクロウなどが見え隠れ。ローマやポルトガルの路地のカフェはオシャレに描かれ。カボチャやリンゴ、花などの描かれた静物画はリアルな存在感が伝わります。見ごたえのある絵ごゆっくりとおたのしみ下さい。

   三浦恵美子 油彩画展

  7月3日(水)~7月8日(月)

安平町在住の三浦恵美子さん北都館で毎年この時期に5回目となる個展。安平町町会議員として活動する異色の画家。新道展会員、美術文化協会会員として公務の傍ら積極的に制作発表を続けています。常に世界平和を願い制作。今も続くロシアのウクライナ侵攻やイスラエル戦争により多くの市民の命が失われ。国内では国会議員の裏金問題、物価高により国民が苦しんでいます。そんな状況に怒りと悲しみを表現しなくてはと今回のテーマは「イカリトカナシミノコンテイ二アルモノハ」としてF30からF0まで16点が並びます。みんな無意識のうちに怒りや悲しみをといった感情を押し殺して生きていて、根底にあるものは一人ひとり違うがその思いを「フンゲキ(憤激)」「愛別離苦)」「フンマン(憤懣)」などのカタカナ表記にこだわったタイトルでブルー系の色彩で描かれた絵、作家の思い感じ取っていただけたら。

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  ☆ 幸せ呼ぶフクロウ ☆

  7月1日(月)~7月15日(月)

耳のような羽角のあるミミズクと羽角のないフクロウ、両方ともowlアウルと呼ばれる。北海道中東部に生息するシマフクロウは最大級の大きさで絶滅危惧種、小動物をとらえて食べる猛禽類で夜行性の鳥。「森の物知り博士」「森の哲学者」と呼ばれ、くりくりした大きな目、どことなくとぼけた印象ある顔、モコモコとした愛らしいフォルムで様々なキャラクターとなっている。アイヌ神話などで幸運の鳥と呼ばれ夜行性で夜目が利くことで見通しが明るい。首が270度も曲がることから開運招福、福来郎=福が来る、不苦労=苦労しないなど縁起の良い当て字もある。絵にもよく描かれリアルな姿や、デフォルメされたカワイイ姿は愛らしく気持ちを和ませてくれます。手島圭三郎、生田宏司、佐藤国男、河野薫、藤野千鶴子らによる幸運のシンボル梟の絵おたのしみ下さい。

     矢元政行 小品展

  6月26日(水)~7月1日(月)

伊達市在住の矢元政行さん北都館で一年ぶり7回目となる個展。道教育大学旭川校で故神田一明先生のゼミで学び行動展、全道展会員として2002年には安田火災美術賞を受賞するなど道内外で活躍。絵を描くことは心の澱みを吐露する行為と考え格差社会とか閉塞感漂う日本の状況を象徴し、巨大な建造物に無数の人々が群がる様子を描いている。今回は「喧騒と静寂」と題して23点が並びます。ワイドな画面24.0×72.0の「方舟」を中心に大小様々、横長や縦長の作品も多くバラエティーに富んだ展示。落ち着いた色調の中にも色々な色彩が響きあっています。下地ずくりに時間をかけて奥深いマチエールが持ち味で建物にとりつく人物はいったい何人いるのかとつい数えたくなります。懐かしさ郷愁に満ちた落ち着きのある絵画世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

      加藤寛之 個展

   6月19日(水)~6月24日(月)

加藤寛之さん札幌で初となる個展、もちろん北都館でも初となる展示。根っからの函館っ子で生まれも育ちも函館。美術華やかな頃、全道展創立会員の故岩船修三氏に師事。仕事の傍らも地元の赤光社や全道展に出品し函館でも個展を開催。フランス取材旅行やタウン誌「街」の表紙絵やカットを担当。全道展では2000年会友、2010年会員推挙となっています。新制作展にも1990年より出品、現在協友として制作発表を続けています。大作は建物の扉など一部を切り取って重厚な表現。今回は「港・函館の街並み」と題して19点が壁を彩ります。失われてゆく歴史ある建物を描き残したいと、明治館や元郵便局の古稀庵、岩船家の庭園香雪園の雪の資材小屋、港の倉庫や滞船、廃線となった風景や樹などが色数の少ない重厚な画面に。懐かしさ漂うレトロな空間おたのしみ下さい。

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    ☆ 伊藤仁 絵画展 ☆

   6月16日(日)~6月30日(日)

伊藤仁は大正4年芦別市生まれ。昭和12年仙台高等工業学校(現東北大)卒業後、旧国鉄に就職、24年退職し学生時代から独学で始めていた画業に専念。写実的な風景画や人物画を手がけ大月源二、富樫正雄らと北海道生活派美術集団で活動。消えゆく札幌の街並みを絵画で残したいというのが口癖で、札幌の古い建物、風景を数多く描き「赤煉瓦の画家」と呼ばれ市民にも「じんさん」と親しまれ、平成8年胃がんのため81歳で死去。作品は道立近代美術館、芸術の森美術館に収蔵され、市内のホテルなどでも見られます。昭和54年には伊藤仁版画集「さっぽろ西洋館」全5集25点がエルム画廊より発刊され、道庁や豊平館など現存の建物や今は見る事の出来ない旧札幌駅や拓銀本店旧社屋などが銅版画で繊細に再現されています。旧中央郵便局や時計台などの油絵と共に、懐かしい建物に古き良き札幌を顧みたのしんでいただけたら・・・・・

       4 人 展                        太田香、三村紗瑛子 、中村まり子、小松美月

   6月12日(水)~6月17日(月)

北海道教育大学岩見沢校油彩画研究室で学んだ同窓4人。みな今も二紀展を中心に制作発表を続けています。誰もが自分が自分であるための「おまもり」を持っていて、自分たちにとっては自らが創り出す絵の世界であると「私のおまもり」と題してそれぞれの絵を展開。太田さんは音威子府高校の美術教師を務め、森の中の遊具で遊ぶ人間を描き楽しさ寂しさの交錯する絵11点。三村さんは青森県在住、二紀展準会員、昭和会展ニューヨーク賞受賞、人間不在の室内空間で辻褄の合わないものを配置し不安感と安心感漂う絵7点。中村さんは二紀賞受賞し現在準会員、母性をテーマに包み込まれるような胎内空間のイメージを描いた7点、小松さんは昨春昭和会展ニューヨーク賞受賞、日々にある小さな心の揺らぎや、忘れたくない幸せな風景を記憶をたどりながら描いた絵6点。今後ますますの活躍が期待される精鋭の夢広がる絵の世界ごゆっくりおたのしみ下さい。

    小林大 作品展

  6月5日(水)~6月10日(月)

西区在住の小林大さん北都館では初となる個展。東京生まれで高校3年間は小樽で過ごし、東京造形大学美術科卒業、文化庁国内研修員やニューヨークの版画工房で制作するなど銅版画家として活動。2005年札幌に戻り道展会員、北海道版画協会事務局長を務めています。2017年ポンベツ芸術要塞展では巨大な立体を発表するなど版画家の枠にとらわれない活動を続けています。また道新文化センターなどで講師を務め、藤女子大学で造形美術論を教えて、全て自身の勉強のためとさらりと言う。今回は「三匹の猫」と題して銅版画19点、水彩画3点が壁を彩ります。下書きせず銅板に即興的に描き進めていくといい、その猫はただ可愛いだけでなく物語性を秘め、思慮深くユーモアとウイットに富みたのしませます。銅版画にしては大作が多く見ごたえあり、独特の絵画世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

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  6月1日((土)~6月15日(土)

  ☆ 樋口洋の見た北海道風景 ☆

樋口洋は昭和17年神奈川県生まれ、画家を目指し楢原健三に師事、48年示現会会員となり理事長も務め、平成9年には日展会員となり内閣総理大臣賞を受賞するなど日展理事として活躍。令和2年長い闘病生活の末死去、享年77歳。北海道を題材とした雪景色や富士山など山を題材とした風景画を得意として、日本人の琴線に触れる風景を頑強なデッサン力に基ずいた確かな技量で描き「雪の第一人者」と言われるほど白の表現には定評がある。また風景への感動が制作の原動力であると絵の中にはいつも物語性が感じられ、北国の静謐感漂うリアリズム絵画は多くのファンを魅了。小樽や札幌、積丹の風景6点が並びます。他に寺田政明の小樽運河、小野州一の大通公園、村瀬真治の流氷、田中稔の根室のサイロなど四季折々の北海道の情景おたのしみ下さい。   

       羽山雅愉 展

    5月29日(水)~6月3日(月)

小樽市在住の羽山雅愉さん北都館で昨年に続き8回目となる個展です。全道展会員として制作発表、2010年には小樽美術館で羽山雅愉展が開催され、今秋には3人展が開催予定。画風も次第に変化を遂げて年を重ねベテランらしい円熟味を見せています。黄昏をテーマとして小樽、釧路などの港町を幻想的でロマンティックに表現した絵は多くのファンを魅了しています。数年前脳梗塞となり心配しましたが順調に回復し元気な姿を見せています。新作F20からミニサイズの15点が壁を彩ります。小樽運河、日銀、オーセントホテルなどの建物や静物画が様々な色どりで淡いパステル調で描かれ幻想的な雰囲気に。縦長や横長のワイドな画面が多くミニサイズもアクセントとなりバラエティーな絵の世界。やわらかで優しさに満ち、見ごたえのある絵画空間おたのしみください。

     宇野昭輝 日本画展

  5月22日(水)~5月27日(月)

豊平区在住の宇野昭輝さん北都館で初となる個展。子供の頃より絵は好きで、大学は美大を目指すも断念、東京で就職し53歳で札幌に戻って、退職後独学で絵を描きはじめ、15年前より中野邦昭先生の主宰する「みのもの会」に所属、日本画の絵の具の美しさに魅かれ、2013年より道展にも出品、北の日本画展の会員として制作発表を続け、絵を描くことがライフスタイルとなっています。今回が自身2回目となる個展。「花・風景」と題してF30からSMまで24点が壁を彩ります。写実的表現で道内各地の風景や花が描かれ「月下・静寂サイロ」は北国ならではの郷愁を感じます。他に羊蹄山、駒ヶ岳、雪の小樽運河、石狩、平岡公園の風景や「富士と桜」。花は桜やコスモス、牡丹、椿、キスゲなどが様々な技法で表現され、しっとりと落ち着きのある日本画の世界おたのしみ下さい。

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    ☆ 緑につつまれて ☆

   5月8日(水)~5月31日(金)

※5月14日(火)~5月21日(火)臨時休業

この冬は3月になっても雪が多く、遅い雪解けとなりましたが、順調に桜の開花も過ぎ春本番を迎え、様々な花が咲き揃い爽やかな新緑の季節。風景画の中でも美しいグリーンに彩られた絵を集め展示。木村訓丈は幻想的な色合い濃い細密な写実表現で淡い緑の散歩道。日本画家浅野天鐘はちょうど今の季節にピッタリな「豊平川新緑」。緑の画家と呼ばれた能勢眞美は自然の情景を穏やかな筆致で描き上げ帯広ウレカリップの池を深い緑で表現。中村善策「雌阿寒岳」、西村貴久子「夏の大雪山旭岳遠望」、田中稔「恵庭岳・夏」は夏の深い緑の景色。加藤清江「ブローニュの森」、須田寿「スペインの家」は海外の情景が伝わります。それぞれの自然の中に映えるグリーンに包まれ心安らぐひとときお過ごし下さい。

      前川アキ絵画展

   5月8日(水)~5月13日(月)

東区在住の前川アキさん北都館では初めてとなる個展。札幌大谷短期大学に進み故小谷博貞氏、米谷雄平氏に学び、専攻科では川畑盛邦氏に師事。学生時代よりグループ展などで地道に制作発表、2003年より主体展会員として発表を続け今回が11回目となる個展。絵を描くことが生きがいと自然体で、身近な日常のことがらをテーマとして、通勤の途中に見かけた景色などから心に留まったものを題材として、自身の中では具象、抽象という区別はなく思いついたままに形、色で絵ずくりしています。常に前向きな姿勢の中も、基本に立ち返り絵の本質を忘れないという思いで「前進しながら遡る旅」としてS30からSMまで14点が壁を彩ります。「最後の花火」は深い紺色をバックに様々な色が輝いています。「季節の透き間」は風景、水面に花びらが浮かんだり、冬の雪などが表現され、赤、青、黄などで彩られた空間。作家の息吹伝わる絵画世界おたのしみ下さい。

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   ☆ 神田一明回顧展 ☆

   4月24日(水)~5月6日(月)

旭川市在住の神田一明さん北都館で12回目となる個展。昭和9年東京に生まれ、弟の日勝ら家族と鹿追に移住。帯広柏葉高校から小林守材、能勢眞美に油絵を学び、東京藝術大学を卒業。北海道教育大学旭川校で美術教授を務め行動展、全道展会員として制作発表。一昨年には「神田一明・日勝展」が旭川美術館と神田日勝記念美術館で開催。長きにわたる画業を振り返り「油絵75年、90歳を過ぎて」と題した回顧展を前に3月15日の誕生日の前日急逝され残念ながら遺作展となりました。F30からSMまで40点を展覧。アトリエなどの室内風景や静物にはコラージュが施され、ライフワークとしている風景小品は釧路、函館、小樽などの港町から発想して描かれオシャレな外国風景を思わせ、旭川近郊のいけや川の描かれた絵は黄色系や鮮やかなグリーンが輝いています。生前のご厚情に感謝して作品特別価格でご提供いたします。またひと月もたたない4月8日奥様の彫刻家比呂子さんが亡くなり残念です。天国で二人仲良くおられること祈るばかりです。色鮮やかな神田ワールドおたのしみ下さい。

 

     竹生洋子 油彩画展

   4月17日(水)~4月22日(月)

豊平区在住の竹生洋子さん北都館で昨年に続き3回目となる個展。昨今、油絵などの制作発表をする方が少なくなっている中で、何より絵が好きという思いで長年にわたって制作、全道展会友、独立展会友として発表。この3月には大阪でグループ展、道近代美術館で独立展90回記念展にも出品。子供の頃より絵に親しみ、高校時代は道展会員故亀山良雄氏に師事。卒業後もその仲間と「グループ未知」で54回も展覧会を開催。タイトルを「記憶の象」としてF30から20角まで19点が壁を彩ります。自らの記憶をたどり描かれ、30代から健康のために続けているヨガや母体からイメージして画面構成、絵の具を何層にも重ねて重厚な画面に油絵具が輝いています。20角の象シリーズは花などをモチーフとして色彩も明るく軽やかさが伝わる絵。ごゆくりとおたのしみ下さい。

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  ☆ 題名のない展覧会 ☆

  4月13日(土)~4月22日(月)

年度替わりの4月、色々な変化があり新たな一年のはじまりです。絵楽屋も趣向を変えた展示。金工作家の小林繫美さんは銅板をたたいて打ち出した彫鍛金により生と死のドラマを表現、厚手の銅板を使い存在感が伝わります。菊地又男さんはニューヨークのホテルの窓から見た光景を描いたコラージュ作品「灯」は黒地に明快な色使い。高山洋夫さんは砂を盛り付けその上に色を載せていくユニークなな手法でオシャレで重量感のある抽象作品。元炭鉱マンの早川季良さんはコールレリーフ(ポスターカラーに粉炭を混ぜて描く石炭画)による絵。日本画家朝地信介さんの作品は樹脂でコーティングされタイルのようにも見えますが何層にも重ねられた中に自然の営みも見え奥深さが魅力です。佐藤孝さんのミクログラフィアは顕微鏡写真でアミノ酸、カフェインなどが色鮮やかに写し出されふぃしぎな世界。他版画、墨彩画、点描画、鉄のオブジェなど様々なアートの広がりおたのしみ下さい。

       田中郁子 展

  4月10日(水)~4月15日(月)

浦河町在住の田中郁子さん北都館で昨年に続き3回目となる個展。1999年新道展初入選、07年会友、11年協会賞、12年会員推挙。昨年は主体展会員推挙。個展、グループ展と精力的に制作発表。「年を重ねるごとに好きなものが増えています。臨床美術士、人権擁護委員、水道メーターの検針をしながら絵を描いて、孫と遊び、次はカッコいい60歳を目指しています。」と何事にも前向きで積極さが気持ちいい。一つ一つの作品の軌跡が次へ繋がること、また見る方とも繋がって行けたらという思いで「つながるさきへ」と題して新作21点を展示。作品タイトルのNo、59は年齢を表しその時々の記録に。見る者を引き付ける鮮やかな色彩、ダイナミックな画面からは勢いのある動きが伝わります。今回はブルー系の色が眼を惹きます。心躍る抽象画の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

   大石慶子・山本美登里 二人展

   4月3日(水)~4月8日(月)

北区在住の大石慶子さん、厚別区在住の山本美登里さん2021年道新ギャラリーでそれぞれ個展を開催、北都館で初となる二人展。ともに全道展、国画会展に出品、東京でもグループ展を重ねています。大石さんは昨年全道展会友賞を受賞。山本さんは全道展会員、国展でも2021,2022年奨励賞を受賞。「DUO(二重奏)」と題してF20からF0まで抽象画合わせて21点が壁を彩ります。大石さんは「想いにはどんな形があるのでしょう。」と自らの心の一隅をキャンバスにして色彩と線でフォルムを与え、コラージュなども加え絵を創り上げています。山本さんは誰もがスマホやパソコンを持ちAIの普及で思考能力が衰え、感情さえも希薄になることを危惧し創作活動は文明の利器に押しつぶされてはならないと「Pathos」をテーマに制作。絵に対する熱い想いが伝わってきます。それぞれに工夫がなされ美しい色彩に彩られた作品世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

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   ☆ バラが咲いた ☆

 4月1日(月)~4月12日(金)

愛と喜びと純潔を象徴する花、バラは棘のある低木で「イバラ」から「バラ」と呼ばれるようになったと。高貴な姿と豊かな色彩、溢れる気品に洗練された香りで人々に愛され、花の女王としてプレゼントなどにも数多く利用され、その美しさを讃えた絵画も多く残され親しまれています。札幌生まれの久保守は三岸好太郎の盟友で東京武術学校に学び、梅原龍三郎の知遇を得、東京芸術大学名誉教授。洗練された静謐で貴族的な気品漂う薔薇。共和町に美術館のある西村計雄は独自の画風で洗練された色彩と躍動感あふれるバラ。独立展会員の松樹路人は幼少期を過ごした広大な北海道を愛し心象的なバラ。日本を代表する女流画家三岸節子の明るく力強い赤い花。岩内生まれの山岸正巳は写実的な卓上の薔薇。小野州一、松田環、藤野千鶴子らの独自の花の表現。様々な16点が並びます。華麗なバラの絵ごゆっくりとおたのしみ下さい。

 

    中村まり子 小品展

  3月27日(水)~4月1日(月)

北区在住の中村まり子さん北都館で一年半ぶり4回目となる個展。教育大岩見沢校2年時に訪れたフランス、スペインでピカソやミロの名画に圧倒され、絵を描く気持ちが強まったと。大学院修了、二紀展では16、18年奨励賞、19年二紀賞受賞、20年二紀展準会員となるなど活躍。仕事の傍らも精力的に制作、昨年12/16から2/25までは三岸好太郎美術館の若手作家シリーズ「みまのめ」に出品。3/4から3/9には東京京橋「ギャラリー・ビー・トウキョウ」で個展開催と道内外で発表を続けています。今回は「まろやかな実り」と題して16点が壁を彩ります。裸の子供をモチーフとして母性をテーマに、胎内にいる様な柔らかな心地よさと包み込まれる温かさが感じられる絵。油彩、テンペラ技法でピンクや黄緑などの淡いパステル調で描かれ、幻想的な独特の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

 

  石野沙羅松田由姫穂 二人展

   3月20日(水)~3月25日(月)

東区在住の石野沙羅さんと松田由姫穂さんによる昨年に続き2回目となる二人展。高校時代より美術部で活躍、二人とも特待生として札幌大谷短期大学に入学、2年修了時に短大から4年制となり3年に編入し卒業。在学時より道展に出品。石野さんは4月に出産予定でめでたい春を迎えます。松田さんはデザインの仕事をしながら制作。今回も「のっといこーる2」と題して22点が並びます。同じく絵を描いているが「同じものを見ているようで見ていないのでは」と互いに豊平公園の風景F12の絵をメインとして、二人の違いを感じて欲しいと。石野さんは女性像や犬、まんまる目玉のカワイイ猫の絵を。松田さんは鮮やかな色彩の花が独自に表現され、タイトルも即興的につけられています。互いの個性が響き合い油絵の魅力伝わる展示おたのしみ下さい。

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  ☆ 木版画のぬくもり ☆

 3月17日(日)~3月31日(日)

版画の中でも最も古く馴染のある木版画。江戸時代の浮世絵から、明治後期からの新版画や自画、自刻、自摺による創作版画へと様々な表現拓かれた。斉藤清は浮世絵版画や西洋の近代的造形を取り入れ日本的感情を表現し国内外で愛された、福島県やないず町立斉藤清美術館。川上澄生は木版画の詩人と呼ばれ南蛮船などノスタルジックな作品を残し鹿沼市に川上澄生美術館。小樽生まれの河野薫はひっかき技法やイカ墨を使った独特の味わいで国内外で活躍した叙情の木版画家。北岡文雄は具象版画一筋に日本と中国の技法を融合、国内外の風物を制作。星襄一は樹木の版画家と呼ばれ国際的に活躍。小樽の金子誠治は木版画を絵の俳句であると道内風景、子供たち、花々を描いた。大本靖は札幌版画協会を旗揚げ、全道展会員として道版画界を牽引、蝦夷21景など道内風景を数多く制作。10人の20作品による木版画の世界おたのしみ下さい。

  勝木七子・宮本紀美子 日本画展

   3月13日(水)~3月18日(月)

勝木七子さん、宮本紀美子さんの仲良しコンビ、毎年で北都館で3回目となる二人展。子育てもひと段落して、猫好きが高じ大好きな猫を描きたいと2020年より道新文化センターで谷地元麗子先生の日本画教室に通いはじめ、日本画の色彩の美しさに魅せられた熱心に制作、教室展などを経験し、発表の機会も増えています。タイトルは昨年と同じく「猫の時間(ねこのとき)Ⅲ」として、それぞれにアイデアを凝らして、勝木さんはF15からミニサイズの10点。宮本さんはM25からミニサイズの12点が壁を彩ります。今年の干支龍もあり、様々なシーンに猫が描かれやさしさに癒されます。まだ4年はどのキャリアとは思えない出来栄えで何より絵を描く楽しさが伝わります。春の近ずきをかんじるひととき日本画の明るく美しい色彩に包まれあたたかな空間おたのしみ下さい。

     本庄セナ 個展

  3月6日(水)~3月11日(月)

南区在住の本庄セナさん一昨年の初個展から3回目となる個展。道都大学美術学部を卒業。2017年道展佳作賞、光風会奨励賞を受賞。高校の教員などを経験し、昨年は新道展で佳作賞を受賞するなど、個展、グループ展と精力的に発表を続けています。今回は陰と陽の曖昧な光加減を楽しんでいただけたらと「光の余韻」と題して26点を展示。理解できないけど、少しだけ共感できるような曖昧さを作品に加え、共感、嫌悪感、哀愁感を深く考えながら気持ちの内側に触れるような作品を残したいと。暗視カメラで撮られた目から光が放たれたF40「警戒の狐」を中心に熊や鹿たち、かわいいクリオネの姿も。北国の自然の美しさが描かれた風景画。テラリウムの連作は植物たちの鮮やかな緑に癒されます。作家の思いのこもった絵にくつろぎのひとときごゆっくりとおたのしみ下さい。

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   ☆ 東郷青児と美人画 ☆

   3月1日(金)~3月16日(土)

美人画とは女性の容姿や内面の美しさ、いわゆる女性美をモチーフとした絵画で鑑賞を対象として描いた絵。夢二式美人画は浮世絵風の様式と大正浪漫を融合させた哀愁漂う美人像で人気を博した。東郷青児は中学生の頃に出会った夢二の作品に感激し、日本橋の絵草紙店「港屋」で下絵描きを手伝いその技術を習得し、その後ピカソらからキュビスム、未来派の芸術を吸収。大衆に愛されるわかりやすい芸術を目指し、「ロマンチックな淡い色調で背景にお城があり、その薄い皮膚のようなマチエールに目を閉じた長いまつげの女性、柔らかな曲線で描かれた長い手足と長い首、くびれた腰にしなやかな四肢。艶やかで優雅な雰囲気の女性像を確立。」戦後日本で二科展のドンとまで呼ばれ、今なお女性ファンを魅了しています。他、本郷新、松樹路人、島田章三、マリー・ローランサン、カシニョールなど19点が並びます。華麗なる絵の世界おたのしみ下さい。

    弥生三月 女流三人展

   2月28日(水)~3月4日(月)

三月を迎え春の近ずきを感じます。桃の節句にちなみ女性作家三人による華やいだ展示。ともに道展会員で北都館でも個展をされています。石狩市在住の駒澤千波さん道教育大で日本画をはじめ2010年道展会員、確かな描写力で動物や植物をモチーフとした独自の世界観で制作、個展、グループ展と積極的に発表。シマエナガ、エゾモモンガなど10点を展示。豊平区在住の佐藤綾香さん大谷短大卒業、多摩美術大学大学院を修了。2017年道展会員、道新文化センターなどで絵画講師を務めています。この会期に出産予定でダブルの喜び、花や人物5点を展示。西区在住の種村美穂さん1997年道展会員のベテラン。Design room rhino主宰、美専講師。うねるような曲線と配色で構成された躍動感ある画面のセンスある作品大小9点展示。三者三様の個性あふれる作品に一足早い春を感じおたのしみ下さい。

  北都館 猫の絵画展 V ol、7

  2月21日(水)~2月26日(月)

2月22日(ニャンニャン、ニャン)と猫の日にちなみ始まった猫の絵画展も7回目を迎え、今回も新たなメンバーが加わり男性4人、女性7人の自他ともに認める猫好きが集まりました。油彩、水彩、アクリル、日本画、色鉛筆、銅版画、木版画、シルクスクリーン、テラコッタと多種多彩な29点が壁を彩ります。リアルな表現や、デフォルメされアイデアに富んだ絵、物語感じる絵、テラコッタはミニサイズながら様々なポーズで豊かな表情。かわいさ、楽しさに溢れています。お好みの猫に出会えるかも。また、絵やお菓子がもれなく当たる「おたのしみスピードくじ」もあり猫好きはもちろん、そうでない方も楽しめる一週間。たくさんのネコに囲まれいやしのひとときごゆっくりとおたのしみ下さい。

    絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

マニエル・ノワール ☆魅惑のメゾチント

   2月15日(木)~2月29日(木)

マニエルノワール(黒の技法)と呼ばれ銅版全面に無数の交差する線を刻み漆黒の背景、黒から白に至る階調が美しくビロードのような質感と繊細な表現。カラーメゾチントはモノトーンに比べ数倍の手間がかかり淡く優しい色彩による表現。日本を代表する銅版画家の一人生田浩司は高い描写力と屈指の技術を持ち、生き物に対する温かな眼差しとその緻密で艶やかな画面でふくろう、猫、花をテーマに制作。浜口陽三と共にカラーメゾチントの復興に尽力したマリオアバチは花、果物、楽器など静物をモチーフに黒の豪奢と淡い色調の緻密な作品で国際的に人気。清水敦は東京から北海道に移り住み独学でメゾチントを追求、北海道の風物、花々などの深く美しく魅力あふれる作品で知られる。10人による22点が壁を彩ります。それぞれの多彩な作品おたのしみ下さい。

    糸塚章子 個展

  2月14日(水)~2/19(月)

東区在住の糸塚章子さん北都館で毎年この時期開催の個展も6回目となります。学生時代より絵を描くことが好きで、今は道彩会会員として制作発表、持ち前の行動力で事務局を務めています。筆が早く、風景は現場で短時間に勢いのある筆致でのびのびと仕上げられその場の雰囲気が伝わってきます。この一年間の間に描いた水彩による風景、静物などが18点、芸術の森版画工房に通い制作した木版画、銅版画、リトグラフ、紙版画4点が壁を彩ります。風景は資料館、開拓の村、第2農場、西岡水源地、豊平公園など馴染の場所が描かれ、静物では優しい色彩で彩られた「アツコドール」「並ぶ人形達」が眼を惹きます。暮らしの中にいつも絵がある様が伺え、絵のたのしさ伝わる展示ごゆっくりとおたのしみ下さい。

     小松美月 個展

  2月7日(水)~2月12日(月)

豊平区在住の小松美月さん北都館で初となる個展。好きな絵を描きたいと北海道教育大学岩見沢校に進学、油彩画研究室で学び一昨年大学院を修了。在学中より二紀展に入選、個展、グループ展と積極的に発表、昨年の日動画廊昭和会展でニューヨーク賞受賞し実力を発揮しています。「日常のホンワリと優しく包む空気感に心が和らぐ、何かと生き辛い時代だからこそ、絵を描くことも、観ることも明るさと楽しさが必要」と、仕事で忙しい中も制作に励んでいます。「陽のあたる窓」と題してSMからF20まで18点が壁を彩ります。自らが体験した幸せな場面を思い浮かべ日記をつずるように描かれ、ボナールに憧れ光に満ちた鮮やかな色彩が持ち味。日常の幸せな風景、日々を愛しどことなく懐かしく心温まる絵ごゆっくりとおたのしみ下さい。

   絵を楽しむ小部屋 絵楽屋         小樽はじめ風景の魅力中村善策とゆかりの画家

   2月1日(木)~2月14日(水)

中村善策(1901~1983)は小樽に生まれ、4歳の頃より小樽公園で写生をはじめ、23歳で本格的に画家を志し上京。二科展、一水会、日展を発表の場として、豊かな色彩と緻密な画面構成で自然の風光を追求し、自然との対話を大切に現場主義を貫く。「前景から中景へくだり、そして遠景へぐっとせりあっがていく」善策張りという構図は坂の街小樽から生まれたといえる。風景画家の第一人者として活躍、道内の画家に多大な影響を与えました。小樽市立美術館に昭和63年善策記念ホールが開設されその画業を顧みることができます。他に小樽ゆかりの画家大月源二、伊藤正、国松登、中谷龍一らによる小樽はじめ道内の風景15点が壁を彩ります。風景画の魅力ごゆっくりとおたのしみ下さい。

      小林光人展

   1月31日(水)~2月5日(月)

中央区在住の小林光人さん北都館で初、自身2回目となる個展。北海道教育大学特美油彩科に入学して油絵を始めています。卒業後は美術教師として中学校や山の手養護学校などで勤務の傍ら自身も制作、グループ展「大人の夏休み」は2000年より続けています。20年程前より好きなクラシックやジャズなどの音楽からイメージした心象的な絵を描き、退職した今好きな絵を長く続けられたらと。今回は「風の匂い」と題して過去、現在、未来へと続くメッセージが形はないけれど、なんとなく風のように伝わればという想いで、キャンバスや紙に描かれた26点が壁を彩ります。抽象的な表現ですがタイトルからイメージが伝わる親しみやすくオシャレな絵の世界。ごゆっくりとおたのしみ下さい。

    たのしいポップアート

  1月24日(水)~1月29日(月)

3Dアートはシルクスクリーン版画を手作業で切り貼りし重ねることで立体感を表し奥行きの深さが伝わり飛び出す絵本のような作風がたのしめます。3Dアートを確立したジェームス・リジ―(1950~2011)ニューヨークに生まれ、その作風はヒロヤマガタ、ファッジーノに影響を与える。アトランタ、長野オリンピックの公式アーティスト。チャールズ・ファッジーノ(1955~)ニューヨークに生まれの現代ポップアートの第一人者、コレクターにはクリントン大統領、ポールマッカートニー、松井秀喜など著名人多数。「ミッキーのワールドツアー」はミッキーマウスが世界中を大冒険するデイズニーとのコラボ作品。他ヒロヤマガタ、鈴木英人、ビンカシワらのポップな作品15点が壁を彩ります。理屈抜きで楽しめるファンタジーワールドに触れ幸せなひとときごゆっくりとおたのしみ下さい。売り上げの一部は能登半島地震に寄付いたします。

   絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

飾りやすく、見ごたえのある! 六号絵画展

  1月18日(木)~1月31日(水)

油絵の支持体であるキャンバスや木製パネルは号数により規格されています。長辺の長さで号数が決まり、0号やSMから500号まで数多くのサイズがあり長辺と短辺の比率でF型Figure

(人物)、P型Paysage(風景)、M型Marin

(海景)S形Square(正方形)があり、それぞれのモチーフを描くのにふさわしいサイズとして、その頭文字からアルファベット表記されF型を標準としてP型、M型と短辺が短くなります。ご家庭で飾りやすく、見ごたえのあるF6サイズ(41.0cm×31.9cm)の絵を集め展示致します。ポイントの赤が眼を惹く石岡剛、秋空が眩しい岩船修三、ヒマラヤの雪山を描いた上野春香、赤魚を描いた上野山清貢、シャレた人形の小野州一、静けさ漂う古城の木村訓丈、オレンジに映える氷人の国松登、大雪山の画家高橋北修、日本のルオーと呼ばれた田中忠雄、積丹の情景中本昭平、写実による札幌風景樋口洋、独自のタッチの静物画松田環ら18点が並びます。同じサイズで描かれたそれぞれの力作おたのしみ下さい。

   マウルカーテアクセサリー作品展

    1月17日(水)~1月22日(月)

西区在住の橘田清佳さん北都館で10回目となる個展。音をまとうように自然に、音楽を奏でるように、そして時には強いアクセントになるように、そんな思いが込められたマウルカーテというブランド名で天然石やガラスでつくったアクセサリーを展示販売。寒さ厳しい一月のこの時期、彩りと煌めきを添えて「十の睦月」と題して、もっと気軽にアクセサリーを楽しんでという思いでつくられたネックレス、ピアス、ブローチなど。展示にもこだわり過去にも展示した童話やおとぎ話からイメージしたアクセサリーが額装され、挿絵も添えられオシャレに。キャンバスにアクセサリーをあしらった見て楽しむ作品も。優しい人柄とともに自らの作品を愛する思いが伝わり、どれもセンスあふれ様々な色彩が輝いて優雅な世界に、リーズナブルな価格でたのしめます。お好みの一点見つけて下さい。

  第12回 新春日本画展 パートⅡ

      オールスター

   1月10日(水)~1月15日(月)

新年を迎え、はや10日が過ぎました。能登半島地震は日がたつにつれ被害が広がっているようです。パートⅡオールスターのはじまりです。ベテラン、中堅作家男性4人、女性6人による10号からミニサイズまで24点が並びます。今年の干支にちなみ龍の絵が7点揃いました。カワイイ人物や春を呼ぶ花々、鳥の絵も。日本画の枠を広げるような立体作品やガラス面のようで水の中をイメージした抽象作品も眼を惹きます。それぞれの個性が光り見ごたえのある絵。バラエティーに富んだ日本画の世界存分にお楽しみ下さい。

   絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

 めでたき新春! ☆冨士は日本一の山

   1月4日(木)~1月17日(水)

静岡県と山梨県にまたがる活火山で、太古から信仰の対象として人々に崇められる霊峰富士。優美な風貌は国内外で日本の象徴として広く知れ渡り、2013年には世界遺産に登録され、数多くの芸術作品の題材となっています。札幌生まれの片岡球子(1905~2008)院展を中心に制作発表を続け文化勲章受章、日本芸術院会員。「めでたき富士」は平成15年、98歳の作品、「負けないで松竹梅」の熱い思いが私たちに元気と勇気、希望を与えてくれます。他「銀色になった富士」「めでたき富士」。葛飾北斎(1760~1849)は江戸後期の絵師、90年の生涯で3万点もの作品を残しました。70歳を過ぎて手がけた「富嶽三十六景」から「凱風快晴」「山下白雨」「神奈川沖浪裏」「甲州班澤」の4点。全17点が壁を彩ります。新たな年を迎え心ゆたかなひとときおたのしみ下さい。

  第12回 新春日本画展 パートⅠ

    フレッシュオールスター

   1月4日(木)~1月8日(月)

あけましておめでとうございます。今年もたくさんの絵に出会えることたのしみにしています。恒例となりました新年第一弾「新春日本画展」パートⅠはフレッシュオールスターとして20代、30代の10人、すべて女性で華やいだムードに。表情をよくとらえた人物画、猫はじめカワイイ生き物たち、美しい花や、風景など29点が壁を彩り、それぞれの個性が響き合います。日本画ならではの優しく美しい色彩がお正月ムードを盛り上げます。新春のひとときごゆっくりとおたのしみ下さい。

  2023 絵画ダイジェスト パートⅡ

  12月21日(木)~12月29日(金)

今年最終となる展示「2023絵画ダイジェストパートⅡ」のはじまりです。この一年、お付き合いいただきありがとうございます。パートⅠに続き20人による油彩、アクリル、水彩、日本画、銅版画、テラコッタなど多様な技法による、人物、風景、静物、猫やシロクマの生き物たち、美しい色合いの抽象画が壁を彩ります。それぞれの思いのこもった絵おたのしみ下さい。

尚、12月30日(土)~1月3日(水)正月休みとなります。来年もたくさんの展覧会を予定しております。相変わらずよろしくお願いいたします。

   絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

 日本洋画の巨匠たち ☆年忘れ名画展☆

  12月15日(金)~12月29日(金)

早いもので今年も半月を残すばかりとなりました。この一年「絵楽屋」にお付き合いいただきありがとうございました今年の締めくくりとなる「年忘れ名画展」日本洋画界の巨匠による絵画が壁を彩ります。キュビズムによる「かたちびと」という人物表現を確立した島田章三。心象性の高い絵画で現実と幻想のはざまを描いた松樹路人。日本のルオーと呼ばれた田中忠雄。慈悲深く、詩情と哀愁漂う風景画を残した寺田政明。日展理事長を務め芸術院会員の寺坂公雄。写実画壇会員として制作発表を続ける山内滋夫。圧巻のスケールで独自の世界観を表現し続ける遠藤彰子。道内を代表する画家上野山清貢、神田日勝はじめ、ベル串田、平野遼、須田寿、香月泰男、原精一、佐藤泰生ら15人による17点。そえぞれの魅力あふれる絵、ごゆっくりとおたのしみ下さい。

  2023 絵画ダイジェスト パートⅠ

   12月13日(水)~12月20日(水)

いよいよ12月も半ばとなり、今年最終となる展示、「2023絵画ダイジェスト」、毎年恒例となり、この一年北都館の壁を彩だった画家たちの作品を2回に分けて展示致します。前半のパートⅠは20人、油彩、アクリル、日本画、水彩、パステルによる、人物、風景、静物、猫や犬、熊や鳥の生き物たち、色美しい抽象画も揃い多種多様な作品が壁を彩ります。それぞれの思いのこもった絵に、この一年を振り返りおたのしみ下さい。

 北海道教育大学岩見沢校油彩画研究室小品展

   12月6日(水)~12月11日(月)

北海道教育大学岩見沢校油彩画研究室小品展も毎年この時期恒例となり6回目となる展示。新たな2年生のメンバーも加わり、卒業生・修了生22人と在学生17人の油彩画一人一点ずつ、指導に当たる舩岳紘行准教授も賛助出品。「それぞれの小窓」と題して、それぞれの作品を小窓に見立てて多種多様な作品が壁を彩ります。OG,OBも年に一度の再会を楽しみにしていて、在学生も入れ替わりがありフレッシュなメンバーが揃います。先生を含め男性が4人しかおらず女性陣が張り切っています。また実力者揃いで公募展の二紀展、道展などでの活躍もあり前途有望です。小品とあって思い思いの絵が描かれ、油彩にとらわれない実験的な作品もあり、若い感性に満ち絵を描く楽しさが伝わってきます。40点の多種多様な絵ごゆっくりとおたのしみ下さい。

  絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

後志の咲いた絵の輪☆後志ミュージアムロード

   12月1日(金)~12月14日(木)

後志地方は羊蹄山をはじめニセコの山々や日本海に面した雄大な自然に囲まれた風光明媚な地。その風土に育まれた芸術家も多く、4町に5つの美術館、文学館が点在し後志ミュージアムロードを形成。岩内町の木田金次郎美術館、荒井記念美術館。俱知安町の小川原脩美術館。協和町の西村計雄美術館。ニセコ町の有島記念館があり、個性的な展示を展開し、毎年共同展を開催するなど、地域の絆で結ばれたアートの輪が広がっています。生涯岩内町で絵を描き、有島武郎の「生まれ出ずる悩み」のモデルとなった木田金次郎。俱知安町に生まれ東京で活躍、戦後は俱知安町にとどまり動物をモチーフに制作した小川原脩。共和町に生まれフランスで活躍、小川原脩とは俱知安中の同級生だった西村計雄。ゆかりの画家11人の15作品を展示。それぞれの個性光る絵ごゆっくりとおたのしみ下さい。

    今谷孝 小品展 Ⅲ

  11月29日(水)~12月4日(月)

手稲区在住の今谷孝さん、北都館で毎年この時期に3回目となる個展。道教育大学岩見沢校で美術研究室彫塑科で岩下硯氏に師事。卒業後は教員となり、全道展会員として彫刻作品を発表。10年程前よりテラコッタの制作を始めています。テラコッタは粘土を素焼きしたもので、焼く前に彫刻などの細工をし細かに成形、水彩絵の具で彩色し表情を際立たせています。「テラコッタ小品展」と題してレリーフ27点、立体50点が並びます。回を重ねるごとに動物たちが人気で今回もかわいさにこだわった猫、犬、ペンギン、シロクマ、うさぎ、キツネ、シマエナガなどが立体、レリーフで表現されています。彫刻は量感が大事と、立体作品は小さいながら存在感があり、落ち着きのある静寂の世界が広がります。テラコッタの作品世界より身近にたのしんでいただけたら・・・・・

 佐藤仁敬・舩岳紘行・宮地明人 三人展

  11月22日(水)~11月27日(月)

明日の北海道の絵画を担う中堅画家3人による2回目となる展示。佐藤仁敬さんは北海高校の美術教師を務め全道展会員、この秋の独立展で協会賞を受賞しています。舩岳紘行さんは道教育大学岩見沢校油彩画准教授で二紀展会員この秋の道展で会員推挙となっています。宮地明人さんは独立展会員、全道展会員として道内外で発表。「夢か現」と題した小品、生と死、破壊と創造、見えるものと見えないものといった理想と現実のはざまを表現した絵。それぞれが自らの画風を追求し、佐藤さんは油絵具で「portrait」と題した人物画など8点。舩岳さんは油彩、テンペラ、アクリルの混合技法で不思議な世界を描いた8点。宮地さんはアクリル絵の具によるリアルな人物や静物を描いた9点。見ごたえのある絵ごゆっくりとおたのしみ下さい。

   絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

いとしさと温もり ☆木版画の中の童たち☆

   11月16日(木)~11月30日(木)

木のぬくもり、丸みのある柔らかな風合いが特徴で親しみやすい木版画。大正5年小樽生まれの河野薫は、昭和の初め斎藤清、棟方志功らと知遇を得て、自ら版木を彫って、ひっかき技法を駆使し、いか墨を使ったセピア調の色彩など独特の味わいで、国内外で活躍した叙情の木版画家。その次女松崎さちは昭和25年小樽生まれ、父親譲りの単純化された中にも愛情あふれた少女像を描いた木版画を手がける。大正10年東京生まれの谷内六郎は昭和30年第1回文芸春秋漫画賞、31年週刊新潮の創刊から25年にわたり表紙絵を担当。子供たちの無邪気な表情、空、海、木々など自然の美しさを清々しくとらえた独特の描写力で日本人の忘れかけていたノスタルジックな昭和の風景を描く。7人による、見る人の心を癒し、安らぎをもたらす子供たちの姿が描かれた絵おたのしみ下さい。

   根津真枝・山本恵子 二人展

   11月15日(水)~11月20日(月)

根津真枝さんと山本恵子さんによる日本画二人展、昨年6月に続き2回目となります。共に猫好きで何匹も飼っていて、飼い猫を絵にしたいと、今は武蔵野美術学院の谷地元教室で学んでいます。根津さんは釧路在住ですが月一度泊りがけで通い制作。山本さんはスエーデンヒルズ在住で看護師として忙しいスケジュールの中制作。それぞれに個展も開催、絵を描く楽しさを知り、猫の毛一本一本丁寧に描き込むのがたまらないと制作に励み。「猫めく、その弐」と題して根津さんは8点、P20の「Moco looks up at  mackerel  sky」は海を眺めている猫の後ろ姿に哀愁を感じます、他に写楽や国芳の絵をユーモアたっぷりに模写。山本さんは10点、F30「雪宵」は自宅の窓なのか猫とともに雪景色の灯が温かさを伝えます、落ち葉と戯れる猫もカワイイ。猫愛に溢れ、それぞれの表情がよく観察されかわいい姿に癒されます。二人による楽しい猫の世界おたのしみ下さい。

    山本恒二 小品展

   11月8日(水)~11月13日(月)

恵庭市在住の山本恒二さん北都館で隔年の開催で5回目となる個展。北海高校時代より絵を描き全道展会員として制作発表を続けています。今は仕事も終えて制作に専念、北広島デッサン会にも参加して研鑽を重ねています。公募展出品作とは違い小品は現場主義で描かれ、今回は「きらめく季節の中で」と題して11点と人物デッサン7点を展示。地元恵庭の田園風景の四季がのびのびと描かれています。屋外で描くのは天候などに左右されることも多く、特に今年の夏のような暑さは大変だったようですが、その場の空気に触れ、風を感じて描くのが好きと、絵からは動きのある臨場感が伝わります。アクリル絵の具を使い、鮮やかなグリーン系の色を主体に、水彩のようなにじみも生かされた爽やかな画面。地元の景色に思いを込めた清々しい風景画の世界おたのしみ下さい。

  絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

麗しき花の都、芸術の都 ☆パリのエスプリ☆

  11月1日(水)~11月15日(水)      芸術の都、華の都、美食の都と呼ばれるパリはフランスの首都。世界屈指の観光都市で歴史的な建物を数多く観ることができ、パリ市内を横断するセーヌ河畔は世界遺産に登録されています。ルーブル美術館をはじめとした一流の美術館で膨大な美術品が鑑賞できます。パリジャン、パリジェンヌ気質による最先端のファッションも人気。その憧れの地に日本からも明治期より多くの画家たちが訪れ、ノートルダム、エッフェル塔、ブローニュの森、シャンゼリゼ通りやオシャレなカフェを描き残しています。海外作家のジャン・カルズー、ウルバン・ウシェ。荻須高徳、佐藤泰生、山内滋夫の実力作家。道内馴染の小野州一、武田範芳、伊藤仁、高橋英生、八木伸子、渡会純介らの16点が並びます。歴史ある街並みが描かれた美しくオシャレな絵に心豊かなひとときおたのしみください。

    志摩利希 銅版画展

  11月1日(水)~11月6日(月)

南区在住の志摩利希さん北都館で2年半ぶり3回目となる個展。多摩美術大学大学院を修了、スペイン留学し銅版画を始める。中学、高校の美術教員を務め、2011年より札幌を制作の拠点とし芸術の森版画工房で制作。2022年全道展会員となり北海道版画協会会員、日本版画協会などに出品、個展、グループ展と精力的に発表を続けています。今回は「黄昏ロンド」と題して、人生の黄昏に見るノスタルジックなイメージをテーマにエッチング、アクアチントの腐食技法を中心とした銅版画、紙版画や木版リトグラフと26点が並びます。発泡スチロールを型取り彩色された切り抜きオブジェも眼を惹き楽しさを盛り上げます。人が心に抱く郷愁、孤独、夢、感傷が素直に表現され心に響きます。真摯な姿勢で見る者に訴えかける、どこか懐かしさ漂う絵の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

    絵画サークル  

  10月25日(水)~10月30日(月)

絵画サークル虹、初のグループ展となります。二科展会員の飯田由美子さんが中心となり、二科展出品者が集まり女性6人と男性2人のあわせて8人が出品。それぞれに齢を重ね自らの画風を築き日頃手がけたF10からF3までの21点が壁を彩ります。飯田さんはバラエティに存在感のある人物やサンゴ草、花などの静物5点。柏原さんは写実的に描かれたバラやユリ、馬の3点。菅原さんは函館の教会や恵山風景、シマエナガ、ミモザが大胆に描かれた4点。皆川さんは樽前山、夕張岳、余市シリパ岬の情景をソフトなタッチで3点。中村さんは現代的な建物を明るく鮮やかな色彩で表現した3点。及川さんは白い花びんにいっぱいのバラ。佐々木さんも白い花びんに勢いのあるヒマワリが。三木さんはグリーンのバックに咲き誇るバラ。それぞれの思いのこもった絵おたのしみ下さい。

     川井彩奈 個展

   10月18日(水)~10月23日         北区在住の川井彩奈さん初の個展となります。札幌大谷大学芸術学部の2年生。大谷高校時代より美術部に所属、3年時道展U21で優秀賞、昨年は道展で新人賞、今年5月には六花亭「二十歳の輪郭」に入賞するなど活躍。将来はデザイナー、画家を目指していると、念願の初個展に向け意欲的に制作、「願い」と題してこの一年で描き上げたF30からF0まで20点が壁を彩ります。女性像と花が描かれたF30「そよ風を、身に纏って。」を中心に同世代の女性が描かれた絵が多く、男性やバラ、抽象画もありサイズもバラエティーに揃えられています。透明感のある写実で、特に目の描き込みに気を使って複雑な感情が表現された魅力的な絵。ごゆっくとおたのしみください。今後ますますの活躍がたのしみです。

   絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

  10月16日(月)~10月30日(月)

静物画は西洋画のジャンルのひとつで、切り花や果物、陶磁器といった、それ自体では動かないものを卓上に自由に配置し描かれた絵。風景画や人物画と異なり描く対象を画家が自由に構成できるのが特徴。17世紀のオランダで確立され、題材が身近にあり鑑賞に適していて、画面構成を重視したセザンヌ以降ますます発展。今回は13人による16点を展示。弟子屈町生まれ、愛知県立芸術大学で笠井誠一に師事、立軌会同人松田環の独特なタッチの静物画をはじめ、全道展創立会員の居串佳一の重厚な「静物」、小川マリの優しさに満ちた「コスモス」。松樹路人「花と秋草」、小野州一「チューリップ」のリトグラフ。藤野千鶴子、高橋英生、糸大八、片山弘明、小野垣哲之助らの色とりどりの花が咲き揃います。華やいだ絵に心安らぐひとときおたのしみください。

   稲岡由美子キノコの作品展

  10月11日(水)~10月16日(月)

西区在住の稲岡由美子さん昨年に続き北都館で2回目となる個展。学生時代より続けて来た剣道でケガをし、そのリハビリ中にふと見つけたキノコの美しさに感動したのがきっかけで8年ほど前からキノコとの付き合いが始まり。写真に収め次第に水彩絵の具で描き、絵の魅力に魅かれ個展も開催、新道展会友として制作発表。季節が良くなると西区近郊や喜茂別、ルスツなどにも足を伸ばし取材しています。今回は「愛でる」と題して大小23点を展示。この2、3年で出会ったキノコたちをモデルにミリペン、水彩、アクリルを使い細密な線画やアメリカンポップを意識したポスター調のデザインで表現され、それぞれのキノコはリアルに再現されています。明るくカラフルな色彩からは楽しさが伝わってきます。ポップでノスタルジックなキノコの世界。深まりゆく秋のひとときごゆっくりとおたのしみ下さい。

   第14回 サムホール36人展

   10月4日(水)~10月9日(月)

秋の恒例となりました毎回好評のサムホール36人展も14回目となりメンバーも少しずつ入れ替わり20代から89歳までと幅広い世代の37人が集まりました。なかでも20,30代の若き女性作家が12人と頼もしくも華やかな雰囲気に。昨年と同じくアイウエオ順に並べましたが、見事な眺めでそれぞれ強調してイイ感じの展示となりました。サムホールの小さな画面に込められたすれじれの力作おたのしみ下さい。一番好きな絵に一票入れるとクッキーがもらえる「おたのしみ人気投票」もありたのしいひとときおたのしみください。

   絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

  ☆ 銅版画ア・ラ・カルト ☆

  10月1日(日)~10月15日(日)

版画の中でも多様な技法を持つ銅版画は15世紀よりヨーロッパで発展。凹版画のひとつで銅板を彫る、腐食するなどして凹部をつくり、そこにインクを詰めプレス機で圧力を加え刷ることでインクを版から紙へ転写する技法。直刻法にエングレーヴィング、ドライポイント、メゾチント。間接法のエッチング、アクアチントがあり、またそれぞれの技法を併用しても制作されて銅版画と一言で括れない多様な表現があります。作業工程が複雑で手間暇はかかりますが、独特の質感をもち繊細で豊かな表現力が魅力です。難波田龍起、島田章三、南桂子、相笠昌義、三岸黄太郎はじめ道内馴染の実力派作家15名の作品22点が壁を飾ります。黒の濃淡や美しい色彩に彩られた銅版画の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

    友末智子 小品展

  9月27日(水)~10月2日(月)

白石区在住の友末智子さん毎年この秋の時期で5回目となる個展。独学で試行錯誤しながら制作、全道展会員として発表を続けています。コロナ禍で何かと影響が出る中も真摯に絵に取り組み前向きな姿勢が伝わります。この会期のすぐ後には深川の東洲館での個展も控え張り切っています。親が鉄工所を営んでいたことから、なじみの深い鉄管や工具をモチーフとした絵を描き続けていて、8年前より共感、共生、共存をテーマとした「祈り」をタイトルとして、まさに今の世の中を反映した海外での戦争などの悲惨さ、残酷さを眼にして、人々の幸せを願う気持ちで描かれている。今回はF30の「祈りー踊り」を中心に15点が並びます。縦横に走る線は人と人の絆を表現、木瓜からは日常を感じ、ピエロからは夢が広がります。作家の思いの詰まった絵ごゆっくりとおたのしみ下さい。

   絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

  ☆ サ ッ ポ ロ 散 歩 ☆

   9月16日(土)~9月30日(土)

札幌市は200万都市として日本で5番目の人口を有し、数々の人気観光地ランキングでも常に上位にランクインし年間を通して大人気の観光地で国内外から多くの人々が訪れています。広大な石狩平野の南西部に位置し豊平川によって形成さた扇状地の上に発達した街で、西と南には市街地と隣接した緑豊かな山地が広がっており、札幌ならではの景観をつくりだしています。整然とした都市の美しさを持ち、中心部には明治期に建てられた北海道庁や時計台、札幌農学校として開学した北海道大学など歴史を物語る建物が点在。古くから歌にも数多く歌われ親しまれている時計台は創建以来130年以上この地で札幌の街の歩みと市民生活を見守っています。四季の移り変わりも鮮明で多様な季節もたのしめ、交通の利便性も良く、文化、スポーツ、グルメの中心でもあり、すすきのに代表される歓楽街も人気です。そんな魅力あふれるサッポロの景色、絵の中でもおたのしみください。

     清水恭平・若奈 二人展

    9月20日(水)~9月25日(月)   東区在住の清水恭平さんと若奈さん、ご夫婦による二人展。今まではそれぞれに個展を開催してきました。ともに金沢美術工芸大学に学び、無所属で個展を中心に小品を制作発表。恭平さんは北海道造形美術学院の講師を務め、日常の中にある情景を油絵の古典技法をベースに多様な技法で表現した写実絵画を追求。若菜さんは身近な自然や旅先などでの風景を、自らの記憶をたどりながら優しい色彩、描かれた場所はわからなくとも、どこか懐かしさが伝わる絵。「ここに吹く風」と題して合わせて17点が並びます。恭平さんは自画像はじめ、思い出のベルギーの夕日や登別の冬景色。若奈さんはF50の「ゆにガーデン」を中心に優しい色合いに包まれた風景。画風は違いますが絵に対する思いは同じで、互いの絵が調和し和やかな空間。ごゆっくりとおたのしみ下さい。

    川口一菜 日本画展

   9月13日(水)~9月18日(月)

清田区在住の川口一菜さん毎年で4回目となる個展。北星学園大学付属高校の恩師中野邦昭先生(日本画家、道展会員)の誘いで絵画サークルに通いはじめ色彩の美しい日本画の魅力にひき込まれどんどん腕を上げ、みなもの会にも出品。先生、家族、仲間の応援もあり制作発表を続けています。自他ともに認める大の猫好きで当然モチーフは猫で、前3回は「猫といっしょ」のタイトルが今回は「猫、ときどき。」と変化。F10からミニサイズまで23点が壁を飾ります。みたままを描くのではなく想像を膨らませアイデアに富んだ夢の世界を表現。旭山動物園に通い取材したシロクマ、ホワイトライオン、アムールトラも加わりバラエティーに。また手ずくりの陶芸小物やブローチなどの猫グッズもたくさん並び、楽しさいっぱいのひとときおたのしみください。

   飾ってたのしむ版画展

  9月6日(水)~9月11日(月)

 申し訳ございません。展示予定変更となりました。記録的な暑さの続いた夏も終わり、9月となり秋の季節。気分も一新ゆったりと絵でも眺めませんか。国内外で活躍する作家の木版画、銅版画、リトグラフ、シルクスクリーンによる風景、花などの静物と多種多彩な版画作品を集め展示致します。カシニョール、ラポルト、ガントナー、ギアマンなどの外国作家のリトグラフ、葛飾北斎、歌川広重、竹久夢二らによる浮世絵版画、アイオー、児玉幸雄、小野州一、北岡文雄、生田宏司などの人気作家、森ヒロコ、渡会純介、藤倉英幸、大本靖らなじみの道内作家とバラエティーに富んだ30余点が壁を飾ります。なじみ深くカラフルに彩られた絵、身近に感じたのしんでいただけたら・・・・・

   絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

   ☆ 清水敦の作品世界 ☆

   9月1日(金)~9月15日(金)

 深い暗部を豊かに表現できることから、フランスではマニエルノワール(黒の技法)と呼ばれ、銅版画の中でも特に熟達した技量を要するメゾチント技法の第一人者清水敦。1937年東京生まれ、1955年より画家を志し、1963年来道、独学で銅版画をはじめ画廊、百貨店などで個展、グループ展多数。装飾性と深みのある色彩で北海道の風景や身の回りの何気ないものたちが刻まれ、時を携えたかのような静けさと温かみを感じる作品が魅力、多くのファンを楽しませています。ごゆっくりとおたのしみ下さい。

      高橋弘子 作品展

   8月30日(水)~9月4日(月)

白石区在住の高橋弘子さん北都館で昨年に続き3回目となる個展。札幌市立高等専門学校を卒業。2013年より作品の発表を始め10年が過ぎ、今年も20回記念個展やグランビスタギャラリーと3回目の個展。「世の中、自身の周りの様々なことについて、その真意、根本はなにか、生きることとはどんなことなのか」の疑問をテーマに制作。モチーフは狼が有名ですが、想像上の生き物や植物など自然界のものが繊細で幻想的に表現され、自らの作品世界を展開しています。今回は「野流(やりゅう)」と題してアクリルによる新作、旧作合わせて24点が並びます。野流とは野の川や河川の下流を指す言葉で、私はまだ下流にいて、まだまだ過程でこの先いけるところまで行ってみようという思いが込められています。自らの人生と重ね合わせた思慮深い絵、存分におたのしみ下さい。

     佐藤真康 作品展

   8月23日(水)~8月28日(月)

帯広市在住の佐藤真康さん北都館で3回目となる個展。武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。現在は道新文化センターの講師を務め制作に励む日々。全道展2010年初入選、2011年佳作賞、2017年奨励賞、2018年八木賞受賞会友推挙、2022年会友賞、今年めでたく会員推挙となっています。今回も「スケッチブック3」と題して今までに描きためたスケッチブックを元に描かれたP30からSMまでの25点が壁を飾ります。板に綿布を張り下地をつくり、アクリル絵の具を使い慣れた筆さばきで描かれた絵からはそれぞれの存在感が浮かび上がります。定型の板をカットした面白い作品も眼を惹きます。得意の女性像「FACE」はじめ、象、犀、虎、うさぎ、カラス、猫などの動物シリーズや緑のカエル、カラフルな色彩の熱帯魚ベタ。魅力あふれる絵ごゆっくりとおたのしみ下さい。

  絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

  ☆ 石岡剛の絵画世界 ☆

  8月18日(金)~8月31日(木)

芦別市在住の洋画家石岡剛の絵画を紹介します。1966年芦別市生まれ、1966年武蔵野美術大学卒業。以後無所属で制作を続け、ニ十歳代後半に訪れた初めての海外旅行、現地で触れた風景、感情、思い・・・それが石岡剛の絵の原点という。燃えるような赤と黒を基調に大胆なタッチと生命力みなぎるヨーロッパの風景、窓辺の花、日本の風景を描き続け50余年全国有名百貨店にて個展を開催。確かなデッサン力と力強い筆使いとシャレた繊細さを持ち合わせ、作品の中には必ず「石岡の赤」と言われる色が入り多くのファンを魅了。2002年には芦別市カナディアンワールド公園に「石岡剛の世界美術館」が開館、地元に根差して芦別をモデルにした映画「野のなななのか」の中の絵も担当、「野のおもひで館」では映画のパンフレットに使われた原画を見る事が出来ます。

 

      太田れいこ 展

   8月16日(水)~8月21(月)

豊平区在住の太田れいこさん北都館では初となる展示。父の影響で絵が好きで、高校より札幌にでて独立展会員、全道展会員の竹岡羊子氏の絵画教室で学び、女子美術大学に進み、卒業後は美術教師として根室、浦河、北見、札幌で勤務。仕事、子育ての多忙な日々の中、独立展、全道展に出品、昨年全道展会員推挙となっています。2019年初個展。今回は「Works」と題して近作23点が並びます。明るく爽やかさ感じる抽象表現。気候的にも独特の感じのふるさと根室の原風景、ブルー系の色が主体で、透けているようで透けていない半透明の状態の「translucent」と題したF60とF20,2点を中心に発色の良い油彩画とアクリル画。F10「esclede」はカラフルさが眼を惹きます。自然の中から感じ取った事柄が表現された作家の思い伝わるセンス光る絵おたのしみ下さい。

 

    神田絵里子 風景画展

   8月4日(金)~8月14日(月)

鹿追町在住の神田絵里子さん、神田日勝の長女で2歳の時に死別。父の記憶はないというが、幼い頃より絵に親しみ高校時代は美術部で優れたデッサン力を発揮。北都館では2年ぶり5回目で毎回好評を博しています。日勝さんのエスプリを受け継いだリアリズムの世界。「力強く印象的な父の絵との作風の違いも楽しんで欲しい。」また「草木が成長する勢いや匂い、空気の暖かさも伝わるようにした。」と写実表現の美しさ。今回は「ふる里の自然・春夏秋冬Ⅱ」と題して18点が並びます。十勝の爽やかな風を感じる四季折々の景色、特に然別湖や糠平湖の水辺の描写には目を奪われます。優しさに満ちた絵、心ゆくまでおたのしみ下さい。

 

 

 

   絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

    ☆ 北海道の風景 ☆

   8月4日(金)~8月17日(木)

7月下旬より連日の30度超えの猛暑が続いています。北海道の爽やかな夏はどこへいちゃったのでしょう。シルクスクリーンは孔版印刷の一種で1960年代アンディ・ウォーホールなどによりアートの手法として発達。油絵のような重厚感と発色の良さが特徴。本間武男は1929年余市生れ1968年初個展「北海道放牧シリーズ」を開催以来シルクスクリーン版画の草分け的存在。旧国鉄、郵政局などのデザインを手がけ、数多くの作品は北海道観光にも一役、2006年逝去。藤倉英幸は1954年岩内町生まれ、札幌在住のイラストレーター、JR北海道の月刊車内誌の表紙を担当。独特のはり絵で北海道の四季の情景を表現、シルクスクリーン版画は多くのファンを楽しませています。二人の作品を中心に札幌、小樽、函館、富良野はじめ雄大な北の自然感じる絵18点が並びます。四季折々の色彩豊かな絵に心安らぐひとときおたのしみください。

    本田勝也 作品展

  7月26日(水)~7月31日(月)

東区在住の本田勝也さん3回目となる個展。岩手大学美術科彫刻専攻を卒業、道教育大学大学院を修了し高校の美術教師を務め。描き表現することの楽しみを忘れないよう暇を見ては制作。一昨年退職4年、64歳の誕生日に初個展。初回のゲル状ボールペンで小さな円(つぶつぶ)を100個ずつつなげて描き人との繋がりを表現した「つぶつぶしりーず」。2回目の人の複雑な心情をタテ線とヨコ線の交差で表現した「タテタテヨコヨコしりーず織」。今回は「かくかくしかくしりーず響」と題してカラーシートを大小の四角形に切り白や黒の紙に貼り付ける画法を通して、自然現象やヒトの心情、そして互いに共鳴し合う様子を表現。毎日根気強く手間のかかる作業を続け創られた作品には感心するばかり。趣向を凝らした大小45点が並びます。ミニマルアートの単純な表現で日記をつずるような抽象の不思議な作品世界。それぞれの思いで感じ取っていただけたら・・・

     佐藤恵美 展

  7月19日(水)~7月24日(月)

千葉県在住の佐藤恵美さん北都館では4年ぶり2回目となる個展。子供の頃より絵を描くことが好きで武蔵野美術短期大学を卒業。版画工房うつしにて摺師のアシスタントをしたのをきっかけに作家としての道へ。銅版画技法の一種メゾチントは黒の技法と呼ばれ緻密で柔和な奥深い表現、手間はかかるが自分の性に合っていると制作に励む日々。「愛しきものたち」と題してメゾチント、鉛筆水彩画など36点が並びます。「猫をはじめとする動物たちや植物の息吹、存在感。命のひとつひとつを慈しみながら創られた絵、優しく愛しい気持ちになれるひとときを味わって欲しい」と。東京を中心に個展、グループ展などで精力的に発表。6回を数える猫の絵画展でも毎回人気です。北海道では北都館でしか見る事が出来ない生命の輝き優しさに満ちた作品、ぜひこの機会におたのしみ下さい。

  絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

   ☆ 創作版画の歩み ☆

  7月16日(日)~7月31日(月)

自画、自刻、自摺の創作版画。川上澄生の大正14年制作の「初夏の風」は棟方志功が版画家になるキッカケとなった。文明開化をテーマに異国情緒と懐古趣味に満ちた独特の作品。函館生まれの前田政雄は梅原龍三郎、平塚運一郎に師事、国画会、日本版画協会会員として晩年の古刹シリーズなど風景を題材として美しい日本を摺り取る。佐藤国男も函館生まれ大工を生業として宮沢賢治の世界を心温まる透き通った素朴な作風で40数年にわたり彫り続け自作の額も人気です。長崎の山下南風は和紙に柿渋を塗って乾燥させた上に下絵を描き小刀で切り抜いて型紙をつくり摺る合羽版画、切り絵のように直線的で線も色も輪郭がはっきりしているのが特徴、異国情緒あふれる長崎の原風景や祭り、歴史などを多く残す。それぞれの味わい深い作品ごゆっくりとおたのしみ下さい。

     渡辺貞之 個展

  7月12日(水)~7月17日(月)

深川市在住の渡辺貞之さん北都館で回を重ねて11回目となる個展。アートホール東洲館館長、深川市民劇団代表、デッサンサークル「ぴいぷる」は50年以上続き地元文化の向上に貢献。自らは独立展準会員、全道展会員として制作発表、年齢を感じさせないヴァイタリティで活躍されています。「存在と眼」をテーマに五感でたらえた存在、眼で認識する絵をモットーに、対象の本質を見極めメリハリの利いた画面からは存在感が浮かび上がります。今回は全道展のあとコロナにかかり2週間ほどのブランクがあったなか近作17点が揃いました。F15の「星座(天馬)」は美しい紺色の中に馬、梟、人物が見え隠れし不思議な空間に。人物はデッサン5点と縦長の子供が印象的です。カワイイ羊、思い入れのある梨の古木やカボチャなどの静物と見ごたえのある絵ごゆっくりとおたのしみ下さい。

 

    河口真由美 小品展

   7月5日(水)~7月10日(月)

南区在住の河口真由美さん北都館では初めての個展。北海道教育大学美術コース油彩画研究室を卒業。山本勇一先生、舩岳紘行先生に学び、大学一年時に道展初入選、卒業後も仕事の傍ら出品を続け、昨年見事最高賞の協会賞を受賞した若手画家。2020年初個展から4回目となる個展でグループ展など精力的に発表を続けています。絵画を通して現実と夢を行き来する「死生観」を主題として動植物をモチーフに抽象表現。今回は「知らない記憶のアーカイブ」と題してタイトルにもこだわった新作24点が並びます。自分の記憶と観る方の記憶の違いを楽しみ、身近なモチーフに想像を膨らませ日記をつずるように描かれた絵。大胆な構図で様々な形が絡み合い明るくカラフルな色彩の画面はハッピーな気分に。油絵具の魅力伝わる絵の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

   絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

   ☆ アヴァンギャルドの流れ ☆

   7月1日(土)~7月15日(土)

アヴァンギャルドとは第一次世界大戦頃からフランスで起こった芸術活動。既成の芸術観念や形式を否定し、革新芸術を創り出そうとした立体派、未来派、抽象画派、超現実派などが含まれる。北海道では戦後いち早く全道展はじめ北海道日本画協会、北海道アンデパンダン展などの公募展が結成される中、53年に「ゼロ展」画誕生し反保守、反公募主義の前衛美術活動が繰り広げられ、後に「組織」「Visual Time」「12稜空間」「北海道抽象派作家協会」「TODAY」などのグループが生まれ、70年代に入って北海道の現代美術をリードするようになりました。こうした活動を推進してきた作家難波田龍起、一原有徳、菊地又男、渡辺伊八郎、阿部典英、八木保次、矢崎勝美、米谷雄平、沢田哲郎らの作品を集め展示致します。革新的、実験的な試みで先端的な活動を続けた作家の思い感じていただけたら・・・・・

   三浦恵美子 油彩画展

  6月28日(水)~7月3日(月)

安平町在住の三浦恵美子さん北都館で4回目となる個展。安平町町会議員として活動する異色の画家。新道展会員、美術文化協会会員として公務の傍ら制作発表を続けています。毎回サブタイトルをカタカナ表記にこだわって、一見わかりずらいですが、よく読んで欲しいという思いがあるのでしょう。今回は「ワガイノチヲアキラカニスルコト」と題して「私たちが日々命があるのは当たり前、明日が来ることは当たり前と思い過ごしがちです。しかし命はこの世に生を受けてから与えられ生かされています。制作を始めて15年、あすの命が保証されていると思わず今できることを精一杯させてもらいたい。生かされていることに感謝し、確かな一歩を踏み出したい。」という思いで描かれた15点が並びます。「イコウ」「イシ」などタイトルもカタカナ表記でそれぞれ2、3の意味合いがあり女性像により表現された絵。ごゆっくりとおたのしみ下さい。

    斉藤矢寸子 個展

  6月21日(水)~6月26日(月)

旭川市在住の斉藤矢寸子さん道教育大学旭川校美術科を卒業。行動展、全道展、純生展会員として、また美術予備校の代表、旭川工業高校の講師を務め多忙な中、制作発表を続けています。3年前コロナ禍で中止となり北都館で2回目となる個展。細密な筆力、確かな構成力でストーリー性のある幻想的な独自の世界を展開。「My favorite little things」と題して大小24点を展示。S20「Loputa Syndrome 」の2点は「人類は自然を切り拓き文明を築いたが、廃墟などに自生する植物の逞しさに畏敬の念さえ覚えます。」という思いで庭の情景が描かれています。静かに佇む少年、少女、女性からは現実と非現実が重なる内面の心情が伝わります。小さな絵は身近にある猫や人形、花、雑貨などのモチーフを組み合わせて構成され、やさしさ、たのしさが広がります。バラエティーに富んだ思慮深い絵おたのしみ下さい。

      輪島進一 展

   6月14日(水)~6月19日(月)

函館市在住の輪島進一さん北都館で7回目となる個展。独立展、全道展会員として活躍、道内を代表する実力派の画家。現代社会を反映した題材を追求し、卓越した描写力による流麗な線描と洗練された色彩によるオリジナリティーあふれる絵を手がけています。今回はキラキラと輝く美しい光に満ちた色彩豊かな作品を集め「光彩に戯れる」と題して18点が並びます。水彩、アクリル絵の具を使って、F50の「レボリューション」は得意のバレリーナの連続した動きが表現され圧巻です。バレリーナの様々な動作は絵の具のにじみも生かされそれぞれの表情が伝わってきます。花が描かれたシリーズは色鮮やかで生き生きとした動きがあり心ウキウキします。猫のシリーズは蝶と戯れる姿などがデフォルメされ思わず微笑みます。多彩な絵ごゆっくりとおたのしみ下さい。

     福島孝寿 小品展

  6月7日(水)~6月12日(月)

中央区在住の福島孝寿さん北都館で3年ぶり3回目となる個展となります。北海高校どんぐり会で故栃内忠男氏に師事。大学卒業後、会社経営の傍ら全道展会員として制作発表を続け、現在は退会しましたが長らく続けている櫂展のメンバーとして活動して、今秋にも展覧会を予定。「刻(とき)」と題してF40からF0までの19点が並びます。大作では木馬などをモチーフとしていますが、小品はオリジナリティーあふれる身近な花が色とりどりに表現され、「時刻(とき)」と題した木馬やカービングバード、様々な表情の馬、豊平館など札幌の身近な風景など見ごたえのある絵。アクリル絵の具を使っていますが、絵の具が重ねられ油絵に劣らぬ深いマチエールとオシャレな色使いが魅力です。長い経験によって築かれたベテランならではの絵の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

     田中郁子 展

  5月31日(水)~6月5日(月)

浦河町在住の田中郁子さん北都館で昨年に続き2回目となる個展。1999年新道展初入選、07年会友、11年協会賞、12年会員推挙、昨年は審査部長を務め、主体展でも秀作賞と精力的に制作発表。「年を重ねるごとに好きなものが増えています。臨床美術士、人権擁護委員、水道メーターの検針をしながら絵を描いて孫と遊び、次はカッコいい60歳をめざしています。」と何事にも前向きで積極さがキモチいい、見習いたいものです。一つ一つの作品の軌跡が次へとつながること、また見る方とも繋がって行けたらという思いで「つながるさきへ」と題して音を意識して描いた21点を展示。作品タイトルの№58は年齢を表してこの先の進化が見てとれます。見る者を引き付ける自然体のダイナミックな画面、グレー、ピンク、イエローなどの色彩豊かな抽象画の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

    本庄世奈 個展

  5月24日(水)~5月29日(月)

南区在住の本庄世奈さん昨年の初個展に続き2回目となる個展。道都大学美術学部を卒業、2017年道展佳作賞、光風会奨励賞を受賞。高校教員などを経験、好きな絵を続けたいとアルバイトをしながら制作に励み、昨年は新道展新人賞、今春は光風会入選と活躍。「揺らいだ光」と題して26点が壁を彩ります。理解できないけど、少しだけ共感をできるような曖昧さを作品に加え、共感、嫌悪感、哀愁感を深く考えながら気持ちの内側に触れるような作品を残したいと。長く描き続けている写実表現のキツネはじめ蜂やカラスなどの動物、鮮やかな空色の青空シリーズ、人物画、「コスモスエッグ」は目玉焼きが宙に飛んだユニークな表現。40号大からミニサイズまで丸形の作品もありバラエティーに。陶芸作品やポストカードなどもあり、作家の思いのこもった展示おたのしみ下さい。

   絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

    ☆ ヨーロッパ紀行 ☆

   5月17日(水)~5月31日(水)

ヨーロッパはユーラシア大陸に47の国があり、陸続きでアジアなどとは少し違った雰囲気があります。雄大な美しい自然、歴史感じる圧倒的な景観、美味しい料理やお菓子、美術や音楽など文化面でも世界をリードしてきました。明治期より日本からも多くの画家たちが訪れ、その魅力に圧倒され、またその影響をうけその感動をキャンバスに描き留めています。道内の作家を中心に、園田郁夫のF30「スペイン紀行」はじめ、武田範芳はリゾート地として人気の地中海ミコノス島「エーゲ海に捧ぐ」、蛯子善悦はフランスの雄大な自然「トレポールの断崖」、長谷川昇の大正期の作品はフランスののどかな田舎の景色、伊藤仁のオランダの古都デルフトの「塔とはね橋」友成晴雄の水の都ヴェネチアの運河。どれも長い歴史を重ねた美しく、ロマンティックな風景。絵で巡るヨーロッパの旅おたのしみ下さい。

      徳丸晋 展

   5月17日(水)~5月22日(月)

倶知安町在住の写真家徳丸晋さん、前回の2020年はコロナの緊急事態宣言下での開催で会期の短縮などがありましたが、今はようやく落ち着いて北都館で2回目となる個展。2005年より本格的に写真をはじめ「minamo」と題して21点が壁を彩ります。撮影場所は羊蹄山麓の原生林の中にある半月湖でとても静かで自然と一体感を感じることができます。湖面に吹く風はその地形に影響を受けながら波を生み出し、この波に周りの風景が映り込み不思議な水面写真が現れます。季節、時間、天候により様々な変化が見られ、自然の持つ波動やエネルギーを感じます。その模様は抽象画のようですが、カメラで撮っただけで加工などはしていないという。撮影日時がタイトルとなっています。様々な色どりのオシャレな空間、ニセコの風を感じ心安らぐひとときお過ごし下さい。

    香西富士夫スケッチ展

   5月10日(水)~5月15日(月)

香西富士夫さん、一昨年11月に逝去されました。急なことで昨年北都館で4回目となる個展は遺作展となってしまいました。北海道学芸大学札幌校を卒業、高校の美術教師を務め、高校時代より60数回連続で出品。誠実で温和な人柄で振り返っても良い思い出しかありません。小品展の「百花繚乱」では赤、青、黄と色鮮やかなオリジナリティーあふれる花々が多くの方の眼を楽しませました。昨年の会期中に奥様から未発表のスケッチが残っているとのことで今回のスケッチ展「1995年 ~南仏からパリへ~」の開催となりました。フランス旅行のスケッチ18点と油彩2点を展示。南仏カンヌからエクサンプロヴァンス、アルル、カルソンヌ、ボルドー、ロワール、パリと巡り、先々で見た街角の景色が描かれた絵から旅の感動も伝わってきます。スケッチからいつもと違う作家の一面が見られ、また一つ良い思い出が出来ました。

  絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

   ☆ 多様な銅版画 ☆

  5月1日(月)~5月15日(月)

銅版画は銅板を版材とする凹版法で、14世紀から15世紀の変わり目ころ北ヨーロッパやイタリアではじまり、金工師の技術に由来し工芸的な質の高さもあり貴族などに好まれた。技法には銅板に直接線刻する直接法(エンビレービング、ドライポイント、メゾチント)と、薬品により腐食させる間接法(エッチング、アクアチント)があります。メゾチントは写真の普及により姿を消したが、日本の長谷川潔、浜口陽三らにより創作版画の技法として再認識されています。いまではこれらの技法を併用したり技術が進化して優れた作品が創られています。有名人気作家の浜口陽三、南桂子、生田浩司、マリーローランサン、マリオアバチはじめ、道内でおなじみの渡会純介、澁谷栄一、森ヒロコ、伊藤倭子、一原有徳など25点を展示。多様でバラエティーに富んだ銅版画の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。   

    神田一明 小品展

  4月26日(水)~5月8日(月)

旭川市在住の神田一明さん北都館で毎年の11回目となる個展、行動展、全道展会員。昨年は「神田一明・日勝展」が旭川美術館、日勝記念美術館で開催されています。この3月に89歳となり、奥様の彫刻家比呂子さんが脳梗塞となり心配ですが、娘さんの協力で準備もすませ。「心の風景」としてSMからF10まで20点を展示。ライフワークとしている風景小品、釧路、函館、小樽など港町から発想して描かれた絵は色使いなどからオシャレな外国風景を思わせます。地元旭川近郊の池や川が描かれた絵はイエローオーカーや鮮やかなグリーンで輝いています。「水差しのある静物」は一点のみの静物画で新聞紙などのコラージュも施され、どれも絵具が重ねられ深いマチエールで油絵の魅力が伝わります。今後まだまだ制作を続けて欲しいと願うばかりです。

    佐々木ゆか 小品展

  4月19日(水)~4月24日(月)

豊平区在住の佐々木ゆかさん北都館で昨年に続き4回目となる個展。武蔵野美術大学を卒業し、今はセントラルで画材の販売に従事しながら独立展、全道展会友として発表、受賞するなど活躍。コロナ禍で制作発表をする方が少なくなっている中も積極的に活動する頼もしい若手画家。「多くに人がハッと息をのむような、誰かの心を浄化するような絵をめざしている」と。今回は「宵」と題してF0からF4の小さめの絵を中心に18点が壁を彩ります。人物画が主体で自身なのか若い女性の顔、姿が描かれいるがモデルはいなく想像で描かれて、命の輝き儚さ、魂の流転などが表現され、美しい色彩が印象的でエネルギッシュな生命感が伝わってきます。毎回画風の変遷もあり、よりリアルさが感じられます。若い情熱に満ちた絵ごゆっくりとおたのしみ下さい

  絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

   ☆ 心にしみる絵 ☆

  4月16日(日)~4月30日(日)

絵とは不思議なもので、何が描かれているかを見てたのしむだけでなく。画家の考え方や思い、画面の色や絵肌から伝わるもの、見る側のこだわりや感情などにより伝わってくるものがあり,心にしみて感動を覚えるものです。どちらかというと静かで落ち着きがあり趣き深い絵。平野遼の水彩「石に座る男女」、須田寿のロバがたたずむ「スペインの家」、能勢眞美の緑につつまれた「ウレカリップの池」、越智起久張の羊のいる「光の中へ」、香月泰男のリトグラフ「層雲峡」、銅版画の相笠昌義「駅にて」、三岸黄太郎「風景2」、澁谷栄一「盲目のアコーディオン弾き」など17点を展示。それぞれの思いでおたのしみ下さい。

     大下茜 作品展

  4月12日(水)~4月17日(月)

北区在住の大下茜さん昨年の初個展に続き2回目となる個展。小さい頃から絵に親しみ、高校では美術部に所属、女子美術大学美術学科洋画専攻を卒業して6年。今はウポポイの札幌事務所に勤務。2017年全道展奨励賞受賞、独立展入選、サッポロ未来展などで発表。昨年は「つかんまゆめ世界」として夢の中で見た一瞬の空想の世界を表現。今回は心地よい夢の世界がいつまでも続いて欲しいという思いで「夜も日も明けない」と題してミニ作品からM8まで17点を展示。29歳の自画像をはじめ海、森、山など幻想的な風景。自然の中で長い時間をかけて成長するものに惹かれると木、貝殻、きのこ岩をモチーフとした絵。また東洋的雰囲気が好きで油絵なのにてかりを全く出さずマットな画面も特徴です。夢あふれるシックな夢の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

     佐藤泰子 展

  4月5日(水)~4月10日(月)

厚別区在住の佐藤泰子さん北都館で2年ぶり7回目となる個展。1975年より自由美術会員として発表を続けるベテラン画家。90歳を前にしてこれが最後という思いで描いたM40をメインにF0までの17点が並びます。絵はもちろん、もろもろの準備も万全に絵に対する真摯な姿勢が伝わってきます。パステルを使い、独自に工夫した深いマチエールの抽象作品を確立。アトリエの窓を突き破るような桜の生命力に感動して「さくらさくらfinish」というテーマで長いこと制作。ピンクやグリーンはじめ様々な色が重ねあわされソフトなタッチの、まさにパステル調の爽やかな空間となりました。色々な経験を重ねてきて人生は愛だと思うと、常に前向きな姿が伝わり、まだまだ制作発表を続けて欲しいと願うばかりです。ベテランならではの洗練された心象世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

 

   絵を楽しむ小部屋 「絵楽屋」

   ☆ 竹久夢二の世界 ☆

  4月1日(土)~4月15日(土)

竹久夢二は明治17年岡山県に生まれる。本名茂次郎。17歳の時上京「大正の浮世絵師」と呼ばれた。一時は中央画壇への憧れもあったが受け入れられず、終生野にあって新しい美術のあり方を模索。木版画をはじめ、楽譜や装幀、浴衣、手ぬぐいなど日々の生活に用いるもののデザインにも情熱を注ぎ日本のグラフィックデザイナーの先駆者として数々の作品を残しました。若き日の東郷青児も「港屋絵草紙店」に出入りし親交を深めた。妻のたまき、後に交際した彦乃、お葉をモデルに哀愁漂い大正ロマン薫る夢二式美人画を確立、一世紀を経た今も多くの人の心を魅了します。代表作の「黒猫屋」のモデルは彦乃説、お葉説がありますが、構図はヴァン・ドンゲンの「黒猫」を参考にしたといわれる。復刻版画の傑作13点と気軽に楽しめるシルクスクリーン7点を展示。昭和9年49歳で逝去。今なお不思議な魅力で語りかけてくる夢二の世界存分におたのしみ下さい。

      羽山雅愉 展

   3月29日(水)~4月3日(月)

小樽市在住の羽山雅愉さん北都館で5年ぶり7回目となる個展です。全道展会員で2010年には小樽美術館で羽山雅愉展が開催され、個展、グループ展と精力的に制作発表を続けるベテラン画家。黄昏をテーマとして小樽、釧路などの港町を幻想的でロマンチックに表現した絵は多くのファンを魅了しています。数年前脳梗塞となり心配しましたが、順調に回復し元気な姿を見せています。「黄昏」と題して油彩、パステル、水彩など24点が壁を彩ります。F30の花瓶や果物が描かれた「モノローグ」を中心に静物画が多めです。風景画はおなじみ小樽の運河や黒のバックに浮かび上がる時計台など。ミニサイズの絵には立体的な新たな試みも。最新作はW3のワイドな画面にジオラマのような空想の町が描かれバラエティーな絵の世界。やわらかで優しさに満ちた空間おたのしみ下さい。

     生洋子 油彩展

  3月22日(水)~3月27日(月)

豊平区在住の武生洋子さん北都館で昨年に続き2回目となる個展。昨今、油絵などの制作発表をする方が少なくなっている中で、継続は力なり、何より絵が好きという思いが伝わります。全道展会友、独立展会友で、子供の頃より絵に親しみ、高校時代は道展会員故亀山良雄氏に師事、卒業後もその仲間と「グループ未知」で54回も展覧会を開催。20年程前からは木村絵画教室で自らの画風を確立すべく制作に励む日々。「記憶の象」と題してF30からF0まで16点が並びます。30代から続けているヨガや母体からイメージして画面構成、記憶をたどり秋の情景や花が抽象的に表現された絵。他に具象的なフェイス、小樽の海、森の詩なども。絵具を何度も重ねて重厚な画面から油絵具が輝いています。思いのこもった絵の世界ごゆっくりおたのしみ下さい。

   絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

    ☆ 彫刻をたのしむ ☆

  3月17日(金)~3月31日(金)

彫刻とは木、石、金属を彫り込んで立体像を創り出したり、粘土などを盛り付け形を創る立体美の芸術です。日本には古くから優れた彫刻芸術が数多くありますが、眼にする機会も少なくまだ人々の生活に身近にあるとは言えないようです。本郷新曰く「彫刻は徹頭徹尾、全人間的な手わざによる創造の世界である。そこに始めて思想と精神と肉体の凝固した姿が見られる。このこと自身であり、その外の何ものでもない。彫刻はもっとも素朴な人間的手法によるものであり、それだけで充足するものなのである。また量感のそなわらないものは形ができていても、本当の彫刻とは言えない。肉付けができていないと彫刻も電柱のようにものを言わなくなる。」本郷新、船越保武、坂胆道、鈴木吾郎、三枝惣太郎のブロンズ、テラコッタと。今再評価され人気の八雲の柴崎重行の木彫りの熊を展示。三次元空間に広がる立体の存在感、身近におたのしみ下さい。

   石野沙羅・松田由姫穂二人展

   3月15日(水)~3月20日(月)

江別市在住の石野沙羅さんと白石区在住の松田由姫穂さんの若い二人による展示。高校時代より美術部で活躍、二人ともに特待生として札幌大谷短期大学に入学、2年修了時に短大から4年生となり3年に編入し卒業。在学時より道展に出品、制作を続けています。石野さんは2018年に初個展を開催していますが、今回が待望の初の二人展。「のっといこーる」と題して合わせて21点、同じく絵を描いているが「同じものを見ているようで見ていないのでは」と互いの自画像を描いた絵や、同じ風景を描いた絵をメインとして、二人の違いを感じて欲しいと。石野さんは犬やペンギンのその時々に見せる愛らしい表情を。松田さんは鮮やかな色彩の花が独自に表現されています。互いの個性が響き合い二人展ならではの展示。これからの制作にも意欲的で今後の活躍が期待されます。

     糸塚章子 個展

   3月8日(水)~3月13日(月)

東区在住の糸塚章子さん北都館で毎年この時期に開催の個展も5回目となります。学生時代より絵を描くことが好きで結婚後、故八木伸子先生の絵画教室に通いはじめたのが30数年前、今は道彩会会員として実力を発揮、持ち前の行動力で事務局を務めています。今回もこの一年の間に描き上げた水彩による風景、静物など18点と版画5点が壁を彩ります。風景は現場で短時間に勢いのある筆致でのびのびと仕上げられ、その場の雰囲気が伝わってきます。植物園、知事公館、中島公園など馴染の景色、WBCジャパンの勝利を願っての栗山天満宮や北都館も絵になっています。静物も身近な花やカボチャ、パン、人形が描かれ「黄色のバラ」は他と違った工夫されたマチエールが魅力的です。暮らしの中にいつも絵のある様が伺え楽しさが伝わります。ごゆっくりとおたのしみ下さい。

   絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

   ☆ 八木伸子と仲間たち ☆

   3月1日(水)~3月16日(木)

八木伸子は大正14年札幌生まれ、昭和19年札幌高等女学校(現北校)卒業。独自の造形感覚と実力が高く評価され春陽会、女流展、全道展会員として活躍。27年八木保次と結婚、オシドリ画家として互いに刺激しあい後進の育成指導や洋画の普及発展に貢献。伸子さんは平成24年2月5日、後を追うように保次さんは3月23日に逝去。戦中、札幌に疎開していた三雲祥之助、小川マリは上野山清貢の媒酌により結婚、全道展の創立に参加。中島公園にあった中根邸で札幌洋画研究所の講師を務める。そこで学んでいたのが八木伸子と岸葉子でその親交は平成18年小川マリが104歳で亡くなるまで続いた。ただ一人現役の中田やよひは八木伸子に師事、夫英夫氏との仲人も八木夫妻で、女流展、全道展、道彩展会員として制作発表を続けています。戦後、北海道美術の一端にこのような絵で結ばれた絆が築かれていたことを思い、ほのぼのとした絵の世界おたのしみ下さい。

    近藤佳代子 作品展

  3月1日(水)~3月6日(月)

南区在住の近藤佳代子さん北都館で5年ぶり6回目となる個展。コロナ禍や愛犬の死もあり久方ぶりの展示となりました。高校、大谷短大時代より絵を描き制作発表を重ねています。犬好きで犬をモデルにした絵や猫、野鳥や植物を数多く手掛けています。今回は「小さな動物園」としてギャラリーを動物園に見立ててアクリル、水彩、鉛筆、色鉛筆などを使い描かれた20点が壁を彩り、爽やかな雰囲気に包まれます。鉛筆画のモノクロと色鮮やかなアクリルの対比も美しく犬、猫、野鳥の他、動物園の人気者キリン、ゾウ、カバ、レッサーパンダなどと季節感漂う植物がマッチして草花の香り、空気感が伝わります。作家の誠実で優しさに溢れる絵に、一足早い春を感じていただけたら・・・・・

   北都館 猫の絵画展 Vol、6

   2月22日(水)~2月27日(月)

2月22日ニャンニャンニャンと猫の日にちなみ始めた猫の絵画展も6回目を迎え、回を追うごとに人気を増しています。今回も猫好きの作家が12名揃い日本画、油彩、アクリル、水彩、ミクストメディア、銅版画、テラコッタと多彩な作品、みなさん張り切って多数出品、P8からミニサイズまで52点が壁を彩り、また猫柄のカワイイ布小物や帯も並びまさに猫の祭典。ご来店の方にはおたのしみスピードくじで絵やお菓子などもれなく当たります。表現もそれぞれに猫愛あふれる作品、猫の姿だけでなく背景にもアイデアが凝らされ、たのしさが広がります。陽気も良くなり春待ちどうしい季節。ホッと一息くつろぎの時間お過ごし下さい。カワイイたくさんのネコたちがお待ちしてます。

   絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

  ☆ 北 の 冬 景 色 ☆

  2月15日(水)~2月27日(月)

雪まつりも終わり、2月も半ばとなりましたが、北海道ではまだまだ冬の最中、厳しい寒さや雪にも気が抜けません。そんな冬の景色も数多く絵に描かれ、絵の中では美しく温もりが感じられ癒されます。寺田政明の詩情あふれる小樽運河、橋本三郎の冬木立、村瀬真治のオホーツクの流氷、藤野千鶴子の羊蹄山、伊藤仁の吹雪の時計台、ベル串田と八鍬四郎の懐かしさ漂う雪の中の子供たち、他北国の情景たっぷりの絵18点。待ちどうしい春の訪れを思い、北海道ならではの自然おたのしみ下さい。

      小林孝人 写真展

   2月15日(水)~2月20日(月)

西区在住の小林孝人さん北都館で4年ぶり5回目となる個展。北海道大学総合博物館のキノコの博士で、子供のころよりキノコの魅力に魅かれ新種のキノコの発見など研究を重ねる日々。写真愛好家として主にネイチャーフォトと風景やポートレートも撮っている。仕事上のキノコの撮影の他に、常にカメラを持ち歩き、気になった街角のひとコマを撮り続けています。個展は2003年より十数回でグループ展にも積極的に参加。今回は「北大の印象」と題して、いつも通い慣れた北大構内の景色をモノクロで撮影した17点を展示。葉や枝を逆光で撮ったものが多く静けさが伝わってきます。冬枝に積もった雪やツララが輝いています。枝に一枚残った葉や、カラスが一羽飛んでいる姿、アインシュタインドームの窓から差し込む光も印象的です。こだわりの写真世界おたのしみ下さい。

    佐藤国男 木版画展

  2月8日(水)~2月13日(月)

函館市在住の佐藤国男さん北都館で5回目となる個展。北桧山高校を卒業後上京、工場で製本や家具作りに関わり、夜間は東洋大学仏教学科で学ぶ、昭和55年函館に戻り大工を生業としながら、現場で余った木材をビューと鉋がけし宮沢賢治の童話を墨で下絵を描き、彫刻し、版画にする楽しみを発見、大工の経験が絵描きの夢を進化させ本職となった。「木は実に良いもので、柔らかからず、固からず触っているだけで不思議な安心感があり、日本の文化、木版画を楽しんで欲しい。」と40数年にわたり「銀河鉄道の夜」「セロ弾きのゴーシュ」「注文の多い料理店」などを描き続け、今回は大中小と飾りやすい30点が並びます。手彫りの特製額も魅力で、手彫りの掛け時計、ガラス絵も。木への思いを大切に人間味あふれる作品に心温まるひとときおたのしみ下さい。

  絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

   ☆ 浮世絵 木版画 ☆

  2月1日(水)~2月13日(月)

葛飾北斎は江戸後期の天才浮世絵師、様々なジャンルの浮世絵を手がけ独自の画風を確立、70歳を過ぎてからの「富嶽三十六景」により北斎の名を不動のものとし、1999年米ライフ誌が選んだ「この100年で最も重要な功績を残した人物100人」に唯一選ばれた日本人。歌川広重も名所絵により風景画家としての不動の地位を築き「東海道五十三次」「木曽街道六十九次」など詩情豊かな名所絵を手がけ、最晩年は画技を凝縮した「江戸名所百景」を発表、遠近法や大胆なズームアップ、俯瞰図、鳥瞰図などを取り入れた絵はゴッホはじめパリの画家たちをも魅了しました。他に浮世絵版画の技法や西洋作家の近代的造形を取り入れ日本的感情を表現した会津の齊藤清の絵。日本は木と紙の文化と言われます。世界に誇る木版画の美、存分におたのしみ下さい。

  勝木七子・宮本紀美子 日本画展

   2月1日(水)~2月6日(月)

勝木七子さん、宮本紀美子さんの仲良しコンビ、昨年に続き2回目となる二人展。子育てもひと段落して、猫好きが高うじて大好きな猫の絵を描きたいと2020年より道新文化センターで谷地元麗子先生の日本画教室に通いはじめ、日本画の色彩の美しさに魅せられて熱心に制作、教室展などを経験し、またウッドカービング、陶芸なども経験し制作の幅を広げてます。タイトルは昨年と同じく「猫時間(ねこのとき)」として勝木さん11点、宮本さん13点、それぞれにアイデアを凝らしたF15からミニサイズの絵が壁を彩ります。飼い猫をモデルに今年の干支ウサギも登場、様々なシーンに猫が描かれやさしさに癒されます。まだ3年ほどのキャリアとは思えない出来栄えに、何より絵を描く楽しさが伝わります。寒さを吹き飛ばす暖かな空間おたのしみ下さい。

     版画 かると

  1月25日(水)~1月30日(月)

版画とは印刷技術の始まりとされ、複製できることが特徴。14世紀末ヨーロッパで木版画が出現、15世紀前半に銅版画が生まれ、その後その時代や産業に合わせて発展してきました。その技法や表現は実に多種多様です。凸版(木版画)、凹版(銅版画)、平版(リトグラフ)、孔版(シルクスクリーン)などが主ですが、現在では技法も複雑で工夫がなされ、たくさんの魅力的な絵画が生まれています。ルーブル美術館所蔵のモディリアーニ、藤田嗣治のカルコグラフィー(銅版画)。小倉遊亀、荻須高徳、東郷青児、児玉幸雄らのリトグラフ。斎藤清、北岡文雄らの木版画。マリーローランサン、相笠昌義らの銅版画。アイオーのシルクスクリーン。道内人気作家大本靖、手島圭三郎、渡会純介、澁谷栄一、森ヒロコ、伊藤倭子とバラエティーに23点を展示。気軽にたのしんでいただけたら・・・・・

   絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

   ☆ 北 の 山 々 ☆

  1月18日(水)~1月30日(月)

日本の国有面積の五分の一を超える北海道の山々は大自然そのものであり、美しい景観と動植物の宝庫となっており、風雪がつくりあげる景色など山々が織りなす四季は見事としか言いようがありません。日本百名山に選ばれた山も「利尻山」「羅臼岳」「斜里岳」「雌阿寒岳」「旭岳」「トムラウシ山」「十勝岳」「幌尻岳」「羊蹄山」と九つあり。もちろん登山の醍醐味も素晴らしいですが、ダイナミックな姿を遠くから眺めるのも楽しみの一つ。多くの画家たちによって絵に描きとどめられた山の魅力を感じ取っていただけたら。田辺三重松の昭和新山、中村善策の雌阿寒岳、高橋北修の大雪山はじめ16点を展示致します。

  マウルカーテアクセサリー作品展

   1月18日(水)~1月23日(月)

西区在住の橘田清佳さん北都館で9回目となる個展。音をまとうように自然に、音楽を奏でるように、そして時には強いアクセントになるようにそんな思いが込められたマウルカーテというブランド名で天然石、ガラスでつくったアクセサリーを展示販売。今回は「纏う時、綾なす時」として、オシャレを楽しむためのアクセサリーと空間を彩る装飾品の競演。もっと気軽にアクセサリーを楽しんでもらいたいという思いで作られたネックレス、ピアス、ブローチなどがオシャレに額装されたものと。絵の描かれたキャンバスにアクセサリーかあしらわれたオブジェとして飾る楽しさも新展開。優しい人柄と共に自らの作品を愛する想いが伝わってきます。どれもセンスに溢れ様々な色彩が輝いて優雅な世界に。リーズナブルで身近にたのしめ、お好みの一点見つけて下さい。

   第11回  新春日本画展 

   パートⅡ  オールスター

  1月11日(水)~1月16日(月)

恒例となりました「新春日本画展」パートⅡのはじまりです。中堅、ベテラン画家女性7名、男性3名による展示。10号大からミニサイズまで31点が並び、今年も良い年の予感。風景や花、今年の干支ウサギの絵も目立ちます。それぞれの個性が光り、変形作品も多く、立体的な作品もあり、こだわりが感じられます。美しい色彩に包まれた見ごたえのある日本画の世界存分におたのしみください。                

  絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

    ☆ めでたき新春 ☆

   1月4日(水)~1月16日(月)

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。昨年7月より始まった「絵楽屋」の展示も半年が過ぎ、新年を迎え「めでたき新春」よりはじまりです。札幌出身の日本画の巨匠片岡球子の縁起物「めでたき富士」「銀色になった富士」の2点をはじめ、昨年道近代美術館で個展が開催された釧路の日本画家羽生輝「朝焼けMt,ラカボシ」、札幌出身の院展日本画家菊川多賀「アネモネ」や北洞

和子「牡丹」、日本芸術界最高峰の諸氏による木版画色紙七葉セットの「散華」、糸大八「赤い花」

仮屋美紀「丘の上の太陽の家」、様々な富士図などお正月にふさわしい絵を集め展示。穏やかに迎えた新春のひとときたのしんでいただけたら・・・・・

    第11回  新春日 本画 展

  パートⅠ フレッシュオールスター

   1月4日(水)~1月9日(月)

明けましておめでとうございます。今年もたくさんの絵に出会えること楽しみにしています。恒例となりました新春第一弾「新春日本画展」。パートⅠは若手画家による展示。現役大学生から30代までの10人の女性が集まり25点が壁を彩ります。猫や人物、花や風景、心象的な抽象画など、若さに溢れそれぞれの個性が響き合います。日本画ならではのやさしく美しい色彩がお正月ムードを盛り上げます。華やいだ絵の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

   絵をたのしむ小部屋 絵楽屋

    ☆ 年忘れ名画展 ☆

  12月15日(木)~12月29日(木)

明治期よりはじまった日本の洋画、その歩みの中で自らの画風を磨き日本の洋画壇に名を残した画家たち13名14作品を展示。日本のキュビズムを追求した島田章三、フランスの情景を描き続けた児玉幸雄、詩情と哀愁漂う風景画を残した寺田政明、日本の伝統美を追求したベル串田、日本のルオー田中忠雄、北海道出身独立展会員松樹路人、日展理事長芸術院会員寺坂公雄、立軌会創立の須田寿など見ごたえのある絵おたのしみ下さい。尚、12月30日(金)より1月3日(火)までお正月休みとなります。新年4日(水)からは「めでたき新春」で年初めです。来年もよろしくお願いいたします。

  2022 絵画ダイジェスト パートⅠ

  12月14日(水)~12月21日(水)

2022年の展覧会も無事に終えることができそうです。ありがとうございました。恒例となりました絵画ダイジェスト、今年北都館の壁を彩だった作家の作品を集めこの一年のアートシーンを振り返ります。パートⅠは20人による油彩、アクリル、水彩、日本画、木版画と多種多彩な魅力あふれる作品。何かとあわただしいい師走ではありますが、心安らぐひとときおたのしみ下さい。

  絵をたのしむ小部屋 絵楽屋

    ☆ 女流画家展 ☆

  12月1日(木)~12月14日(水)

昨今は女性作家の活躍も目ざましいですが。 女性として芸術を極めることが難しかった時代に自らの信念を貫きそれぞれの画風を確立した日本画家、前衛書道家、洋画家の3人の巨匠の作品を中心に展示。 片岡球子は明治38年札幌生まれ院展にて面構、富士、ポーズシリーズで画業を極め昭和46年文化勲章、享年103歳。 篠田桃紅は大正2年満州生まれ、書道家で墨による独自の抽象芸術を生み出し全米、ヨーロッパで評価を受けた日本を代表する芸術家、2021年107歳で逝去。 三岸節子は明治38年愛知県生まれ札幌出身の三岸好太郎と結婚、死別後フランスにも滞在し画業を極め女性洋画家初の文化功労者、享年94歳。 他に文化勲章の小倉遊亀、マリーローランサン、南桂子、道内作家も多数。 それぞれの情熱伝わる絵おたのしみ下さい。

北海道教育大学岩見沢校油彩画研究室小品展

   12月7日(水)~12月12日(月)  「それぞれの小窓5」と題して准教授舩岳紘行先生に学ぶ卒業生・修了生17名、在学生18名による展示も5回目となりました。それぞれの絵を小窓に見立てて多種多彩な作品、賛助出品も合わせ36点が壁を彩ります。OB,OGも年に一度の再会を楽しみにして、在学生も毎年入れ替わりフレッシュなメンバー。小品とあって思い思いに好きな絵が描かれ、油彩画に捉われない実験的な作品も。若い感性に溢れ絵を描く楽しさが伝わってきます。これからますますの活躍がたのしみです。

  太田香×三村紗瑛子×小松美月3人展

   11月30日(水)~12月5日(月)

道教育大学岩見沢校油彩画研究室で学び、二紀展に出品するなど精力的に制作発表を続け、今回は「いつでもあの場所で」と題して三村さんの声掛けでの展示。太田さんは2016年卒業、音威子府高校の美術教師。教員の視点で小さな人間が森の中で遊具で遊ぶ場面を描き、楽しさ寂しさが交錯する中に懐かしい不思議な空気感を感じて欲しいと。三村さんは2018年大学院を修了、地元青森で高校の美術教師に。人気のない室内をテーマに不思議さと安心感の共存する幻想的な絵、シンプルながら深みのある画面。小松さんは今春大学院を修了し、日常をテーマに些細な幸せを光に満ちた姿で描きだし、見えること、感じることへの喜びが思い出となる記憶を共有していただけたらと。絵を描くことが大好きという想いが伝わりエネルギーに溢れた絵に勇気をもらいます。それぞれの個性光る絵の世界たのしんでいただけたら・・・・

     清水若奈 個展

  11月23日(水)~11月28日(月)

東区在住の清水若奈さん北都館で昨年に続き2回目となる個展。三重県四日市市生まれで2009年金沢美術工芸大学美術工芸学部油画専攻に入学、国展に入選するなど個展、グループ展を重ね卒業後は大阪の印刷会社に就職。2016年結婚を機に札幌に住み、ご主人の恭平さんとともに好きな絵を描いてゆこうと小品を制作、この夏には名古屋で二人展も。今回は「目に映る風景」と題して身近な自然や旅先などでの風景を描いた油彩新作16点が壁を彩ります。伊豆、富良野、地獄谷、洞爺湖、北大構内など自らの記憶をたどり優しい色彩で描かれた絵からはどこの場所かわからなくとも、なにか懐かしさが伝わってきます。アクリルのミニ色紙はかわいいクマをモチーフに海の中の物語が描かれファンタジーな世界。作家の思いのこもった絵ごゆっくりとおたのしみ下さい。

  絵を楽しむ小部屋 絵楽屋

  ☆ 絵の中の生き物たち ☆

 11月16日(水)~11月30日(水)

生き物は絵のモチーフとして数多く描かれています。特に猫は人気でファンも多いようです。今回は猫以外のカワイイ生き物が描かれた絵を集め展示。小川原脩のインドピャンゴンパのロバ、岩船修三のアイヌユーカラのキツネ、国松登の黒い魚、池田満寿夫のヒツジ、手島圭三郎のフクロウを中心にウシ、ウマ、ゾウ、トリなどが描かれた絵。美しい色に彩られた生き物たちにいやしのひとときおたのしみ下さい。

  今谷孝 テラコッタ小品展 Ⅱ

  11月16日(水)~11月21日(月)

手稲区在住の今谷孝さん北都館で2回目となる個展。北海道教育大学岩見沢分校で美術研究室彫塑室で岩下硯氏に師事。卒業後は教員となり、全道展へは昭和56年より出品現在会員。10年程前よりテラコッタの制作を始め一昨年退職を機に精力的に制作に取り組んでいます。「テラコッタ小品展Ⅱ」と題して60点が並びます。犬、猫、ペンギン、シロクマ、リス、ハムスターなどの立体小品18点。様々な人物のスタイル、空飛ぶペンギンなどのレリーフ42点。テラコッタは粘土を素焼きしたもので焼く前に彫刻などの細工をし細かに人物を浮き彫りにし水彩絵の具で着色し表情を際立たせています。彫刻は量感が大事と小さいながら存在感があり、落ち着きのある静寂の空間が広がります。テラコッタの作品世界より身近にたのしんでいただけたら・・・・・

     加藤奈月 個展

  11月9日(水)~11月14日(月)

厚別区在住の加藤奈月さん北都館では初めての個展。幼い頃より絵が好きで大谷高校から東北芸術工科大学油彩科へ進み、卒業後は札幌に戻り個展、グループ展で発表を続けています。自分がそのような場所に行きたい、そのようなものになりたいという憧れから制作意欲が掻き立てられイメージが湧き出てきて、日常では見られなかったり実際には存在しない現実の中の非現実を描いているという。今回は「青を飼う」と題してF20からF0まで16点が壁を彩ります。「森と光」をテーマにアクリル絵の具の青を基調とした幻想的で不思議な画面。F12の「青を飼う」を中心に森に遊ぶ鳥たちや森の樹々、海を飛ぶカモメ、グリーンがキレイな小さな森など。どれも美しい色彩が響き合い静けさ漂う落ち着きのある絵。若手画家の想い伝わる絵の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

     川口一菜 日本画展

   11月2日(水)~11月7日(月)

清田区在住の川口一菜さん昨年に続き3回目となる個展北星学園大学付属高校の恩師中野邦昭先生(日本画家、道展会員)との突然の再会から絵を描かないかの誘いに絵画サークルに通いはじめ色彩の美しい日本画の魅力にひき込まれどんどん腕を上げ新春みなもの会展にも出品。先生、家族、仲間の応援もあり順調に制作発表を続けています。自他共に認める猫好きで当然モチーフは猫で、「猫といっしょ。みたび!」と題しF0からF12まで18点が壁を彩ります。傘猫シリーズ、四季の植物と猫のコラボなどアイデアにとみ思わずニャーとする絵、支持体を猫の形にした作品も眼を惹き、それぞれの表情から猫を愛する想いがてたわってきます。また手ずくりの陶芸小物やブローチなどグッズもたくさん並び、楽しさいっぱいのひとときお過ごし下さい。

  絵をたのしむ小部屋 「絵楽屋」

  ☆シルクスクリーンの美しさ☆

  11月2日(水)~11月14日(月)

1960年代以降アンディーウォーホールらにより芸術の表現方法として発表されるようになり水彩、日本画、油彩などあらゆる作品の再現が可能で複数の制作が可能な版画、美しい色彩が魅力で、より身近にたのしめ多くの方に親しまれています。JR車内誌で人気のはり絵作家藤倉英幸、美人画の東郷青児、グラデーションが美しいスカイスケープの沢田哲郎、現実と空想の造るナイーフのビンカシワ、虹色の画家アイオー、おなじみの本間武男などによる多彩な絵おたのしみください。

  第13回 サムホール36人展

 10月26日(水)~10月31日(月)

毎年この時期恒例となりましたサムホール36人展も13回目となりました。道内で活躍する20代から80代の画家がサムにちなみ36人、油彩、水彩、アクリルなどで描いたそれぞれの持ち味が発揮された絵が36点。今回の展示はアイウエオ順に並べてみました。縦横、額の大小などデコボコはありますがランダムに絵をたのしむことができなかなかイイ感じです。おたのしみ人気投票もあり自分の一番好きな絵に投票するとクッキープレゼント。また得票数の多い順にオーディエンス賞として金、銀、銅賞を進呈。深まる秋のひととき存分に絵をおたのしみいただけたら。

    清水恭平 個展

 10月19日(水)~10月24日(月)

東区在住の清水恭平さん北都館で4回目となる個展。金沢美術工芸大学で学び、在学中に国画会で2年連続で国画賞を受賞の実績を持ち、今は北海道造形美術学院の講師を務めています。日常の中にある情景を油絵の古典技法をベースに多様な技法で表現した写実絵画を追求。「ここのところ」と題して描かれた新作16点が壁を彩ります。F30の「雪降る谷」「かくれんぼ」を中心にの登別地獄谷の雪景色、富良野の庭の散歩道、自宅近くの夜景、赤やブルーのバラ、トレードマークのテディベアの姿も描かれ、何気ない日常の中にささやかな幸せが感じられる絵。いつもはキャプションにコメントが添えられ楽しみにしている方も多いのですが今回はヒマがなかったと、それぞれに感じ取っていただけたら。様々な思考のもとに描かれた多彩な絵の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

   水高和彦ミクストメディア展

  10月12日(水)~10月17日(月)

恵庭市在住の水高和彦さん北都館で4回目となる個展。退職を機に本格的に絵画制作に取り組みミクストメディアによる抽象作品を発表。2016,17年と連続で新道展協会賞を受賞、18年会員。新道展をはじめとしてグループ展、今年は東京のミクストメディア展に出品するなど精力的に制作発表、作品もどんどん進化しています。今回は「異素材の出逢い」として新作20点が並びます。苫小牧勇払海岸で集めた漂着物を素材として漂着物と自らの人生を重ね合わせて、また漆喰やコットン、木や段ボールなどをコラージュした独創的な表現。素材が発する声がポエムとも未来への警鐘とも聞こえると「言葉や文字で表せない声なき声に耳を傾けて欲しい。」と言う。様々な形、色によるシンプルな中に物質感が伝わります。白を基調とした清々しい絵画空間ごゆっくりとおたのしみ下さい。

    友末智子 小品展

  10月5日(水)~10月10日(月)

白石区在住の友末智子さん4年連続4回目となる個展です。独学で試行錯誤しながら制作発表を続け2018年念願の全道展会員となっています。コロナ禍で何かと影響が出る中も真摯な姿勢で制作に取り組み前向きさが伝わります。親が鉄工所を営んでいたことから、なじみの深い鉄管や工具をモチーフとして描き、7年前より共感、共生、共存をテーマとした「祈り」、まさに今の世を反映し海外での戦争などの悲惨さ、残酷さを眼にして、その人々の幸せを願う気持ちで描いたM15からF0まで17点が壁を彩ります。縦横に走る線からは人と人の絆を感じ、リズム感のある画面からはメロディーが聞こえてきそうです。ドライフラワーの団栗、向日葵、百合、木瓜、鬼灯などで日常が表現され、ピエロの姿も印象的です。作家の思い伝わる絵の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

  絵を楽しむ小部屋 「絵楽屋」

    ☆ 北の水彩画展 ☆

  10月1日(土)~10月15日(土)

水彩画は手軽に始められることから多くの人に親しまれ、瑞々しく優しいタッチが特徴です。透明水彩、不透明水彩絵の具を用いて描かれ、その技法も様々でそれぞれに工夫がなされなかなか奥が深いようです。繫野三郎は戦前より独学で水彩画の技術を習得し、北海道水彩画界の第一人者として牽引し数多くの作品を残し今も人気を得ています。坂本直行は十勝の原野を開墾しながら登山家としても道内各地の山や草花を描き、その生き様とともに多くの人に愛されています。二人の絵を中心に20点が並びます。爽やかさやさしさに満ちた絵ごゆっくりとおたのしみ下さい。

    木村由紀子 展

  9月28日(水)~10月3日(月)

北区在住の木村由紀子さん北都館で昨年に続き6回目となる個展。ご主人の富秋さんと木村絵画教室を主宰。絵のたのしさを伝えるべく尽力されています。全道展会員、独立展会員として発表、道内女流画家の中心的存在。20数年前より抽象画に転じ自然の営みから受けた印象を描いた作品世界を展開。一時体調がすぐれない時期もありましたが作品を揃え「風の韻(ひびき)」と題したM50からF0まで15点が壁を彩ります。アクリル絵の具を使いモノトーンを基調とした画面、絵の具の他に粘土なども使い工夫された深いマチエールの中に様々な色彩が響き合い見ごたえのある絵。200号の大作も手がけますが、小品ではより身近な自然の中から発想して描かれたエネルギッシュな絵。清楚でオシャレなセンス光る絵画世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

   絵を楽しむ小部屋 「絵楽屋」

  ☆  抽 象 画 の 世 界  ☆

   9月16日(金)~9月30日(金)

  20日(火)から27日(火)は休業

近代アートの中でも重要な位置を占める抽象画、どこか難しくてとっつきにくい、何が描かれているのか鑑賞の仕方がわからないの意見も。第一次世界大戦後キュビズム、純粋抽象絵画、自己表現的抽象、新造形主義、アクションペインティング、カラーフィールドなど様々な絵画表現が生まれました。実際にないものが表現され作家の内面やイメージがが描かれ、見た儘を楽しむ、また色や形から何かを想像して楽しむのも鑑賞のひとつです。詩情あふれる絵で日本を代表する抽象画家難波田龍起、抽象派作家協会設立の渡辺伊八郎、異端と反骨の菊池又男、モノタイプ版画の一原有徳、道内美術を牽引した八木保次などのオシャレな絵大小23点展示。あらたな絵画世界が広がるといいですね。

     斉藤嗣火 個展

   9月14日(水)~9月19日(月)

手稲区在住の斉藤嗣火さん北都館では昨年に続き4回目となる個展。武蔵野美術大学造形学部油彩科を卒業。1974年から1976年渡欧後、札幌で絵画教室「アトリエ・カウベル」を主宰し個展、グループ展で制作発表を続ける全道展のベテラン画家。2003年から20年続く全道展の仲間7人による櫂展のメンバーとしても活動。大作は人間の内面性を追求した人物画を発表。今回は「視・感・創」と題して新作20点が壁を飾ります。油彩、水彩によるF30,P30の得意の人物像を中心に風景、花や静物、梟や鳩とバラエティーに富んだ絵。安定した構図、巧みな筆さばき、色彩を抑えた色合いの重厚感、動きのある画面からそれぞれの存在感が浮かび上がります。長きにわたり自らの画風を追求する画家の味わい深い絵ごゆっくりとおたのしみ下さい。

     岡本敏美 個展

   9月7日(水)9月12日(月)

和歌山県在住の岡本敏美さん北海道での初個展。高校、大学時代は美術部に所属し大学美術連盟展で京都市長賞を受賞、1971年初個展以後仕事に専念。学生時代から北海道旅行をして、雄大な自然に憧れを持っていて退職後、毎年雪のない季節に滞在しスケッチ旅行、秋燃えるような紅葉の山々から光輝く元気さを感じその感動をアクリル、水彩で表現。赤はじめ派手やかな色が好きで「赫(かく)大地の山々」と題してP80からSMまで20点が並びます。道内各地を巡り斜里岳、羅臼岳、尻別岳、旭岳、富良野岳、敏音知岳、黄金山、駒ヶ岳などが独自の色彩で彩られ北海道LOVEを感じます。日本水彩連盟展にも入選、和歌山文化協会会員、和歌山水彩画協会会員として人生を謳歌する姿勢に元気をもらいます。キャプションには取材地の情報も書かれ旅をいている気分に・・・・・

   絵を楽しむ小部屋 「絵楽屋」

    ☆     ☆

   9月1日(木)~9月15日(木)

長い冬の季節、雪に埋もれた北海道も春の訪れとともに、桜はじめ多種多様な花が咲き乱れ、まさに百花繚乱の様相です。多くの人の目を楽しませ、心華やかにさせます。絵の題材としても数多く描かれています。中でも薔薇は「花の女王」と呼ばれ花言葉も「愛」「美」として様々な種類がありカラフルな色彩と良い香りで人々を魅了します。そんなバラをはじめ、あじさい、パンジー、ハイビスカス、すずらんや、絵ならではのオリジナリティあふれる花の絵が並びます。たくさんの絵に囲まれ、やすらぎのひとときお過ごし下さい。

 

    佐藤真康 作品展 

  8月31日《水)~9月5日(月)

帯広市在住の佐藤真康さん北都館で昨年に続き2回目となる個展。武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。現在は道新文化センター講師を務め自らもデッサン会に参加して研鑽を積んでいます。全道展2010年初入選、2011年佳作賞、2017年奨励賞、2018年八木賞受賞会友推挙、今年は会友賞受賞。2020年には上野の森美術館大賞展入選。この一月には帯広美術館主催の十勝のニューフェース展に出品。今回も「スケッチブック2」と題して今までに描きためたスケッチブックをもとに描かれたF50からSMまで17点が壁を飾ります。板に綿布を張り下地をつくり、アクリル絵の具を使い慣れた筆さばきで描かれた絵からはそれぞれの存在感が浮かび上がります。得意の女性像はじめ、羊、馬、虎、ライオン、象、カエルなどの魅力あふれる絵ごゆっくりとおたのしみ下さい。

  森弘志の風景 ~2013 again Vol、2

   8月24日(水)~8月29日(月)

新得町在住、武蔵野美術大学中退後、地元十勝にとどまり「絵画とは何か」「この時代に平面を描く意味は何か」を根源的に考え制作する全道展会員。1988年安井賞出品、1994年第一回VOCA展奨励賞。1998年には帯広美術館にて個展。ACT5のメンバーとしても活動。北都館では5回目となる個展です。2009年から2014年、時代の反対側に向かうエネルギーはあるのかの問いから始まった風景画、今新たに静物画に取り組んでいます。5月のプレ展示に続き、今までの風景シリーズ、未発表、未完成作や台風被害のあった場所を描いた新作3点を加え19点が並びます。独自の視点でとらえ、他にはない表現で好評を博した十勝の風景。風光明媚ではなくなかなか描かれない所を見つけ、その場の時間までを描き取った絵、十勝を愛する思いが伝わってきます。また若い画家からも信望が厚く地元の美術文化の向上にも貢献。こだわりの絵の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

 

   絵を楽しむ小部屋 「絵楽屋」

   ☆ 北のファンタジー ☆

   8月17日(水)~8月31日(水)

まだまだ暑い日が続きます。この夏は各地で局地的な大雨が多く自然の変化を感じます。雄大な自然を誇る北の大地、四季折々に繰り広げられる様は多くの人々を楽しませます。そんな夢広がり、ロマンあふれる情景が描かれた絵を集め展示。ユーカラを題材とした岩船修三の「善い狐の紙さま」、オレンジに染まる国松登の「夕照」、美しいグリーンに包み込まれる風景の木村訓丈「散歩道」、難波田龍起「北方の詩」、越智起久張「光の方へ」、阿部国利「雲と花」、田中稔、中谷龍一、野本醇、片山弘明、八鍬四郎など。ファンタジックな絵に心安らぐひとときおたのしみください。

    中村まり子 小品展

   8月17日(水)~8月22日(月)

東区在住の中村まり子さん北都館で昨年に続き3回目となる個展。教育大岩見沢校で2年時に訪れたフランス、スペインでピカソやミロの名画に圧倒され絵を描く気持ちが強まったと。昨春大学院を修了、二紀展で16,18年奨励賞、19年二紀賞を受賞。昨年は道展佳作賞、二紀展準会員推挙となるなど道内外で精力的に発表。春からはフルタイムで働きはじめ制作時間をつくるのが大変な中でも絵に対する気持ちは衰えることなく新たな制作に向かっています。今回は「ふくらかな水面」と題して油彩14点、ドローイング7点が壁を彩ります。裸の子供をモチーフとして母性をテーマに胎内にいる様な柔らかな心地よさと包み込まれる温かさが感じられる絵。油彩、テンペラ技法でピンクや黄緑などの淡いパステル調で描かれ幻想的な独特の世界。ごゆっくりとおたのしみ下さい。