佐藤仁敬 個展

  8月10日(水)~8月15日(月)

厚別区在住の佐藤仁敬さん北都館で昨年に続き4回目となる個展。金沢美術工芸大学に入学、同大学院を修了。全道展会員、独立展準会員として制作を続け、6年前より北海高校の美術教師となり後進の指導にも力を注いでいます。仕事にも慣れ、制作の時間にも余裕が出てきて、昨今のコロナの影響で不自由な生活がいまだ続いていますが、そんな中でも絵と向き合う機会が増え,新たなイメージが膨らみ自らが進むべき道も定まったと、昨春の日動画廊の昭和会展にも入選。道内外で積極的に発表。今回は「In this era」と題して近作の油彩、パステル14点が並びます。現代社会の中で人の繋がりが薄れていくことに危惧を感じ、社会の不安定さ、人間の無力さ、人々の喜び、悲しみを表した絵。グロテスクな表現もありますが人間の本質に迫る絵の世界感じ取っていただけたら・・・・

   小野州一 絵画展 Vol、7

   8月3日(水)~8月8日(月)

早いもので2000年4月に亡くなられて22年が過ぎます。今もその人気は衰えることなく多くの人を魅了します。千歳市生まれ札幌一中を卒業、画家になるため上京し独学で自らのスタイルを確立。軽やかな線描と豊かな色彩で独自の詩情を表現。パリ滞在も長く自由美術会員、全道展会員として発表。1995年より富良野へ、その美しい風景を自らのものにと取り組んでいました。北都館では7回目となる展示。挿絵、装丁なども手がけ今回は絵本「にれの町(百田宗治・詩、小野州一・絵)」の大通公園の絵を中心に油彩、リトグラフ20点が並びます。モダンでオシャレな心象風景おたのしみ下さい。8月6日(土)、7日(日)には岡部泰子さんらによる朗読劇も開催され、開け行くサッポロの町の様子が語られます。楽しいひとときお過ごし下さい。

    本田勝也 作品展

   7月27日(水)~8月1日(月)

東区在住の本田勝也さん2回目となる個展。岩手大学美術科彫刻専攻を卒業、北海道教育大学大学院を修了し道内の高校で美術教師を務め、20年程前よりペン画、紙をカットした抽象作品を制作。昨年退職して4年が過ぎ8月1日64歳の誕生日を記念して初の個展を開催。ゲル状ボールペンで小さな円(つぶつぶ)を100個単位で繋げて描き自分と関りのある人々、さらに多くの人々に繋がっていくという世界観を表現。個展後すぐに構想をねり、今回は「タテタテヨコヨコしりーず織」と題して、人の複雑な心情をタテ線とヨコ線の交差で表現。毎日時間を見つけては制作を続け手間暇かけた大小42点が並びます。ミニマルアートの単純な表現で日々の営みが日記のように有機的な線でつずられ、抽象的な不思議な作品世界。見る方がそれぞれの思いで感じ取っていただけたら・・・・

 

     渡辺貞之 展

   7月20日(水)~7月25日(月)

深川市在住の渡辺貞之さん北都館で回を重ね10回目となる個展。アートホール東洲館館長、深川市民劇団代表、デッサンサークル「ぴいぷる」は50年以上続き、地元文化の向上の貢献。自らは独立展準会員、全道展会員として年齢を感じさせないバイタリティさで活動。「存在と眼」を制作のテーマに五感でとらえた存在、眼で認識する絵をモットーに、対象の本質を見極めメリハリの利いた画面から存在感が浮かび上がります。近作14点を展示。新しい試みとして描かれたF20とP12の方舟(はこぶね)は様々な色彩が混じり合った中に意識したのではなく人の顔がいくつも現れます。何度も訪れたイタリアの思い出「弾痕のある壁」は今を語っている様です。「昭和時代」の古いアイロンとゴールデンバットも印象的です。猫や馬も描かれ、懐かしさ感じるノスタルジックな絵の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

  絵を楽しむ小部屋 「絵楽屋」

  ☆ 色 紙 い ろ い ろ ☆

  7月13日(水)~7月31日(日)

初めての開催となる「おたのしみ色紙展」と連動しての「色紙いろいろ」。有名作家の絵をより身近に、あの作家の見せるいつもと違った絵の側面が楽しめます。木田金次郎はじめ、上野山清貢、難波田龍起、田中忠雄、本郷新、繫野三郎、北岡文雄、菊地又男などのビッグネームも揃い17人の多様な作品。また散華(日本芸術界最高峰の諸氏による木版画色紙、小倉游亀、高山辰雄、高田誠、田村孝之助、池田遥邨、岩田正巳、加山又造ら、七葉木箱入り)も特別展示。ごゆっくりとおたのしみいただけたら・・・

   人気作家の絵を身近に!

   ☆ おたのしみ展 

   7月13日(水)~7/18日(月)

昨今、コロナ禍もあり絵離れが進んでいるように感じます。より多くの方にもっと絵に親しんでいただけたらと企画した色紙展。北都館ゆかりの26人の作家の賛同を得ての展示。色紙ならではの身近な絵、いつもとは違う、また作家の本質にふれられる機会、描く側と観る側の距離が縮まればよいと思います。テーマ、表現技法も様々に油彩、水彩、アクリル、日本画、パステル、鉛筆、ミクストメディアなどで描かれた多彩な絵。憧れのあの作家の、欲しかったあの絵をお値打ちに手に入れるチャンス。価格は全て10000円、この機会をお見逃しなくおたのしみ下さい。

  絵を楽しむ小部屋 「絵楽屋」

   ☆函館ゆかりの画家たち☆

   7月1日(金)~7月11日(月)

いよいよ絵楽屋のすたーとです。第一弾は「函館ゆかりの画家たち」、北海道の玄関口として発展してきた函館、絵の世界でも道展、全道展の創立に尽力した画家も多く、その長い歴史に育まれた絵の歩みを展覧します。田辺三重松はじめ岩船修三、国松登、橋本三郎、蛯子善悦、箱根寿保、木村訓丈ら12作家の20点余りが並びます。見ごたえのある絵にちょっぴりリッチなひとときお過ごし下さい。

      輪島進一 展

   7月6日(水)~7月11日(月)

函館市在住の輪島進一さん北都館で6回目となる個展。独立展会員、全道展会員として活躍する道内を代表する画家。現代社会を反映した題材を追求し、卓越した描写力による流麗な線描と洗練された色彩によるオリジナリティあふれる絵を手がけています。今回は「視覚のモノローグ」と題して22点が並びます。20年程前に描かれた油彩F60「カデンツア」やペンで描かれた200変形の「光の中で」はバレリーナが描かれひときは眼を惹きます。透明水彩によるバレリーナたちは絵の具のにじみも生かされそれぞれの表情が伝わってきます。花のシリーズは水彩で色鮮やかに生き生きと描かれ動きのある画面にウキウキします。最近描いている猫たちはデフォルメされ蝶を見上げる姿やお湯につかる表情がなんとも見入ってしまいます。たっぷりの多彩な絵ごゆっくりとおたのしみ下さい。

    三浦恵美子 油彩画展

   6月29日(水)~7月4日(月)

安平町在住の三浦恵美子さん北都館で昨年に続き3回目となる個展。若くして安平町町会議員となり今春も再選を果たしている異色画家。新道展会員、美術文化協会会員として公務の傍ら積極的に制作発表を続けています。今回は「シキサイソウシツセカイカライロガウシナワレタラ」と題してカタカナ表記にこだわった新作。ひとは生涯のうち様々な辛いことを経験し時にはすべての世界から鮮やかな色が失われる感覚に陥ることもとの思いで、人物を配してモノクロで描かれたF30とF6が2点セットの絵はじめ14点が並びます。現在コロナウイルス感染やウクライナ侵攻などで多くの命が失われている中、反戦平和の願いや、悲しみや絶望の中に一筋の光をみいだしたいという願いの中に、生命の大切さ儚さが伝わります。思慮深い絵の世界おたのしみ下さい。

     矢元政行 小品展

  6月22日(水)~6月27日(月)

伊達市在住の矢元政行さん北都館で6回目となる個展。道教育大学旭川校で神田一明先生のゼミで学び行動展、全道展会員として2002年には安田火災美術賞を受賞するなど道内外で活躍。絵を描くことは心の澱みを吐露する行為と考え格差社会とか閉塞感漂う日本の状況を象徴し巨大な建造物に無数の人々が群がる様子を描いている。今回は「眠らない世界」と題してF10からミニサイズまで21点が並びます。下地ずくりに時間をかけ奥深いマチエールが持ち味で暗い色調の建物にとりつく人物はいったい何人いるのでしょう。樹、建物、サツマイモ、グランドなどシリーズ化された絵。最新作の眠らない世界は黄色が強調され明るくいつもと違った趣きになっています。落ち着きのある絵に心安らぐひとときおたのしみ下さい。

 

      木村富秋 自選展

   6月15日(水)~6月20日(月)

北区在住の木村富秋さん北都館で毎年の6回目となる個展。独立展会員、全道展会員として制作発表を続けるベテラン。毎日筆を執り小品にも力を入れ「心の色、変わりゆく形」をテーマとして人物、静物を描かれています。今回は自選展として近作はじめ長い制作の中でお気に入りを選んでF30からF0まで16点を展示。F30の「赤い家」を始め最新作の「命のうた」、1994年作の「花」や「冬のセーヌ」、静物などいつも見られない珍しい絵。純粋に絵画の造形性を追求し、色そして形、線、画肌などを織り交ぜながら表現、省略された人物は絵のへそといい、その背景は抽象性を帯び様々な色彩が響き合いオシャレな画面に。コロナの影響で中止の続いた全道展も平常通り開催され同じ会期となりました。作家の持ち味の発揮された絵画世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

   根津真枝・山本恵子二人展

   6月8日(水)~6月13日(月)

根津真枝さんと山本恵子さんによる日本画二人展です。共に猫好きで四匹、五匹と飼っていて、飼い猫を絵にしたいと2年ほど前、道新文化センターで谷地元麗子先生の日本画教室に通いはじめ、今は武蔵野美術学院の谷地元教室で学んでいます。根津さん釧路市在住ですが月一度泊りがけで札幌まで通い制作されています。山本さんはスゥエーデンヒルズ在住で看護師として忙しいスケジュールの中でも制作。2回の教室展を経験して絵を描く楽しさを知り、めきめきと腕を上げています。「猫めく」と題してこの日のために描き上げた根津さん15点、山本さん14点の合わせて29点が並びます。猫愛に溢れ、それぞれの表情がよく観察され表現されて可愛さに癒されます。何より積極的に絵に取り組む姿勢に感心。この展示が今後の制作発表に繋がるとうれしいです

     金子圭太 展

   6月1日《水》~6月6日(月)    西区在住の金子圭太さん2年ぶり2回目となる個展。武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻を昨春卒業の新進気鋭の画家。高校時代はテニス部のスポーツマン、物つくりがしたいと大学へ進み1年時はデッサンに集中、2年時より油絵を発表し2018年いきな全道展道新賞、佐藤太清賞大賞を受賞。2019年全道展道新賞、銀座京橋サムホール展奨励賞、独立展佳作賞を受賞するなど活躍。今は京都芸術大学の講師を務めるなどして,独立展会友、全道展会友として画家の道を歩んでいます。「かげろう」と題して人物を描いた油絵を中心にイタリアの風景、鉛筆やアクリル画など合わせて17点を展示。画面に留めることを目標に細密に表現され、自身の小さな想いから生まれた空間の上に見る方が新たな物語を展開していただけたらと。今後の活躍も楽しみです。ご期待ください。

    北都館 名画の小部屋 

  ☆ 道内作家による銅版画  ☆  

   5月25日(水)~5月30日(月)

エッチング、ドライポイント、メゾチントなど様々な技法による銅版画。清水敦のメゾチント9点はじめ、一原有徳、伊藤倭子、伊藤仁、金沢一彦、澁谷栄一、渡会純介などの道内人気作家による作品を欲張って34点展示。それぞれの持ち味の発揮された風景や花などの静物、抽象作品とバラエティーに、銅版画ならではの繊細な表現の中に美しい色彩の作品たち。存分におたのしみ下さい。            

     香西富士夫 遺作展

   5月25日(水)~5月30日(月)

香西富士夫さん北都館で4回目となる個展「百花繚乱Ⅲ」、残念ながら遺作展となりました。昨年6月に予定され、9月に病気がわかり、毎年人気のサムホール展ではオーディエンス賞金賞を獲得し間もなくの11月8日逝去。誠実で温和な人柄で振り返っても良い思い出しかありません。小品を描いていると大作のアイデアが生まれるの言葉がうれしかったです。北海道学芸大学札幌校を卒業し長年高校の美術教師を務め、道展会員として高校時代より60数回連続で出品。今回はライフワークとして描いてきた花の油彩画26点を展示。赤青黄と色鮮やかな様々な色合いのオリジナリティあふれる花々が語り合い、こちらに微笑み返してくるようです。土、日には教え子の岡部さんによる朗読会で先生の川柳も披露されます。明るくオシャレな空間ごゆっくりとおたのしみ下さい。

      浩而魅諭 個展

   5月11日(水)~5月23日(月)

南区在住の浩而魅諭さん昨年のカシュー作家浜口秀樹さんとの二人展に続き北都館で2回目となる展示。北海道教育大学で彫刻を学び、今はプロの画家として活動。ボールペンによる細密描写で3年にわたり道新の「となりのイノチ」のカットを連載。昨年の道展で会員推挙。4月にはNHKテレビ番組の特集で紹介されています。たいとるの「SUB ROSA」は飼っているオオトカゲの名前「三郎三」からきていると、生き物たちを描いたペン画、水彩、立体など29点を展示。幼い頃から自然に親しみ、いつも身近にいた動物や鳥、昆虫や魚などが細密に描かれたオリジナリティあふれる絵からは、自然の営み生命の輝きが伝わってきます。大作も揃い見ごたえ十分。小部屋では漆を使った立体も。喫茶ギャラリー、名画の小部屋の両方を使った魅力あふれる展示。2週間の会期ごゆっくりとおたのしみ下さい。

     大下茜 作品展

    5月4日(水)~5月9日(水)

豊平区在住の大下茜さん大学を卒業して5年がたち待望の初個展となります。小さい頃より絵に親しみ、高校時代は美術部に所属。女子美術大学美術学科洋画専攻を卒業。札幌に戻り札幌武蔵野美術学院の講師を務めるなど、今はウポポイの札幌事務所に勤務。2017年全道展奨励賞、独立展入選、サッポロ未来展などで発表。今回は「つかのまゆめ世界」と題してP20からSMまで15点が壁を彩ります。夢の中で見た一瞬の空想の世界を表現。洞窟や貝、木々など長い時間かけて成長するものに惹かれると。空に浮かぶ大きな貝、木肌の模様、鍾乳洞、山や枯山水はガラスやプラスチックのように描かれ不思議な絵。また東洋的雰囲気が好きで、油絵なのにてかりを全く出さずマットな画面も特徴で、青の美しさが目をひきます。夢溢れるシックな絵の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

    北都館 名画の小部屋

  森弘志の風景画  ~2013 again Vol、1

    5月1日(日)~5月9日(月)

1960年新得町生まれ、在住。武蔵野美術大学中退後、地元十勝にとどまり「絵画とは何か」「この時代に平面を描く意味は何か」を根源的に考え制作する全道展会員。1988年安井賞展出品、1994年第一回VOCA展奨励賞、1998年帯広美術館で個展。時流の反対側に向かうエネルギーはあるのかの自問の中で描き始めた十勝の風景を2013年に完結。大変好評で北都館でも人気を集めました。多くのリクエストに応え9点を展示。この機会にぜひご堪能下さい。乞うご期待! 「~2013 again Vol、2 」8/24(水)~8/29(月)開催予定。

     田中郁子 展

   4月27日(水)~5月2日(月)

浦河町在住の田中郁子さん北都館では初の個展。子供の頃より絵が好きで、浦川高校美術部で油絵をはじめ。1999年新道展初入選、2007年会友、2011年協会賞、2012年会員推挙と順調に制作発表。2013年には京都造形芸術大学資格課程で臨床美術士4級を取得し臨床美術士としても活動。2019年札幌で初個展、昨年は隣町の様似町ギャラリー21で大規模な個展を開催。地元日高の文化振興にも貢献。今回は「~つながるさきへ~」と題して、今年描いた抽象新作20点を展示。今まで好きな絵を描いてきて、歳を重ねるごとに変化する作品、一つ一つの作品の奇跡が次へ繋がると、また見る方とも繋がっていけたらという思いも。自然体で描かれた絵は様々な色が組み合わされ赤色が印象的でダイナミックな画面。人間味伝わる絵の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

     稲岡由美子 作品展

   4月20日(水)~4月25日(月)

西区在住の稲岡由美子さん北都館では初、自身5回目となる個展です。子育ても落ち着いて学生時代から続けている剣道でケガをしてそのリハビリ中に道端でふと見つけたキノコの美しさに感動して写真に撮り、次第に水彩で描くようになり、絵の魅力に魅かれ個展も写真から絵へと移行しています。季節が良くなると西区近郊や喜茂別、ルスツなどにも足を伸ばし取材しています。撮りためた写真をモチーフに水彩で独自の世界観で描いた繊細でポップな絵。「キノコイロイロ」と題してF30 の2点を中心に21点を展示。インクで線描し絵具を何度も重ねて水彩とは思えない出来栄え。よく観察され、それぞれのキノコの特徴をとらえています。明るくカラフルな色彩からは楽しさも伝わってきます。はるのひとときごゆっくりとおたのしみ下さい。

    楓月まなみ 小品展

  4月13日(水)~4月18日(月)

北区在住の楓月まなみさん昨年に続き2回目となる個展。名古屋市生まれ、子供の頃より色に対する興味が強く、グラフィックデザイナーの道へ進み、結婚後専業主婦となり、私と社会との繋がりの希薄さを感じていて、10年前前衛書に出会いアートが社会と繋がる存在となる、京都造形芸術大学通信教育学部で学び抽象画の制作を始める。2019年新道展で協会賞を受賞、昨年は佳作賞で会友推挙とtなっています。新道展はじめグループ展などで精力的に発表、大作も手がけ制作意欲には感心するばかり。「ときのきら」と題して、時の流れの中で良いこと悪いこと含めたきらめきを表現したF8からF0まで21点を展示。アクリル絵の具を重ねレジンでコーティングされた画面からは様々な色が響き合い輝きを放っています。ミニ作品やポストカードも揃い、センスあふれるオシャレな抽象世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

     佐々木ゆか 小品展

   4月6日(水)~4月11日(月)

豊平区在住の佐々木ゆかさん北都館で3回目 の個展。武蔵野美術大学を卒業、今はセントラルで画材の販売に従事しながら制作を続け独立展、全道展などで発表し受賞するなど活躍、将来が期待されます。コロナ禍で公募展も中止が続く中、道内外のグループ展などで積極的に活動。今回は「境」と題して現代における存在の境目をテーマに描いた油彩F20からミニサイズまで21点が壁を彩ります。「多くの人がハッと息をのむような誰かの心を浄化するような絵を目指している。」と人物画が主体で自身なのか若い女性の顔、姿が描かれ、命の輝き儚さ、魂の流転などが表現され、美しい色彩が印象的でエネルギッシュな生命感が伝わります。画風の変遷も見られる展示。若き情熱に満ちた絵の世界ごゆっくりとおたのしみ下さい。

  北都館 名画の小部屋 Vol、116

  神田 一明  ー 心の風景 ー

   4月1日(金)~4月30日(土)

旭川市在住のベテラン画家、行動展、全道展会員として制作発表を続けています。北都館での個展も毎年で10回目となります。この3月には88歳となり今も毎日筆を執る日々。ライフワークとしている風景画小品13点が壁を飾ります。F20「白いカーテンのある室内」は70年代の青の時代を思わせる青や濃紺を主調とする室内画。窓辺からのF8「夏去る」。イエローオーカーを主体とした港町風景。グリーンが鮮やかな池畔風景。何度も同じモチーフを描かれていて、どれも絵具が重ねられ深いマチエールで、色彩が際立って見えます。見ごたえのある絵この機会にぜひおたのしみ下さい。3月までは旭川美術館で待望の神田一明・日勝展が開催され、4月からは鹿追の日勝記念館に巡回します。興味深い展示となっています。

    生洋子 油彩展

  3月30日(水)~4月4日(月)

豊平区在住の竹生洋子さん北都館では初となる個展。独立展会友、全道展会友として制作発表を続けています。子供の頃より絵に親しみ、高校時代は道展会員故亀山良雄氏に絵を習い、卒業後もその仲間と「グループ未知」を結成し今までに54回の展覧会を重ねています。20年ほど前からは木村絵画教室に通い自らの画風を確立するべく制作に励む日々。今回は9年前の時計台ギャラリー以来久方ぶりの個展となり「記憶の象」と題して油彩による抽象作品F50を中心に

SMまで19点を展示。公募展の大作と同じテーマで、30代から健康のために続けているヨガや母体からイメージして画面構成、絵具を何度も重ねてうねるような重厚な画面が魅力です。小さな絵は具象で表現、猫の後ろ姿が印象的です。長い制作の中で培われた思いのこもった絵ごゆっくりとおたのしみ下さい。

     金山当子 小品展

  3月23日(水)~3月28日(月)

白石区在住の金山当子さん北都館では初の展示となります。四国徳島の生まれで、子供の頃は絵を描くとよく褒められていたという。結婚を機に北海道へ、室蘭では二科展会員、全道展会員の故熊谷善正氏の教室に通い二科展、全道展

にも出品。札幌に住んでからは全道展会員故砂田友治氏の教室へ、先生亡き後も仲間と空間Uを結成し互いに刺激し合って毎年展覧会を開催し15回を数えます。個展は8年前の時計台ギャラリー以来となります。「なごりの日々」と題してアクリルによる明るい色彩の抽象画F15からSMまで25点を展示。風景や静物をスケッチしてから抽象的に表現した思い伝わる絵。50年以上に及ぶ制作を振り返り、満足感とこれからの制作にも意欲が伺えます。継続は力なり、ステキな絵ごゆっくりとおたのしみ下さい。

    高橋弘子 個展

  3月16日(水)~3月21日(月)

白石区在住の高橋弘子さん北都館では昨年に続き2回目となる展示となります。札幌市立高等専門学校インダストリアルデザイン学科卒業。2013年より作品の発表をはじめ10年がたちますが20回近くの個展、グループ展など精力的に制作発表、自らの作品世界を展開しています。「世の中、自身の周りの様々なことについて、その真意、根本は何か、生きることとはどんなことなのか」の疑問をテーマに制作。今回は「ありがとう」と題してこれまでの作品を中心に、新作のアクリル画4点を含め18点を展示。M50の新作「愛だけ残る」を始め、絵を描き始めた2013年のオオカミを描いたF15「they are gone」も見られ制作を重ねるごとに、また展示を経験することで絵の変遷進化も感じられます。自らの人生と重ね合わせた思慮深い絵ごゆっくりとおたのしみ下さい。

     糸塚章子 個展

   3月9日(水)~3月14日(月)

東区在住の糸塚章子さん北都館で昨年に続き4回目となる個展。学生時代より絵を描くことが好きで結婚後、故八木伸子先生の絵画教室に通いはじめたのが30数年前、今は道彩会会員として実力を発揮、持ち前の行動力で事務局を務めています。また水彩画だけでなく版画や日本画などにも興味を示し制作の幅を広げています。今回はこの一年の間に描き上げた水彩による風景、静物など22点が壁を彩ります。20号の「北大構内・春」はじめ、開拓の村、百合が原公園、中島公園などが現場で短時間に勢いのある筆致でのびのびと仕上げられ、その場の思い入れが伝わってきます。ランプやビン、人形などの静物。バラやシクラメンなどの花も生き生きと描かれています。リトグラフ、銅版画も並び絵がいつも暮らしの中にある様が伺えます。爽やかな水彩画ごゆっくりとおたのしみ下さい。

北都館 名画の小部屋 Vol、115 関川敦子  ーHANDeMADE版画と豆本と小さいものー

    3月2日(水)~3月31日(木)

札幌市生まれ,在住。大谷大学美術専攻科デザイン専攻コース終了。大谷大学で講師を務め、全道展会員として優しく暖かな画風のリトグラフを発表。日本豆本協会会員として教室を主宰。2006年より続く彼方アツコさんとの「二人のAtsukoの版画展」は12月恒例の人気展示となっています。今回はリトグラフと豆本を展示。リトグラフに手彩色のウサギやネコをモチーフとした絵はほのぼのとして春を感じます。巴里十八景はパリの情景がユーモアたっぷりに描かれています。まんまるお月さまのシリーズは月とうさぎで12ヶ月を表現。どれもやわらかな色彩でファンタジックな世界。リトグラフを原画とした豆本は精巧につくられ手先の器用さに感心するばかりです。優しく暖かなひとときごゆっくりとおたのしみ下さい。

    本庄世奈 個展

  3月2日(水)~3月7日(月)

白石区在住の本庄世奈さん、帯広大谷高校美術部から道都大学美術学部へ進み、2017年道展佳作賞、光風会展奨励賞を受賞、2019年光風会会友となり、JRタワーアートプラネッツなどグループ展などで発表。卒業後は高校教員、フィットネスクラブのインストラクター、ヒップホップダンサーなどを経験。好きな絵をこの先ずっと続けたいという思いでアルバイトをしながら制作に励んでいます。待望の初個展でこの10数年の集大成を見て欲しいと。「澱んだ光」と題してP40からミニサイズまで22点が壁を彩ります。理解できないけど、少しだけ共感できるような曖昧さを作品にくわえ、共感、嫌悪感、哀愁感を深く考えながら気持ちの内側に触れるような作品を残したいと写実的表現のキツネなどの動物や花と蜂シリーズ、子供シリーズ。持ち前の明るさ、積極性でこれからの活躍期待しています。

   北都館 猫の絵画展 Vol、5

   2月23日(水)~2月28日(月)

2月22日ニャンニャンニャンと猫の日にちなみ始めた猫の絵画展も5回目を迎え、回を追うごとに人気を増しています。今年は日程の都合により23日からの開催となりましたが13人の作家が日本画、油彩、アクリル、水彩、ミクストメディア、木版画、メゾチント、テラコッタ、羊毛フエルトと多彩な作品39点が揃いました。また猫柄のかわいい布小物も並びます。自ら猫を飼っている方も多くそれぞれの愛情のこもった絵の数々に店内は猫一色のたのしい空間に。ご来店の方にはおたのしみスピードくじで絵や手ずくりのお菓子などがもれなく当たります。まだまだコロナ禍の厳しい状況は続きます。また例年になく雪の多い冬となりましたが、陽気もよくなり春の待ちどうしい季節。ホッと一息くつろぎのひとときお過ごし下さい。かわいい猫たちがお待ちしてます。

    伊田光里 日本画展

   2月16日(水)~2月21日(月)

豊平区在住の伊田光里さんの初個展となります。札幌市生まれで、幼い頃より絵に親しみ、北海高校美術部では油彩画を描き、2年時には学生全道展で優秀賞、有島青少年絵画展で奨励賞を受賞。3年時には学生全道展で最高賞の協会賞、有島青少年絵画展で奨励賞を受賞するなど期待されています。北海道教育大岩見沢校に入学してからは自分の描き方にあっていると日本画を専攻し4年間学びこの春卒業となります。これまでの成果を発表する機会「夢のなか」と題して14点が並びます。F40をはじめとして、自らの見たい夢の世界を表現し、日本画ならではの美しい色彩でやさしさに満ちた絵の数々。この4月からは新社会人として就職も決まり、この先絵を続けて行く方向性も見えてくる展示。若い才能を開花させるべく制作を続けて欲しいです。

     佐藤国男 木版画展

   2月9日(水)~2月14日(月)

函館市在住の佐藤国男さん北都館で4回目となる個展。北桧山高校を卒業後上京、工場で製本や家具つくりに関わり、夜間は東洋大学仏教学科で学ぶ。昭和55年函館に戻り大工を生業としながら、現場で余った木材をビューと鉋がけし宮沢賢治の童話を墨で下絵を描き、彫刻し、版画にする楽しみを発見。大工の経験が絵描きの夢を進化させ本職となった。「木は実に良いもので、柔らからず、固からず触っているだけで不思議と安心感があり、日本の文化木版画をたのしんで欲しいと。」40数年にわたり「銀河鉄道の夜」などを描き続け、今回も「雨にも負けず」など大小26点が並びます。手彫りの特製額も魅力で黒が際立った空間。11日、12日には朗読会も開催、より作品世界を盛り上げます。木への思いを大切に人間味あふれる作品に心温まるひとときお過ごし下さい。

  北都館 名画の小部屋 Vol、114

   菱野史彦・亮子 ー如月好日ー

   2月2日(水)~2月28日(月)

昨年に続き北都館でご夫婦で2回目となる展示。史彦さんはミニチュアのストーブ大小29点、一枚の鉄板を叩き出し成型した様々な形に、黒だけでなく、着色されたものも、それぞれに目があり色々な表情が現れ暖かさと共になつかしさを感じます。亮子さんは「モリネコ」というブランドで真鍮でつくったブローチ、ピンバッチ、ヘアゴム、ピアス、バレッタ、ふぞろいな皿、ミニスタンドなど盛りだくさん。経年変化により味わい深さを増す素材の魅力を最大限に引き出せる作品作りを目指していると。パルプと真鍮でつくられた不思議な動物もかわいいです。共に展示にもこだわり、洗練された仕事ぶりが伝わります。厳冬、コロナ禍の中、心温まるひとときおたのしみ下さい。

 

  勝木七子・宮本紀美子日本画展

   2月2日(水)~2月7日(月)

新春日本画展に引き続き、前半だけで4回の日本画展が予定されています。その第一弾となる展示。二人とも子育てもひと段落して、猫好きが高じて大好きな猫の絵を描きたいと2020年より道新文化センターで谷地元麗子先生の日本画教室に通い日本画の美しさに魅せられ熱心に制作、2回の教室展を経験して初の二人展開催となりました。「猫の時間(ねこのとき)」と題して勝木さん12点、宮本さん13点が並びます。飼い猫をモデルに今年の干支寅とのコラボした絵をはじめとして、様々なシーンに猫が登場しやさしさ伝わる絵。「好きこそものの上手なれ」の例え通り2年程のキャリアとは思えない出来栄えで、絵を描く楽しさが伝わってきます。猫グッズもたのしさをもりあげます。寒さ、コロナを吹き飛ばすあたたかな空間に、癒しのひとときお過ごし下さい。